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【ラヴクラフトの幻夢境】兵士ベース　#006948(ホーリーグリーン) 3ポイントはSTRに+1、DEXに+2で分配済 どのハンドアウトも指定されたルールブック・サプリメントにある職業を『将来どうなりたいか、将来の夢』のベースとして設定する。 →兵士：回避、こぶし、跳躍→隠れるに変更、法習慣、武器技能2つ→うち1つを説得に変更、個人的な専門の技能1つ→オカルト 【クリアシナリオ】 見果ての国の物語 第一話：向こう側の国+幕間 第二話：忍びよるもの+幕間 第三話：黒曜祭 第四話：腐蝕の霧 第五話：夢の跡 ドリームランドの原住民。煙に覆われた大都市・ダイラス＝リーンで育った。 口が悪く、つい高圧的な態度をとりがちな少年。 盗みも暴力も当たり前の環境だったが、リスタルム学園に来てからは色々と改めるように努めている。 暴力ではなく、言葉で会話をすること。人と向き合うこと。そのために、不器用ながらにも学びを得たいと思っている。 一人で生きてきた時間がそれなりにあるため、最低限の家事なら一通り出来る。学園に来てから、家事スキルが少し上がった。 物心付いた時から父親と姉の三人暮らしで、母親が居た記憶はない。詳しくは聞いていないが、想像に容易い。 この犯罪都市で生き残るため、盗みと暴行の技術を叩き込まれた。 生きるために必要なもの、主に自分の食料は自分で何とかする他ない。それは家族間でも同じことだった。 10歳になるまでは父や姉から気まぐれに分け与えられていたパンや水も、今ではひとかけら、ひと雫でさえ恵まれることはない。 こんな生活で心身ともにまともに育つわけがなく、背だけは伸びたものの筋力も体力も心もとない。 他人から奪うのが当たり前、食料も、時には命さえも。 二年前に父が死に、一年前に姉が売られた。そうして一人になって、とある男――偉大なる師・ルドベキアと出会う。 強くなりたいと思っていた少年に、師は知識や学問といった戦い方を教えてくれた。 武力あるいは暴力の使い方は十分に知っていた。だからこそ、新たな術を。 地頭が良かったおかげか、ルドベキアの教えが良かったおかげか、あるいはその両方か。 相手を言葉で説き伏せるための方法や、その地域によっては存在している法習慣。 そして魔術に関する知識に、必要な文字を追うための力を学んだ。 彼に出会うことがなければ、一生あの暗い場都市で過ごすことになっていたであろう少年は、夢を抱く。 それは生きるため以外の理由を……人や場所を守るためという理由を持って戦う人間になること。 ルドベキアから教えてもらった話の中で、人のために戦う者達の話がやけに印象に残ったから。 今でも「強くなりたい」と思っている。そのために邁進している。"自分が生き残るため"以外の理由を持って。 via d'uscita(ヴィアドシータ)：活路、で検索したら出てきた。正しくは抜け道、的な意味。

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