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クトゥルフ PC作成ツール
火猫 銭丸(かねこ ぜにまる)
ID:5277459
MD:b554dbb859ab3ae3277a41f7cb2bc480
火猫 銭丸(かねこ ぜにまる)
タグ:
羊KPC
純愛、殉愛、巡あい
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
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APP
SIZ
INT
EDU
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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簡易表示
通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
航空機をはじめとする機械類の設計技術者(エンジニア)。分かりやすいツンデレのような対応をする青年。 機械類全般に強く、専門の航空機以外にも車や船舶にすらある程度の造詣の深さを見せる。音響機材などにも詳しいが、それに関しては何故か口を噤む。 企業に属さないフリーの技術屋を自称している。仕事をするには自前のパソコン一つあればいいとして、決まった国にも腰を落ち着けずにあちこちを放浪しているらしい。国を跨ぐ短距離移動の際の手段である小型飛行機(セスナ)は自身の設計であり、操縦すら自分でこなすなど、機械好きの極みみたいなことをしているが、実のところ別にそこまで機械が好きというわけではない。単に自分の腕を信用しているだけなのと、時間と手間の短縮が目的らしい。 基本的に無駄を嫌う合理主義者だが、それだけでは世界は回らないことを理解しており、ある程度の遊びは許容している。しかしその遊び以外は極力合理的にして無駄を削ぎ落すことを良しとしているため、彼の設計した作品は全て全くと言っていいほど無駄が無くシンプル。ただし、カラーリングなどの機能美に関係の無い部分は自由に弄られても気にしない。 なお、この合理主義は当然生活ぶりにも反映されているため、あれこれを疎かにしがち。食事は飲むゼリーにカロリーバーにサプリと自主ディストピア飯ばかりだし、掃除はロボット任せ。洗濯機は乾燥機能付きだが、畳まず出したままの山を崩して次を着るという有様。見る人が見たら死ぬ。 夜空のような深い青色の瞳は自前だが、髪は染めている。合理主義の割にわざわざ染めている理由を聞くと「うるせー!!」と怒り出すばかりで教えてくれない。生活はズボラ気味なのに髪だけはプリンになる前に必ず染める。 ぶっきらぼうな性格でツンデレの見本のような振る舞いをするところがあるが、要するにコミュ障の気がある。無駄を嫌いすぎて他人との会話すら面倒に思っている節があり、人と関わることをあまり好ましく思っていない。しかし社会は人間同士の歯車で回っているとも理解しているため、コミュニケーション自体は取ってくれる。全く上手くないが。 これだけ合理主義を掲げているくせに、実は趣味はボーカロイドによる作曲活動。ボカロPの名義を持っているが、知人にバレたら死ねるため絶対口を割らない。 不健康な生活のせいなのか、まあまあ身体が弱い。もしくは身体が弱いので生活が不健康になったというべきか。いや多分前者。合理主義を掲げているのもこの病弱さに由来しており、無駄なことをして自分の活動時間を消費したくないと考えている。 ちなみに、時間の無駄なので滅多に料理はしないが、レシピをきっちり守るので調理技術自体は高い。 職業ベース:エンジニア(クトゥルフ2015) 職業ポイント算出方法:EDU×20 特記事項:自分の専門分野の構造物や製品であれば、歴史上の古いものでも構造や遺物、図面などから、その構造や設計思想を理解することができる。 選択技能 【電子工学】 技術屋が電子工学出来なくてどうするよ。 特徴表 27【珍しい技能】 日常生活では役立たないが、特定の人を感心させるような[INT×5]%の技能を1つ、KPと相談したうえで持つことができる。 ↓ 【芸術(作曲)】 ボカロPとしての名義を持っており、それなりに活動している。