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クトゥルフ PC作成ツール
戌上 那由多(いぬがみ なゆた)
ID:5277436
MD:71c74354419c78c36817d1720685446c
戌上 那由多(いぬがみ なゆた)
タグ:
羊KPC
純愛、殉愛、巡あい
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生まれ・能力値
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CON
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その他増加分
一時的増減
現在値
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SIZ
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EDU
HP
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初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
怜悧で冷徹な顔立ちの、教師のような雰囲気の出で立ちをした男性。かけた眼鏡がその雰囲気に拍車をかけている。 その外見通り他人に対して淡々と理詰めで話す傾向があるため、非常に冷たい人間のように感じられるが、本人なりに誤解の無いように言葉を尽くしてはくれる模様。 どこかの大学で教鞭を執っていそうだが、実際はとある研究機関で科学者として日々科学の発展に貢献しているらしい。所在は秘匿されているとのことで教えてくれない。 専攻は医学方面へ利用する微生物学だが、専門分野を超えて幅広い知識を持っているため、実の所専攻という言葉はあまり意味が無い部分がある。機械にも、植物学にも、鉱物学にも、地質学にも、天文学や人類学にすらも造詣が深く、知らないことは無いのではないのではないかとすら思わせる知識量を誇り、その知識に見合った深い理解度も持ち合わせている。 研究は職務というより趣味の域に入っており、知識を得ることもそれを有効活用することも好き。趣味も勉強、仕事も勉強、というタイプの大人。学ぶということに喜びを感じ、得た知識を活用することに快感を覚える。客観的に見ても科学者という人種になるのに非常に向いている人物と言える。 顔立ち自体は整っている部類だが、目付きは鋭く、デフォルトで皮肉気な笑みを浮かべているところから、一見すると近寄りがたい、あるいは苦手意識を持たれやすい。実際に口調は淡々としており、喋る内容は理知的と言えば聞こえはいいが論理的すぎて回りくどく、時折毒も吐いてくるため、その印象は大きく間違ってもいない。 ただし、本人なりに自分の性質や物言いの仕方に多少の問題があることを理解しているため、極力誤解が生じないよう(元々多弁だが)言葉を尽くすように心がけている。しかし、それでも好ましい相手には物腰柔らかに接しようとはするが、それ以外にはそのように心を傾けることは無いため、根本的に冷徹で他人に関心が薄い方ではある。 ただ、隙の無い上品な服装や冷徹な態度に違わぬ振る舞いに対し、真面目過ぎるために時折愉快な言動・行動をとることがある。具体的にはクソ真面目な顔で「花畑の夢・ふわふわスフレパンケーキ~ミルクチョコレートベリージャムホイップ添え~」などの商品名を馬鹿正直にフルネームで読み上げたりするので、そういう場面に遭遇した人間は目を丸くする羽目になる。 合理性や利便性を優先するド理系の性格をしているが、人の情を理解しないほど心が冷たいということは無い。自分の研究や関心の優先順位が高いため、それと相反するのであれば他人を結果的に蔑ろにすることも無くはないが、真面目な人間には好感を抱くため、そういう相手には心を尽くすことも多い。 職業ベース:-科学捜査研究員(クトゥルフ2015) 職業ポイント算出方法:DEX×10+EDU×10 特記事項:人間や自然界の動物の死体などを見ても正気度ポイントを失わない。ただし、超自然的な原因で死に至ったことが分かれば通常通り正気度ポイントを喪う。 特徴表 15【天才】 生まれつき頭の回転が速い。