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中学校で社会を教えている男性教師。常にマスクをしており、鋭い眼光からキツイ印象を与える見た目をしているが、茶目っ気たっぷりであっけらかんとした性格。関西弁で話される軽快なトークを交えた授業や、若さも相まって一部の生徒からは親しみやすい教師として見られている。だが一部からは「うさん臭い」「詐欺師っぽい」とも思われている。が、スクールカウンセラーの資格をとっていたりと教師という仕事に対して真面目に向き合っている面もある。元フットサル部のため、現在はサッカー部の顧問をしている。生徒からのあだ名は「つねちゃん」 ---------------------------------------------------------------------------- 「教師は仕事でやっとるから」と生徒たちには公言している。。校則違反などをしている生徒に対しても「服装くらいなら多少目つぶったるから、バレんようにな？」「ここで怒らんと僕が他の先生に怒られるんよ」とあまり激しく怒ったりしない。だが生徒とよく雑談を交わしたり、日誌でふざける生徒に対してきちんとツッコミを入れるなど、ノリも良く冗談などもよく言ったりする。「これも仕事やから」と生徒からの相談なども親身に対応してくれるので一部生徒からは信頼が厚い。だがあくまで「先生に気軽に話しかけることができる生徒」から信頼されているだけで、見た目や態度、またそういった生徒に囲まれている点からあまり良い印象を持たない生徒もいる。 同僚の先生に対してはそつなく真面目にふるまっている。飲み会なども必ず参加し、誰とでもよく話すので幹事や余興をよく任される。自分も若手ではあるが、後輩の先生が困っていたりすると助けてくれたりもする。 進路相談などにも親身に対応し、多くの生徒たちが「良い先生」と評価してくれているので、親からの信頼も厚い。 だが常に生徒側に立つ振る舞いにあまりよく思わない先生や親もいる。 高校生の時フットサル部に所属しており、今はサッカー部の顧問をしている。弱小ではあるが指導のために勉強しているうちに自分も技術が上がってきているようで、生徒の練習相手になることもしばしば。 と、ここまでは表の顔で、実は暗い性格の持ち主。あまり人と接することが得意ではない。かなりビビり。常にマスクをつけているのは表情を悟られないため、笑顔が苦手なのを隠すため。キョロ充。 1人になった途端に今日の自分の行動について振り返り、内省をし、自己嫌悪に陥っている。 周囲には隠しているが日本の武将オタクで、趣味は博物館や城めぐり。大学では教員免許をとったあとも、個人的な研究のために大学院に4年間通っている。 歴史にちなんだ曰くつきの話や怪談話などにも詳しい。 そのまま研究員になるのも悪くないと思っていたが、元々教員になるのが夢だったので中学校の教員になった。「生徒に寄り添える教員になりたい」と自主的にスクールカウンセラーの資格をとっている。 ---------------この先秘匿情報アリ------------------------------- 中学1年生の1学期、ノロウィルスが原因で授業中に吐いてしまう。そのあと学校をしばらく休み、完治後登校すると、自分の机には「汚い」「ゲロ野郎」「病原菌」などという落書きがびっしりと書かれていた。くすくすという笑い声。クラスでカーストの上位にいたグループのうちの1人が言った。「なんで学校来てんねん。みんなにうつるやろ、病原菌。」 その後「病原菌」と呼ばれクラスのカースト上位グループからいじめをうける。元々1人が好きでクラスでも浮いていたため、助けてくれる友達もいなかった。蹴る殴るは当たり前で机の落書きは消しても消しても増える一方。自分の持ち物は当然と言わんばかりにごみ箱に捨てられており、酷いときは学校の焼却炉に入れられていた。また「除菌」と称して水をかけられたり、モップで顔を拭かれたり、トイレに顔を突っ込まされる日々。 内気な性格故助けを求めることもできず、一学期を終えようとしていたころ、いじめの現場に担任だった教師がやってくる。「助かった」と安堵していたが、教師は「ほどほどにしたれよ」とめんどくさそうなものを見たような目で言って、去っていった。ここで完全に心が折れてしまう。 それ以降「学校に助けてくれる人はいない」と言って不登校になる。大人に裏切られたことで親にも最初は話せなかったが「つらいならほかの学校に転校しても大丈夫だよ」と何かを察してくれたかのように言ってくれた両親に安心し、いじめられていた経緯を話して、転校させてもらった。 その後東京の中学校に転校するが、またいじめられることを恐れて、明るく気さくに振舞おうと決意する。笑顔は練習したが、何度やっても上手くいかなかったためマスクをつけることにした。こうしてノリの良い関西弁男の表面が完成した。 幸いこの性格が受け入れられ、さらに転校先の治安が良かったことも相まってなんとかカースト上位グループとつるむことができるようになり、友達も増え、充実した学校生活を送ることができた。 このことがきっかけで「自分は苦しんでいる子どもを助けられるような教師になりたい」と思い、教師を目指すことになる。 自殺した生徒に対しては元より気にしていたこともあり、自殺してしまったことにとてもショックを受けている。クラスになじめていない姿を見て過去の自分のようにならないか不安で何度か声をかけていた。1人が好きなら問題ないが、頼れる人は多いほうがいいだろうと「最近部活どう？」「勉強の方は順調？」となるべく声をかけ、注意深く見ていたつもりだった。なぜ死んでしまったのか、自分にできることはあったのか、この2つを知りたいと思っている。

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