アイドルソング系の曲が多く再生数もそこそこあるが、何故か「歌ってみた」にだけは絶対に許可を出さないため不思議がられている。 47【眼鏡をかけている(D)】※デメリットボーナス1d6×10=20pt あなたは常時眼鏡を必要とする視力だ。眼鏡を失えば、視覚に関連する技能は-20%となる。 ↓ 機械いじりやパソコンで目を酷使した結果。ドライアイが悩み。 通過シナリオ ・純愛、殉愛、巡あい(KPC) 以下シナリオのネタバレ 彼の生家は空の旅を提供する家だった。航空機を作ってはそれを運用し、ちょっとしたジンクスを守って荷物や人を目的地まで無事に運ぶことを生業としていた。 彼にはさしたる夢は無かった。やりたいことも無かった。家庭環境に問題は無かったので、これは本人の生まれ持った気質だったのだろう。身体がそう強くないこともあり、無駄を嫌い合理性を求める傾向があった彼に、航空機の設計は天職だった。少しでも軽く、少しでも早く、少しでも安定を。鉄の塊を航空力学によって飛ばすのに、無駄の無い合理的な設計は必須項目だった。彼はたまたま適性があったジャンルがたまたま家業であったことから、そのまま家の仕事に従事する進路を定めた。 毎日毎日、ただ淡々と仕事をする。趣味らしい趣味すら無く、さりとて別に仕事が好きというわけでも無い。まるでただただ仕事をする機械であるかのように。そんな彼を家族や周囲の人間は心配したが、その心配に何の意味があるのかも分からない。気遣われているのは分かるが、全く苦痛でも何でも無かったのだ。この無味乾燥とした生き方をきっと死ぬまで続けるのだろうなと、彼は自分の事だというのにどこか他人事のように思っていた。 そんな考えが変わったのはとある日のこと。本当に偶然、別部署にメールではなくアナログな書類を直接届けなくてはならず、殆ど籠り切りの仕事部屋を出た時だ。たまたまやって来た別部署の人間に応対したその人を認識した瞬間。彼は、そこに星を見た。 見目は、それほど派手ではなかった。夜空の色の髪に、冬の冴えた色の月に似た瞳。整ってはいるが忘れられない程ではない顔立ち。本心の喜びなどではない、仕事上で接する相手へ向けた愛想笑い。恐らく、大半の人間が好感を抱けども、強く求めるほどには至らないであろう彼女の姿は、真っすぐに彼の瞳に飛び込んで、一番星の輝きを振りまいたのだ。 キラキラの衝撃。その時のことを表現するなら、そんな言葉になるだろうか。今まで他人、それも異性というものに特別興味を示したことは一度も無かったのに、その瞬間、自分が彼女の放つキラキラに押し流されるような衝撃を受けたのである(呆然としている彼に困り果てた彼女が、書類の届け先である自身の上司を呼ぶ程度の騒ぎが起きたのは余談だ)。 色々とあったが、その日から彼は彼女に夢中になった。余暇など仕事の合間に捻じ込まれる面倒な物程度に思っていたが、もはや仕事こそが余暇を捻出するためだけにあるものとなった。仕事をしている時間が惜しい、そんなものはさっさと片付けて、彼女のことを知ることに費やしたい。生まれて初めて惰性と合理性以外のことを優先した。生まれて初めての、恋だった。 ファーストコンタクトはともかく、その後の彼は彼女へ常識的に接した(さすがに立場(社長の息子)を利用して迫ることをしない理性はあった)。何分様々が初めてのことなので多少の不審さはあったかもしれないが、名前を聞き、自己紹介をし、休憩時間にはこまめに顔を出し……あからさまに好意を滲ませつつ、しかしあまり素直には言えずに、けれど少しずつ彼女へ近づいて行った。 幸いだったのは、ツンデレという概念が薄い時代に、彼女がこの不器用なアプローチを拒否しないでいてくれたことだろう。最初は戸惑ったが、知人~友人ほどの関係値になった辺りから、彼女の好みを探るべく髪色やファッションまでコロコロと変え始めた、一種の健気さがウケたのかもしれない(これで態度は何でもないただの気紛れを装うのだから、ツンデレの見本のような男なのである)。 あるいは、話の種に実は歌うことや踊ることが好きなのだと恥ずかし気に告白した時に、笑いもせずに真剣に受け止めて、それならネット上でよければアイドル活動の後押しもすると、全面的に本気で協力してくれようとしたからかもしれない。その本気度合いを示すように、彼は二週間かそこらであっという間にデジタル作曲をモノにし、彼女のために(稚拙ながら)曲を作り上げて見せた。 