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警視庁刑事部鑑識課に所属する刑事。 白いヘッドホンを常に身につけており、人との会話時以外は音楽を聴いていることが多い。 幼少期からピアノを習っており、現在まで続けている趣味となっている。 曲を素早く耳コピして弾くことを得意としており、気に入った様々な曲をピアノアレンジにするのが好き。 クラシックよりもキーボードすら使っていないようなロックバンドの曲のほうが好きである。 足でリズムをとり、机を弾く癖がある。 （興味P《聞き耳》《芸術（ピアノ）》） 耳が良い一方で鼻と舌は良くない。 結果的に味が濃いものを好むことになるが、ただでさえ不規則になりがちな刑事としての生活の中で塩分濃度の高い食事を摂り続けることに抵抗を感じている。どうせ味にこだわれないのであればいっそ栄養さえカバーできれば問題ないと考えており、食事の大部分をサプリメントやプロテイン、ゼリー飲料などで賄っている。（興味Pの《生物学》はこれら栄養学に関する知識） 血液を経口摂取する事で、その主の断片的な記憶を得ることが出来る特殊な能力をもつ。 自覚したのは小学校のときで、怪我をした友達の手当をしたときに誤って血液を舐めてしまったことで発覚した。 親友と呼べる仲の友人であったが、その際に友人が駄菓子屋で万引きをしていたことを知ってしまう。 それとなくその件について触れても友人はシラをきるばかり。環束としては常識ではありえない方法で通常知り得ないことを知ってしまい、この能力が本物か確認しようと思い至る。小学生が血液を取得するのは簡単なことではない。得意でもない外遊びに積極的に加わり、よりスリリングなシチュエーションへと学友たちを誘った。鬼ごっこをする際には藪や竹林を選び、工事現場や廃屋へ忍び込むような危険な遊びをする際は積極的に同行した。そうして友人たちが怪我をするのを待ち、そのたびに手当をした。といっても擦り傷を創った友人に対し、唾をつけて絆創膏を貼るだけだったが。それは周囲から環束がその役目を行うのが当然という評価になるほどに続いた。数多くの友人たちの記憶を盗み見ては、その能力に確信を持っていった。 学期が変わる際には周囲に推薦されて保健委員になり、保健室にきたけが人の血液を入手できるようになった。もはや血液の摂取は環束の趣味を言って差し支えないほどになっていた。良くないことはわかっているが、やめられなくなっていた。自分が知り得ない人の秘密を知ることに愉悦を覚えていたのか、他人の見えない一面を知っておくことで安心感を得たかったのかは定かではない。 しかしながら、この能力が前向きに働くことのほうが遥かに多かった。 年齢を重ねるに連れ、能力を使う頻度は減っていったが、未だに能力が健在である自覚はあった。 環束が刑事になったと知ったとき、彼の旧友たちは揃って「お前は医者になるのだと思っていた」と言った。 人の裏の顔を多く見すぎてしまった環束にとって、他人は到底信用できるものではない。 それは警察関係者であっても同じである。むしろ警察関係者のほうが信用できない。 実際に所属しているからこそわかる、不自然に処理された事件を何件も見た。そういった事件はたいてい能力で知ったことと真相とされていることが乖離しており、意図的に証拠が伏せられていることを感じた。 より権力に近いものほど裏事情があるというのは仕方ないことだろうか。 ------------------------------------------ 【公開HO】 HO4 コード名は【月】 貴方は刑事部鑑識課の変わり者刑事である。 【秘匿HO】 HO4【月は幻惑である】 刑事部鑑識課の変わり者刑事。年齢は24歳以上。 貴方は血液を経口摂取する事で、その主の断片的な記憶を得ることが出来る。 それは摂取した人物の記憶が無作為に、映像として頭の中に流れ込んでくるというものだ。 初めてこの力に気付いたのは小学生の頃で、以来この力により事件を解決に導いた事も少なくはない。 貴方はこの能力に対してどう思っているか好きに決めて構わない。 能力を人の役に立たせるため、他人の人生を垣間見れることに愉悦を覚えたため、など。 とにもかくにもその理由のために刑事部鑑識課に身を置いているのだ。 そんな貴方は今回「四肢漁り」のチームメンバーに抜擢された。ここまで大きなヤマを担当することは今まで無かっただろう。 兎に角にも貴方は【この能力を使用しうる理由】が行動理念に置かれている。 ◆HO恩恵 【メリット】 ①貴方はどうであれ他人の血を経口摂取出来る人間である。そのため強靭な精神力を有しているだろう。POW＋3(但し上限は越えない) ②能力 血液を経口摂取することにより、その人物の記憶を無作為に見る事が可能。いつの記憶を見るかなどの指定は出来ないが、死体であれば「死の直前の記憶」を見る事が多い。 この能力は一日に一回使用が可能である。 【デメリット】 ❶貴方は鑑識課の中でもかなり浮いた存在である。血を経口摂取される所は恐らく目撃されていないが、能力を使用している最中はその場で立ち竦んでしまうことが多い為、死体の前等で不自然に留まる時間が長かったせいもあるのだろう。 貴方は警察関係に対する信用が著しく低い。その為、警察関係者に交渉系技能を振ることが出来ない。 ❷能力の経口摂取のせいか、貴方は味覚もとい嗅覚があまり機能していない。聞き耳を最大技能値50%までしか振ることが出来ない。 又、能力を行使した際、聞き耳が-1される。 また、本シナリオオリジナルとはなりますが［鑑識］での職業技能取得を推奨します ［鑑識］ 技能：薬学、生物学、医学、追跡、法律、目星、日本刀 ＋次の中から1つ▶︎言いくるめ、説得、運転、組付、聞き耳 【脇差】 太刀よりも一回り小さい刀身を持つ。ダメージ量は太刀、大太刀に劣るが小回りがきく為急所を狙いやすい。 ▶︎ダメージ1d6＋1＋db／ラウンド2回攻撃可能／＋1の固定値がつく。 (db含まない)最大値14

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