タグ： MaiAの姉

代々続く医者の家系に、双子として生まれた。が、生後間もなく両親が離婚し、入婿であった父親側に引き取られた。 引き取られた後も、母親側の意向もあり医療の知識は詰め込まれたものの、捨てられたという意識があってかきちんとした医者となること自体には抵抗があった。そんな心情を察してか否か、父親は心身を鍛える術、または理不尽へ抵抗する術として知り合いを通じて剣術を覚えさせた。 ある時、双子の兄の存在を知った。それから、家との面倒なしがらみも。 叶う事なら、解放してあげたいと思った。その為にまずは、自らの行方をくらませて、裏の世界へと足を踏み入れた。 これまでに蓄えてきた知識や力は、闇医者として活動するには十分に役に立った。 いつか、二人で一緒に生きられたら、それはとても素敵なことだろうな、とは思う。まぁ、そもそもとして、おそらく認識もされていないのだけれど、なんて。 舞姫マイとは、互いの仕事の最中に出逢った。彼女は当時敵対側の人間ではあったけれども、医療の立場にいる時だけは自分は中立であると主張し、その場にいたもの全てに治療を施した。その場で唯一意識を保っていた彼女は、自分を見逃すことでその恩を返した。 その後も、時折顔を合わせることがあるが、お互いに黙認することが多い。 ちなみに、紅月キラという名前は偽名である。 ＊3-7 俊敏(回避の初期値がDEX×2(18)→DEX×5(45)に上がる) ＊2-7 珍しい技能(普段の生活では役に立たない、使う機会が無い技能を1つ、KPと相談して決め割り当てることが出来る。使えるポイントはINT×5)

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