タグ： 沙助んち

【特徴表】 　2-1 手先が器用 　3-6 格闘センスの持ち主 中国出身の医者。分野としては整形外科と東洋医学を得意としている。 武道については活法・殺法と分野が分かれており、活法は治療･医療の分野に、殺法は武術としての側面を持つ。 それゆえに武道の心得を持ち、健康法の一つとして習慣的に行っている。 「ッカァ～～～～ただただお利口さんに本ばっか読んで効能が身に付きますかねェ？」と、 技術や知識の習得においては実技･実践を重視した結果、当たって砕けろ精神が鍛え上げられた。 薬学についても何回か死にかけたがおかげで効能と副作用を理解した。 以下、別に読まなくてもいい話。▼ 母親は若くして自分を生み育てた。父親の顔は知らない。 貧しい暮らしを強いられ、金になりそうなものは適宜売り払っていたが、知識だけはどれだけ貧しくても奪われたり失われることはないと、勉学に励み、優秀な成績を修めることで学費を浮かせていた。留学についても最初は｢金が勿体ない｣と消極的だったが、｢これまで免除されてた学費の分金が浮いてるから行ってきなさい｣と送り出された。なお、卒業後に帰国したが、卒業証書を渡すはずだった母は病に臥せっていた。留学先で学んだ薬膳や薬効茶などを母にふるまったりマッサージしたりと看病を続けていたが、敢え無く息を引き取った。後に聞けば、彼女が生活に苦しんでいたのは変わらずで、一人になってからも夜の仕事を続け、心身ともに無理が祟っていたとのこと。留学に送り出す際に『金が浮いている』と言っていたのは強がりで、｢当時、本来払うべき金を払わずに済んだおかげで生活が出来ていただけで、十分な貯蓄があったわけじゃない｣というのが真実。一人分の食い扶持が減った分多少余裕は生まれたが些細な事。その上過去の経験から、誰か――特に男性に頼ることが出来ず、あらゆる全てを自分一人で抱えていたことも原因の一つだった。唯一の救いは、ひとり息子の真龍には心を開いていたため、最期の看病を受け入れたこと。死に顔は安らかだったという。 葬式は簡単にではあったが何とか済ませ、墓も用意したが、社会に出たばかりの身では厳しいものがあった。稼ぎのことを考えてもう一度日本に戻り、母が働いていたような夜の街で院を構え、働きながら生活している。技術も知識もあるため収入は十分にあるが、稼ぎは貯蓄に回している。ある程度貯まったら母の墓を移して整えてやりたい。ずっと我慢して生活していたのだから、墓くらいは立派にしてゆっくり伸び伸び過ごしてほしいとのこと。 親の脛を齧るばかりで自分では何も成せないくせにいきがる子供は嫌いだが、子供そのものが嫌いなわけではない。ただ、世間の厳しさと貧しさを知っている一方で、大人げない部分もある。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