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技能：ホスト、ホステス（クトゥルフ2015） メルゴーカレッジ第五寮の監督生。五学年。 常に柔らかく微笑んでいて、おっとりとした優しげな性格。(に見える) 誰にでも分け隔てなく接し、上級生には礼儀正しく、下級生には面倒見よい。(に見える) 人の話を聞くのが好き。(に見える) それなりに裕福な家庭で産まれる。祖父母が急死し、遺産問題で親戚中の雰囲気が悪い中で育ったことで人間不信になる。 器量が良いため、親に周りの権力者や親戚の挨拶周りに連れていかれているうちに人の顔と名前を覚えるのが上手くなる。 家庭環境も外面だけで過ごしている。 常に表情を作っていて、素の表情を出すことはほとんど無い。 自分の顔がそれなりに良いことと、人当たりが良く見えていることを理解しているので、最大限自らの利益のために利用しようとしている。 政治家の家系で、本人もそれを継ぐように言われているが、そんなつもりは毛頭ない。 今は忠実に聞く素振りだけして、独り立ちしたら家族とも絶縁するつもりでいる。動物園の飼育員とか農家になりたい。人間よりマシ。 「皆、廊下は走らないように。怪我しちゃうからね〜」 「本日もご機嫌麗しゅう……霧が少なくて絶好の散歩日和だね。午後にお茶でもどうかなぁ」 「流石は王の学徒だぁ。後で僕にも勉強教えてくれる？」 「人の心は簡単に揺らぎ、崩れ、裏切り、下の者を見下し利益に見合わないと知ったらすぐに手のひらを反すものなんだよ」 「口約束、友情、愛、絆、その全てに……何処に絶対的な信頼が存在すると言うの？」 「どうしてそんなに他人を想うことがあるの？ ふふ、僕にはわからないなぁ」

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