どうしてそこまでしてくれるのかと彼女が問えば。そこで初めて彼は真っすぐに彼女の瞳を見て、答えた。「お前が好きだから」と。 気付いてはいても、この関係は曖昧だった。けれどこうして明確に言葉にされた瞬間、二人を結ぶものは今までとは全く形を変えることとなる。……つまりは紆余曲折を経て、彼は一番星(キラキラ)を手に入れたのだ。 今まで通り仕事に励む傍ら、二人は恋人としての時間を大切に過ごした。また、彼女をネット上でデビューさせるという、アイドルとプロデューサーのような関係も順調だった。 最初は楽曲も踊りも稚拙だったが、少しずつ明確にクオリティと再生回数は上がっていく。何せ恋人を最も輝かせる方法は、彼自身が一番知っていることだ。恋人としての仲が深まるにつれて、彼の彼女(アイドル)を輝かせる手腕も、彼女(アイドル)の歌声を活かす曲を作るセンスも、抜群に上がっていった。そんな彼のプロデュースで大輪の花を咲かせ、星の輝きを振りまく彼女も、その努力と意欲は彼への信頼が支えていたことだろう。 そんな二人の二人三脚の活動は、やがてじわじわと上がる再生数に目を留めた芸能関係者のコンタクトによって転換を迎えた。ネットだけではない、地上波で、本格的な芸能界でのアイドルデビューを打診されたのだ。 アイドル活動は楽しかった。誰かを笑顔に出来るのは嬉しかった。何より、自分が輝けば輝くほど、それをすぐ近くで見つめる彼の瞳が輝くのだ。彼女はその話を受け、彼もまたそれを喜び(ツンデレは入っていたが)心から祝福した。きっとこれから彼女のキラキラはもっと強くなる。それを独占したい気持ちは無くもないが、それ以上に輝く彼女を見たい。それはどんなものより眩い景色になるだろうと心を弾ませ……そこで、彼の意識は途絶えた。 次に彼が目を覚ましたのは半日後、病院でのことである。突如倒れた彼はそのまま救急車で運ばれ、緊急の検査を受けることになり。そして、不治の病に侵されていることが判明していた。それも、余命幾ばくも無いと。 彼女は、アイドルになることを止めた。見知らぬ誰かを笑顔にすることよりも、彼の傍にいることを選んだのだ。彼はすぐに死んでしまう自分の事は置いて夢を叶えるべきだと説いたが、彼女は頑として首を縦に振ることは無かった。彼が伏せっているのを知りながら、笑顔で歌うことなど無理だと。むしろ彼女のキラキラこそが自身の活力になるのだと彼は言いかけたが、自身を案じる恋人としての彼女の思いを、無下にすることは出来なかった。 病の進行は早かった。次第に固形物を受け付けなくなり、立ち上がることも難しくなり。起きている時間が減っていった。二人はその短い時間を、思いの他静かに過ごした。もっと生きたい、もっと一緒に居たい、いつかは結婚だってしたかったのだと、寄り添いながら迎えたかったいつかを語った。そして彼が眠りに就くと、彼女は死に物狂いで病を治す手立てを探した。キラキラとした希望を持って、いつかなどではない未来を求めて。 だって、夢であったアイドルにだってなれるところだったのだ。努力は裏切らない。必ず実る。そう信じてがむしゃらに走って、探して。そして、ついにその手段を見つけて。 ──しかし努力は裏切り、運命は二人を呪った。 星灯り一つ無い世界で、彼は呆然とその墓を見つめていた。大好きな恋人。かけがえのないキラキラ。初めて好きになった人。それが無情にも、暗い墓の中で眠っている。 ぽたぽたと涙が零れる。どうして自分は生きて、彼女は死んでいるのか。本当は、逆の筈だった。死ぬのは自分で、彼女はまだキラキラと輝いていた筈で。それなのに、世界には一つの星も見えない。彼の一番星は失われてしまったのだ。 ──認めない。そう口にして、彼は拳を握る。認めない、認めてなるものか。彼女が失われるなど認めてなるものか。必ず彼女を取り戻す。彼女を夜空の一番星に戻す。彼女のキラキラが失われたままだなんて耐えられない。決して認められなかった。 だって。彼女の夢は、自分のせいで断たれてしまったのだ。 彼女に輝いて欲しかった。彼女に笑って欲しかった。彼女に喜んで欲しかった。決して、彼女の道を阻みたくはなかった。それが彼女の愛であっても。 彼はただ、手に入れたキラキラを大切にしたかったのだ。彼女を、愛していたのだ。
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