INT+1。 ↓ 間違いなく天才の類。理系分野全般に対しての理解力や分析力が高い。 47【眼鏡を掛けている(D)】※デメリットボーナス1d6×10=40pt 探索者は常時眼鏡を必要とする。眼鏡を失えば、視覚に関連する技能はキーパーの判断で20%減少することがある。 ↓ ありとあらゆる媒体で文字を追っている内に、自然と視力が下がってしまった。 通過シナリオ ・純愛、殉愛、巡あい(KPC) 以下シナリオのネタバレ 彼は生まれつき体が弱く、外に居る時間より床に伏せって本を読んでいた時間の方が長い子供だった。しかし、布団の上で外で遊ぶ同年代の子供たちの声を聞いてそれを羨ましがることは殆ど無く、逆に読書の際の騒音と感じる感性の持ち主であったことは、彼にとって良いのか悪いのかは微妙なところだ。彼は同世代の子供に比べてずば抜けて頭が良く、両親や他の大人よりも知性が高かった。それ故に同世代とは致命的に会話のレベルが違ったため、病弱で家族以外との交流を持つことなく読書と勉学に励んでいたのは、客観的には寂しいが、実際のところ彼にとっては幸いなことであったとも言えたのである。 彼は外へ出ることは難しかったが、本を通じて外の世界を知ることは出来た。世界の美しさ、世界の広さ、世界の不思議さ……そういったものを知れば知るほど、彼の中には「何故」が浮かぶ。どうして月はついて来るのか。どうして蜘蛛の巣はあんなに美しく正確な形をしているのか。どうして人は病気になるのか。どうして季節は巡るのか。世の中のありとあらゆる不思議を、彼は知りたくてたまらなかった。 殆どは独学だが、彼はその「何故」を解き明かすため、様々な本を読んでは疑問を徹底的に調べ尽くした。息子の優秀さに気付いた両親は病弱な息子のために様々を与えられるだけ与えたのも、その学びへの姿勢に拍車をかけた。知ることは楽しく、解き明かすことは快感で、理解は感動だった。彼は世界の「何故」を、法則を解き明かす科学というものに、齢二桁になるより前に魅せられてしまっていた。 両親は息子のために彼らなりに手を尽くし、彼もまた自分の手が及ぶ範囲で様々な努力をしたが、やはり自宅で世界の全てを知ることは難しい。まして両親は特別裕福であるということも無かったので尚更だ。彼はやがて、この部屋の中では世界を理解しきることは出来ないと悟り、大学へ学びに行くことを望むようになる。 幼少期は学校へ通うのにも難儀し、学校にはほぼ足を運んだことは無かった。大学へ通うなど夢のまた夢である。しかし、彼は間違いなく天才と呼ばれる類の人間であった。彼は歳を重ねるごとに独自に薬を作り、身体の調子を整えるなどの対処をしており、最低限の肉体的な強さを獲得することに成功していた。また、その頭脳の有用性を認めた学校側の配慮により、どうにか最終的には大学へと進むことを可能としたのである。 残念ながら、大学でも彼の知能レベルに合う人間は殆どおらず、幼少期に家族以外とろくにコミュニケーションを取ったことも無かったため、心を許せる友人を作るようなことは無かった。しかし、それでも志を同じくする科学の徒である学友たちを嫌うことは無く、彼もそれなりに楽しく時間を過ごし、勉学に邁進することが出来た。 ……そんな大学生活を送っていた時だ。彼女と出会ったのは。 彼女は、彼の通う大学の後輩だった。自分もコミュニケーションに長けた人間ではなかったが、彼女はそれに輪をかけてコミュニケーションを苦手としている様子で、同じ授業に出席した際に観察してみたが、新入生の中でもやや孤立しかけているようだった。普段ならそれを見てもどうとも思いはしないのだが……その時は何故か、彼女から目を話すことが出来なかった。全てに理由をつけたがる合理的な人間である彼からすれば信じがたいことではあるが。それは、人生で初めて他人に恋をした瞬間だったのだろう。彼は先輩として、男として、初めて学業とは無関係に誰かに手を差し伸べた。 最初は、お互いにコミュニケーション能力の低い者同士、あまり上手く会話することもままならなかった。しかし、彼はありとあらゆる学問に対して興味があり、その点では獣医を目指していた仮所の持つ知識や学ぶ分野についても興味があったことから、それらの点から徐々に会話を広げることが出来るようになっていった。最初は事務的にしていた会話も、不自然な接近も、緩やかに氷が解けるように互いに慣れが生じ、笑い声を上げて談笑することも出来るようになっていったのである。 