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2015精神科医ベース 剣道部に所属しているごくごく普通の女子高生、を振舞っている。年相応に周りに合わせ、反応を返す。印象としては本当に普通の女子高生であり、自己主張も強くも弱くもない。彼女とよく一緒に過ごしている人から話を聞くのであれば、特に悪い印象を受ける様子もなく、周りと変わった点は見られないと返答するだろう。 彼女自身、性格としては真面目な性格である。簡単に人を嫌いにはなれないお人好しな一面もある。 友人たちのことはとても大事に思っており、それは例え自分が嫌われることになろうとも、自分が傷ついてしまうとしても、友人たちの幸せを願い、そして守りたいと考えている。 -シナリオ- 零落奇譚　HO朝　生還 ※以下ネタバレ注意 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ -自分用深堀メモ- 自身が人を殺してしまったという実感は彼女の中にはなく、けれど真面目な性格であるが故に、その様に告げられている現実を真正面から彼女は受け止めている。しかし彼女の中に存在している「友人たちと一緒に居たい」という気持ちから、幼馴染に本当のことを、過去の出来事を知られてしまうことを酷く恐ろしく感じてしまっている。今まで当たり前にあった日常が、ずっと欲しいと願っていた日常がやっと自分にも送れるようになったというのに。自分はただ、それ以上は望まないから、自分にも笑いあって過ごせる友人が欲しかった、ただそれだけなのに、それすらも無くなってしまうかもしれないという事実に常に怯えながら生活をしている。もしバレてしまった時は恐らく彼女は言葉を上手く発することが出来なくなるだろう。事実であると受け止めているからこそ、幼馴染の前では嘘であって欲しいと否定してしまいたくなるのだ。それくらいに、彼女にとって今の”普通とされる”生活はどうしようもなく特別なものなのである。 過去何故自分が人を殺してしまったのか、それは一切覚えていない。けれどその事実が本当だとすれば、犯罪心理学や精神医学を勉強すれば自分にも何か分かるだろうか、納得の行く答えが出るだろうか。自分と同じような境遇になりそうになっている子たちを救えるだろうかと、独学で精神医学について勉強中である。けれど前科持ちは医師になるのは難しいということは理解している為、将来もしなれるなら、希望があるならというきっと叶うことはないであろうがそれでも一縷の望みを胸に抱いている。 彼女は人を殺したという実感はなくとも、その事実があるのであれば罪滅ぼし及び償いがしたいと、そして日常を守りたいと願っているのである。

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