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◤🩸　 概要 　♰------------------------ 名前：篝利 陽 (カガリ ヨウ) 性別：男 一人称：僕 二人称：キミ 職業：写真家 好き：猫/本/絵を見ること/写真を撮ること 嫌い：人の死の表現(殺人事件系のドラマ漫画、過激なニュースなど)、食べること(たまに戻すので) 誕生日：1/14 お酒：飲まない 性格：内気な性格。写真のことになるとアングルの確保のため、人目を気にせず地べたにはいつくばれる。猫ちゃん大好き。のんびり生きてる姿にあこがれる。 名前の由来：篝火花(シクラメン) 花言葉は「純潔」「内気」「嫉妬」「絆」 ◤🩸　 経歴、設定 　♰------------------------ 小学校3年生の頃、当時大学生程の男に誘拐された経験がある。いきなり車に押し込まれて世界が一回転したかと思えば、気づいたら知らない部屋だった。手足は椅子に拘束されて口にはガムテープ。身動きも取れなければ口もきけない状況に心底恐怖した。 男はひたすら「死は救済」「死の先に幸福が待っている」「この世はクソだ」と意味不明なことをつらつらと語り、最後には「俺一人で楽園に行くなんて勿体ない。だから一緒に楽園へ行こう。俺と一緒に、死のう」と言い出した。 嫌だ嫌だとひたすら首を横に振ったが目の前の男は貼り付けられた笑顔を不気味に振りまくだけでなんの変化もない。今すぐにでも殺されると思っていたが、男は続ける。 「ずっと考えてたんだ、かけがえのない人と心中したい。だからキミが俺を好きになったら心中しようね。」 ーーー何を言ってるのか、本当に訳が分からなかった。 それからは毎日、逃げ出そうとしては縛られて、言う事を聞かなければ殴られて、逃げれば家族も殺すと脅されて。時には身体を触られて。 その空間には人権なんてものは無かった。 常に頭に浮かぶのは様々な《死》のビジョン。いつどのように殺されるのか分からず、毎日毎日震えていた。次第に言う事を聞けば、殴られないことを学び、徐々に従順になっていく。 誘拐されてから１ヶ月が経った頃、夜になっても男が夕飯に呼びに来なくなった。まだ来ない。まだ僕で居られる。震える中、部屋に入ってきたのは男ではなく警察だった。 男は逮捕されたらしい。 警察に保護され、全身の怪我の手当の為病院へ搬送された後、両親と再開する。まるで数年ぶりの再開に思えた。 しばらく入院が決まり、警察も事情聴取の為度々来る。その中で、あの日の夕飯に毒が盛られていたことを知る。 あの日が、決行日だった。 もし警察が来なければ...？ 途端に胃から迫り上がるものがあり、そのまま吐き出す。怖い怖い怖い怖い怖い。そんな素振り無かったのに。 それからは、いつも以上に優しくなった家族が交代で常にそばに居てくれる。 友達もお見舞いに来てくれた。特に水無瀬は頻繁に来てくれたように思う。放課後になると決まって扉から姿を現すので、徐々に夕方が楽しみになる。 退院してからは以前よりもルイとは仲良く過ごす。俗に言う「親友」かもしれない。どんなくだらない話でも暗い話でも親身になって聞いてくれる彼の瞳が好きだった。 事件から変わってしまったことが2つある。 食事が苦手になった事。いわゆる拒食症。入れるハズもないのに毒が入ってるかもしれないと脳裏に浮かんでは食事の邪魔をする。そのせいで身長が伸び悩んだ。 もうひとつは《死》への恐怖。毒が盛られてるかもしれない、車が突っ込んでくるかもしれない、突然刺されるかもしれない。いつ死ぬか分からない毎日怯えながら過ごしていた。 そんな毎日を救ってくれたのはルイの存在。 大きくなるにつれ、高校、大学と普通は別れていくはずなのについつい「ルイと一緒の所に行きたい」とついて行った。 ルイも真っ先に自分のことを考えてくれるけど、自分がルイを縛ってないか心配に思ってる。 今は幼少期と比べて随分食べるのは上手くなった(と思う)。相変わらず外食は苦手だが、自分や家族やルイが作った料理は安心して食べられる。 死に対する恐怖は日常の中では平常を保てるようになり、普通に暮らしている。しかし、死を表現するドラマやアニメなどの作品は未だに苦手。 ずっとルイの絵を見てきたので、絵が好き。でも自分には才能が無いので写真を撮っている。主に猫の写真や風景写真。特に夕方や朝方などの色鮮やかな時間帯が好き。 