不思議な感情だった。恋など、今までの彼からすれば脳の分泌物が及ぼす効果の一つにすぎず、生物としての本能でしかないと切って捨てることのできるものだ。それが、彼女を前にしているというだけで、酷く尊いもののように感じられる。恋で頭が浮かれている、と言えばそれまでであるのだが、そう悪い気持ちではなかった。 彼女と居ると、四季の巡りがより鮮明に感じられた。彼女が触れると、そこから体温の低いこの身が温かくなる心地がした。彼女が笑うと、なんでもしてやりたいと思えた。彼女の美しさを、ずっとこの瞼に留めていたいと願った。こんな風に世界を、自分を変える彼女という存在が、彼には奇跡の塊のように思えていた。 この先、彼女は獣医として、自分は科学者として、別々の道を歩むことになる。しかし、それでも彼女もまた同じように望んでくれるのであれば、夫婦として寄り添い、同じ人生を歩んでいきたい。いつしか当然のように心の底から沸き上がったこの感情は、彼女に対する執着で、愛だった。 勿論、彼は自覚したこの感情を丁寧に、余すことなく彼女へと伝えた。そしてそれに彼女が頷いた瞬間、世界が輝いて見えるほどの歓喜に包まれた。結婚の約束を交わし、将来の話をし、そしてこの感動を衝動のままに口にしようとして……彼は、血を吐いてその場に倒れ伏した。 それは、現代の医学では治らぬ不治の病だった。いくら薬の力を借りて体調を整えて生活していても、根本的な体質の改善には至れていなかったのが仇になった。彼の常人よりも低い免疫力は、他の病原菌よりも低い感染力に打ち勝つことが出来なかったのである。 二人は絶望した。何故、こんなタイミングで。どうして、未来を約束した時に。世界のあらゆる「何故」を解き明かすことを命題とした彼にも、こんな「何故」は解き明かせない。ただただ運が悪かったのだと、周囲の人間はそう二人に告げるしか出来なかった。 けれども、彼は足掻いた。元々幼少期から自身の体質改善のために薬を作り上げもした男である。この病だって人間は必ず克服できるはずだと、愛おしい恋人との未来を掴もうと、病床の身でペンを握り、必死に自身の身体を蝕むものを調べた。絶対に屈してなるものかと、絶対に諦めてなるものかと、文字通り血を吐きながら命を削った。 そんな彼の様子を見て、彼女もまた懸命に抗った。彼が求める医学書を集め、寝食を忘れそうになる彼に薬と食事を摂らせ、影に日向に恋人を支える。それでも日に日に弱っていく彼の姿を前に、追い詰められた思考はオカルトと呼ばれるものにさえ、藁をも掴む気持ちで手を伸ばさせた。 この方法なら。これならきっと上手くいく。他の手段が駄目だったのなら、今までとは違うアプローチをすれば。試行錯誤を繰り返し、99回駄目でも100回目が成功するかもしれないと。そう信じて。 ──しかし無情にも、運命は二人を呪った。 彼女の墓の前で彼は泣いた。彼の人生において、初めての恋だった。初めての愛だった。それがこんな形で失われることになるなど、一体誰に想像できただろうか。 不老不死という、ある種の人類の夢を体現する存在になっても、彼の心は晴れはしない。病を克服することが出来るならどんなものでも差し出そうと思ったが、その対価が彼女であるなら、決して望みはしなかっただろう。 分かっている。実験は、終わるまでどうなるか分からない。自分たちはただ失敗してしまっただけだ。運が悪かっただけなのだ。けれど、その代償は大きすぎる。彼女の居ない世界は急激に色褪せて見えた。彼女と結ばれた瞬間の鮮烈さが嘘のように。 彼は誓った。オカルトでも科学でも、何でも構わない。この身に永遠が与えられたのなら、何をしてでも彼女を救ってみせる。彼女が笑って生きられるように、彼女に不自由が無いように、彼女に危険が無いように、この世界をより良くしてみせる。そして必ず、彼女の呪いを解いて解放してみせると。 だから。だからどうか、また会いに来て欲しい。君にまた巡り会えるなら、どんな孤独も辛くない。
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歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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