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狗飼 杏悟(いぬかい あんご) 22歳 ■性格 いつもどことなく不機嫌そうな顔を浮かべている男。あまり笑わず愛想が無い。淡々とした様子でしっかりとしているように見えるが、実は結構感情的ですぐに怒ったり動揺したりする。とはいえ打たれ弱いという訳ではなく、肝自体はあぐらをかいて座っているレベルで打たれ強い。感情が表に出やすいという意味。 冗談が得意ではない。特に大事な場面で冗談を言われると相手への殺意のボルテージがめちゃくちゃ上がる。普段から冗談を言われるとマジレスしてしまうような面白みにかけた人間。ちなみに理解できなくてマジレスするのではなく、しっかりボケの意味を理解したうえでくだらないからマジレスをしている。クソ真面目野郎。でもたまに思考放棄して全てがどうでも良くなる。普段は慎重に慎重に動くタイプだが、ヤケクソになって大胆な行動をする時もある。 人のことを敬うことをしない。そのため、どんな相手であろうと敬語を使わない。みんなにタメ口。でも煽る時は敬語使う。舐めとんのか。 身長が低い。そしてそれを気にしている。そのため5センチのヒールを履いて170cm気取っているが実際は165cm。小さい。身長弄りが大の地雷。うるせ〜！しかし自分の顔が良いことは自覚しているので、顔の良さでカバーしている（つもり） 好きな物→杏仁豆腐、家事、祖母 嫌いな物→満屋、犬(というか動物全般)、ジョーク、からかわれること、身長をいじられること ■SV 一人称俺、二人称アンタ 「狗飼 杏悟。…何、他に何言えって言うの」 「はぁ…どうも…。別に褒めても何も出ないけど。」 「誰がアンタの言うことなんか聞くかよ。そろそろうるさいから黙ってくんない」 「ああ…ふとんでかけてるってわけね、そのダジャレ。つまんな、そんなこと言ってないで仕事したら？」 「チビだァ？は、アンタの器ほどは小さくねぇよ、死ね」 「ｽｩーーーーーｯｯｯ………ハァ〜〜〜……キレてない、キレてねぇから、ちょっとなるべく不幸な方法で死んで欲しいと思ってるくらいで」 「……！！！！………………！！！！！(全力で怒りを抑え込もうとしている図)」 「ええ、いいと思います。凄くいいと思いますよ。アンタ様のおっしゃる通りです。(思考放棄)」 ■過去 殺されたのは家族。家族構成は母、祖母、杏悟。父は母を孕ませた後責任から逃れるように消えた。 生まれは普通の一般家庭、都市部から少し外れた住みやすい土地。 幼い頃から不可思議な出来事によく巻き込まれた。その度に幽霊だなんだと騒いでいた杏悟を母親は大層気味悪がり、何度も施設に預けることを考えるほどだった。実際、杏悟に寄せ付けられた怪異によって何度か気味の悪い出来事に巻き込まれていたこともあり、忌み子のような扱いを受けていたのだ。しかし、施設に預けるだなんてことをしてしまえば、ろくでもない親だと思われてしまうかもしれない。ただでさえ男に逃げられたような可哀想な女だと思われているのに…。そうやって社会の目を気にし、己の保身のために外では良い親の振りをしていた。 しかし、そんな両親とは裏腹に祖母は常に杏悟の味方であった。 両親がどんなに杏悟を忌み嫌い、愛を注いでくれなくても、祖母だけは杏悟に愛をたっぷりと注いで育ててくれた。それは母親にとって都合の良いことだった。自分が育てなくても、祖母が全てを行ってくれる。 それを理解してからは、母親は家で杏悟に干渉することをやめた。 杏悟も幼いながらにして己が親に嫌われていることを理解していた。悲しみや怒りももちろん感じたが、祖母の大きな愛がそれを和らげてくれていた。 こんな調子で歳を重ね、17歳になった。相も変わらず母親とは冷戦状態、祖母とは本当の家族として過ごしていた。 ところがそんな日常が、満屋によって突然壊されたのである。 正直、母親が殺されたことに関してはどうでもよかった。興味が無かったし、むしろ清々したくらいだ。しかし、問題は祖母である。なぜ祖母までもが命を奪われる必要があったのか？ 彼は正義に繋がるお金のためだと言っていたが、どちらにせよ唯一の家族である祖母が断捨離の対象に入ったような感覚が、心の底から不快だった。 それだったら、せめてお金のためだけ、私欲の為だけに殺してくれた方がよっぽどマシだった。正義のための殺戮とほざくのであれば、殺されるのは母親だけでよかったのに。正義のために祖母が殺されてしまうならば、この世を良くするためには誰が必要であるのか。「お前はいらない子供だ」と理不尽に罵倒する母親と、「私の可愛い孫だから」と無償を愛を与えてくれる祖母が、同等の価値であるというのか。 どうしても悔しくて、悲しくて、憎たらしくて、杏悟は復讐を誓う。 その後、後見人として名乗り出たのは遠い親戚の猿樂だった。猿樂を通して異端者地区があることを知り、HO1を追いかけていくことになる。 祖母に学校に行けと言われていたこともあり、高校はきちんと卒業するまで在籍。18歳の頃に異端者地区に移動。HO1と無事再会し彼を殺すつもりだったが叶わず、代わりにバディを組むことになった（⁉️） ■今の過ごし方 HO1と一緒に住んでいる。理由はわざわざ住むところを探すのが面倒、HO1のそばに居ることで殺す機会が増える、弱みを見つけ出せるかもしれない、等である。杏悟が勝手に住み着くような形で転がり込んだ。 ■技能について 組み付き→仕事中、殺すなり武器をとるなり脅すなり、何かしら動きを封じることをしていると思ったため。

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