PTSDになっている自覚はあるので、精神医学やちょっとした応急処置などは独学で勉強した。 いつか、恐怖に怯えることなく、穏やかに暮らしたい。 ▽長くなったので要約▽ ・小学生の時に誘拐に会い、誘拐犯に「一緒に楽園に行こう」と心中を迫られる。誘拐犯は「かけがえのない人と死にたい」と言い、ほにが誘拐犯を好きになったら一緒に死のうという。 ・様々な虐待をされながら１ヶ月過ごしたある日誘拐犯が警察に捕まり保護される。その日の夕食に毒が盛られていた事が原因で拒食症になり、身長が伸び悩む。 ・ルイに対しては以前からもよく遊んでいたが、入院時、特にお見舞いに来てくれてることがきっかけで、特別視するようになる。 ・ルイにセラピーをしてもらいつつ、大学までついて行くが、絵の才能は無いので写真科に入る。 ・現在、外食以外は普通に食べられる(外食も食べられなくもない。ゆっくり食べる)し、普通に生活しているが、死を表現する作品が苦手。 ◤🩸　 ベース職業 　♰------------------------ 【写真家】オリジナル 写真術、生物学、目星、図書館、 博物学、言いくるめor説得 ＋任意の技能(2つ) ❏精神分析、回避 ◤🩸　 特徴表 　♰------------------------ 【4-7】：眼鏡をかけている(D)・・・あなたは常時眼鏡を必要とする視力だ。眼鏡を失えば、視覚に関連する技能は-20%となる。 【2-4】：愛書家・・・あらゆるジャンルの蔵書を持っている。＜図書館＞に+20% 補足：(D)の特徴表を持っている場合、興味pを1d6×10p獲得する →20p ◤🩸　関係者 　♰------------------------ 水無瀬 涙 ： 小学生時代からの幼なじみ。何かと心の支えになっている。今では一番の親友。 ◤🩸　 クリアシナリオ　♰------------------------ 血命傷(予定) ◤🩸　 秘匿HO 　♰------------------------ ■HO2-【恐怖】 あなたは『死に対して酷い恐怖を覚えている』 なぜ死に対する恐怖がそこまで根付いてしまったのかは自由に決めて構わない。 ◆個別推奨技能：＜隠れる＞＜精神分析＞ ◆準推奨技能　：＜応急手当＞ そんなあなたには幼い頃から一緒に居る、水無瀬 涙という親友が居る。 少なからず彼の距離はあなたにとって心地の良いものだったはずだ。 死に対する恐怖を抱き、精神を削る日々だったある日、あなたは彼から一つの誘いを受ける。 「ある村に旅行に行こう、あそこは空気が綺麗なんだって」 最近、あなたを非常に案じてくれていた水無瀬が提案してくれたものだ。 この誘いにあなたは了承した。 しかし村に向かう前の彼はいつもよりどこか緊張した表情だった気がする。 あなたはその村で摩耗した精神を回復しつつ、彼の違和感を知ることが目的である。 また、村に関しては特に伝えられることはない普通の村だが向かう道中に話す、とのこと。 村へは水無瀬が車で連れて行ってくれる。 だが、HO2の死に対する恐怖が車に関係するものであればKPと相談してこの点を変更してもよい。 ■事前に関わりのあるNPC 【水無瀬 涙(みなせ るい)】 174cm 誕生日:6/12 「君の気持ちが少しでも楽になればいいんだけど……、あまり、無理はしないでね」 中性的な容姿の男性であり、幼い頃からHO2と一緒に居るため年齢はHO2と近い。KPと決めて構わない。少なからずあなたとずっと一緒に居てくれたあなたにとっての「親友」である。 彼はどんな時でもあなたを最優先に考えてくれて、どんな時でも味方になってくれた。 それは第三者から見たら異常な程(仕事や家族よりも貴方を優先する等)だが、あなたにとってはそうじゃないのかもしれない。 職業はアートセラピストであり、彼は油彩画を描くのが得意。 アクセ等ばちばちにつけてるが、左手の薬指はいつも何も嵌めていない。 また、左目(紫)の方だけカラコンのようで本人曰く好きな色らしい。 ■ステータスについて HO2は死に対する恐怖と周りに対する身体的な危機感の特化として、能力値にPOW1、DEX+3(上限は突破しないものとする)される。 更に、＜隠れる＞に+30の補正が入る。 職業技能に関しては自由に取得してよい。

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