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■職業：原初のアルカナ　［EDU*20］ 〈杖〉〈回避〉〈原初のアルカナ〉〈芸術（カリスマ）〉〈オカルト〉〈目星〉 ■選択武器：杖　POW+2 ■その他補正 ・原初のアルカナ+25 ・クトゥルフ神話技能：1D20+10→18 初期SAN80－ク神18=現在SAN62 ■設定 かつてアラブ語圏からイギリスに移り住んだ一族の子孫。 その言語自体はもはや生活の中で使われていないが、名前の響きなどは大事に受け継がれてきた。 サーリヤはレイクランドのとある小さな町で生まれ、平凡な生活を送っていた。 しかし、15歳の時に、閉塞的な暮らしに嫌気がさして家出をした。 １週間ほど城塞内のあちらこちらを放浪したが、行く当てもなくお腹をすかせていたところを「隠者」の部隊員に保護される。 部隊員にも両親にもこっぴどく叱られたが、その後も何度か家出は続いた。 ついには両親も折れて、物資の運送業を営んでいる親戚のもとで働くことを許可された。 それから３年間、仕事で様々な土地を訪れた。 １９歳になった年、移動中に大規模な事故に巻き込まれ、お世話になった親戚が死亡。自身も負傷する。 運び込まれた神話殲滅機関アルカナ総合療養施設にて数か月入院することになった。 そこで初めて、機関で働く人たちがこの地域の安全を保障し、支えてくれていたことを目の当たりにし、感銘を受ける。 退院したサーリヤは人々の助けとなれる仕事に就いて生きていくことを決意。 両親のもとに帰って、心の病を癒す職を目指して勉学に励み始めた。 ２０歳を迎えたある日、休憩がてら夜空を見上げていたその時、大きな流れ星を見た。 はっと息をのむと、自身の体がほのかに光を放っていることに気づいた。 「隠者」部隊の隊長が亡くなった知らせが彼女の住む町に届いたのは翌日のことだった。 しばらくして機関の人たちに発見され、アルカナについての説明を受けた。 研修と訓練を受けたのち、２３歳で「隠者」部隊の隊長に就任することになった。 今年で隊長歴１２年になるサーリヤだが、重要な案件以外はあまり口を挟まず、隊員の自主性に任せている。 代わりに指揮を執っているのは副隊長のイザベラだ。 そこにあるのは部隊への信頼なのか、はたまた再発した放浪癖なのか…。 今でも時折「修行に出かけてくる」といって、側近のザフィーラだけ連れて人気の少ないところで瞑想している。 ■戦闘 　≪アルカナの発動について≫ 杖から垂れ下がるランタンから漏れる灯は２２個あり、それぞれが各隊長と対応している。 隠者が灯を吹き消すと、対応する隊長の気配が一時的に消失し、敵から認識されなくなる。 逆に、隊長の命が戦場で尽きると、対応する灯も消えてしまう。 「君たち隊長格の灯はとても強い光を放つ。 　わたしの力を以てしても、その存在を隠匿できるのはわずかな時間のみ。 　引き際を見誤らぬように…」 　 攻撃時は、ランタンからもれた灯から魔術的な光線を照射する。 暗い夜道には便利。 ■部隊 ○副隊長：イザベラ・トンプソン（48）（女） 　隠密行動を得意とし、斥候や偵察で積み上げてきた実績をもって多くの隊員から尊敬されており、部隊の中では英雄的な扱いである。 　前任の「隠者」のころから副隊長を務めており、50歳を迎えたら引退しようと考えている。 　本当ならもっと早くに副隊長の座を若い人に渡したかったのだが、サーリヤから強く引き止められ仕方なく続けていた。 　最近は、次期副隊長候補たちの育成に力を入れている。 ○側近：ザフィーラ（20）（男） 　10年前にサーリヤが引き取った孤児。 　なんとなくアルカナの素質があるような気がして放っておけなかったらしい。 　少年のころからサーリヤに連れまわされ、いろんな地域を見てきた。 　はじめは、サーリヤの身の回りの手伝いをしていたが、成長するにつれ、部隊の仕事も任せられるようになった。 　 ○部隊の雰囲気 　「神話殲滅機関アルカナ総合療養施設」が近いこともあり、部隊の周囲には心や体を病んだものが多く生活している。 　先代のころから「隠者」の隊員たちはそういった人々の痛みに寄り添いながら、自立ができるように図ってきた。 　世話焼きという言葉では語弊があるが、困っている人を放っておけない性格の者が多く所属している部隊だ。 　サーリヤの代になってからもそこは変わっていない。 　戦闘においては、陽動や偵察を担当したり、傷ついた人々の避難を補助したりすることが主な仕事だ。 　生き残ることに長けた人材が多くるため、結果的にベテランの隊員の数が多く、新人教育の基盤がしっかりしている。 ■コンバート元/新規 新規 ■カラーコード 未定

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