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ウタカゼ PC作成ツール
イーリス
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イーリス
タグ:
zawazawa
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能力と技能
種族
コビット
ネズミ
イタチ
カエル
リス
モグラ
トカゲ
ハリネズミ
守護龍
[1]風
[2]雨
[3]雲
[4]影
[5]月
[6]歌
能力値
勇気
知恵
愛情
希望
↓
技能名
戦い
冒険
騎乗
狩り
感覚
学問
歌
説得
心話
初期値
成長値(合計
0
回)
他修正
ダイスプール
戦い
冒険
騎乗
狩り
感覚
学問
歌
説得
心話
希望
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特技
特技名
レベル
タイミング
コスト
技能
効果
連撃
猛打
跳躍
突撃だ!
連射
狙撃
一斉射撃
みんなの歌
こころの歌
輪唱
戦術
盾の陣形
予測回避
静寂の歌
かばう
挑発
直感
医術
癒しの歌
頑張る
名騎手
目星
ひらめき
なかよし
心の声
希望の風
応援
荒野の助け
大空の助け
/
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リュックサック
アイテム名
解説
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友情
対象名
友情値
Lv.
詳細
0
0
0
0
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0
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
年齢
性別
身長
体重
髪の色
瞳の色
肌の色
頭装飾品
近接武器
飛び道具
楽器
体装飾品
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その他メモ
虹色のウタカゼ。 虹は、雨を乗り越えたその先に見える。 だから、どんな困難でもその先に希望があることを信じてやまないのだ。 イーリスはミューゼ村出身である。 ミューゼ村では音楽が盛んであり、誰もが夜な夜な楽器を演奏していた村であった。 ミューゼ村が音楽が盛んになったのは、曾祖母のアセトの影響である。 祖母のアセトは歌の守護龍ウタカゼであり、彼女が村へと外の歌を、音楽を沢山持ち込んだのである。 イーリスも得意の角笛を吹いて楽しく暮らしていたが、周りよりも技量が劣っていた。 初めは気にしていなかった。 しかし、次第に気になり始めた。 だから、必死に練習した。 それでも、成果は芳しくなかった。 ”どうして自分だけができないのか” 自分だけ、周りの皆はできるのに。 イーリスの中に憎しみの感情が渦巻く。 魔が差す。 昔の大きい人の言葉である。 イーリスの瞳は赤く染まっていた。 イーリスの異変に気がついたのは、やはりアセトであった。 村人を襲わんとするイーリスに対峙するアセト。 イーリスは構わず拳を振るう。 アセトは避けなかった。 拳を身体で受け、それでも、まっすぐ、イーリスを見据える。 彼女の黒い瞳が仄かに青く色づいた気がした。 アセトは口を開く。 紡がれたのは歌であった。 優しく、それでいて希望に満ちたメロディ。 彼女自身の人生を唄ったような内容であった。 ウタカゼではないものの歌。 それでも、かつてウタカゼであった彼女の歌はイーリスの心を打つ。 動きが止まる。 イーリスの中で二つの想いが戦い合う。 希望と、悪意。 それは穏やかのようでいて、激しくぶつかり合っていた。 悪意がイーリスに語り掛ける。 お前はもう戻れない。 悪しきものになってしまったと。 イーリスもそれに同調してしまう。 彼女の中で悪意が強まる。 希望は小さく、小さくしぼんでしまう。 悪意は語り掛ける。 それはイーリスではなく、希望に。 「ちっぽけな存在よ。今度こそおまえの負けなのだ」 小さな希望はさらに小さくなる。しかし、消えない。 希望は悪意を意に介さず、イーリスに語り掛ける。 「イーリス、耳をすませて。僕らではなく、君の世界に」 聞こえてくるのはアセトの声。 そして、村人たちの声であった。 アセトに導かれるよう楽器を演奏し、歌を歌っていた。 様々な音が、想いが、イーリスに流れ込む。 この村で生まれてここまで過ごしてきた想い出が浮かび上がる。 それらは沢山の泡のようになってイーリスを包み込む。 どれも楽しい、かけがえのない想い出であった。 どうして忘れていたのであろうか。 皆に嫉妬などする必要などなかったはずなのだ。 希望が再び大きくなる。 初めに悪意と戦っていた時よりも。 そしてだんだんと不定形だった希望は何かを形作っているように思える。 あれは___間違いない。 龍の形だ。 龍はイーリスに語り掛ける。 「やってしまったことは消えない。それでも、前を向くことはできる。空に掛る虹だって、雨を乗り越えたその先に見えるんだ。だから、希望を捨てないで」 イーリスは悪意を見据える。 息を大きく吸い込み、そして、歌を唄う。 アセトが、村人が唄った歌を。 悪意はどんどんと小さくなる。 悪意が怨嗟の声を上げる。 「また、滅ぼしてやる。必ず、必ずだ!」 その声を最後に悪意は消える。 「忘れないかぎり、大切なものは決して消えないんだよ」 龍はそう独り言のように呟いた。 悪意を退けた。 気が緩んだイーリスは気を失う。 そんなイーリスを見守る龍の目は優しかった。 次に目を覚ますと、そこはベッドの上だった。 家族が、村人が、心配そうな顔でこちらを見つめており、 無事だとわかると皆一様に安堵の表情を浮かべていた。 イーリスは心配をかけたことを皆に謝って周った。 皆、快く許してくれた。 最後にアセトの元へ行き謝罪と、助けてくれたお礼。 そして、自分の中で起きていた出来事を話した。 あの龍が何だったのか、どうしても知りたかったからだ。 話を聞いたアセトは目を丸くした後、すぐに笑顔になった。 「それは歌を遺した最後の龍かもしれないねぇ...」 その様子は嬉しそうで、どこか懐かしそうでもあった。 この件以降、ウタカゼを志すようになる。 歌で悪意を無くすために。もう一度あの龍にお礼を言うために。 ウタカゼになった際は、悪意を宿した赤い瞳と、ウタカゼだった曾祖母の青い瞳の両方を宿した紫色になった。 姿がカラフルなのは、龍が語った雨の後に虹がかかるという言葉に感化されて、虹をモチーフとした姿を取っているため。 ウタカゼとちっちゃな盗賊団〜足跡はキイチゴの香り〜 通過済
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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エラーメッセージ
「
ウタカゼ
」は小林正親氏とウタカゼ・ゼミおよび新紀元社の著作物です。
ウタカゼ
ウタカゼ公式
http://r-r.arclight.co.jp/rpg/utakaze