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◆ベース職業 クトゥルフ2015 / 俳優ベース 職業技能P / EDU*10+APP*10 → 130*180=310 言いくるめ、運転(自動車)、芸術(演劇)、心理学、説得、変装、個人的な関心の技能2つ 特記：APP+1。ファンに対して＜信用＞+10%のボーナス。 ◆特徴表（どちらもフレーバーにつき技能値、ステータスへの適用なし） 【2-3 親の七光り】 名家の出身、または親が有名人かもしれない。＜信用＞に+20% 【4-9 暗黒の祖先】 邪悪な一族、カルティスト、人肉捕食者、もしくは超自然のクリーチャーの子孫である。D100をロールし、結果が大きいほど、より邪悪な存在となる。 趣味P+30%(フレーバーなのでなし) 1d100▶34 ◆【HO2 あなたがたくましい夫だった】 HO2、あなたは映画「墓穴に納まる」にて「（墓穴に納まるHO2PC）」を演じた女優/男優だ。 あなた自身はたくましくなくとも構わず、たくましくとも構わない。あなたよりも「たくましい夫」を演じるにふさわしい演者は星の数ほどいるのだから。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - Noir=Seren Florero （ノア=セレン・フロレーロ） 🏺🪻🖤 【性格】 穏やかな笑みを絶やさない青年。俳優やモデル業を生業としている。 立ち居振る舞いも紳士的かつ丁寧で、物腰は柔らかい。温和で謙虚な性格の滲み出る所作と、生まれつき整った顔立ちは自然と人を惹きつけることが多かった。 周囲を気にかける振る舞いをすることが多く、共演者にもよく声をかけている社交的な一面が目立つかもしれない。 努力家であり、向いていないことにも二つ返事で挑戦するが、少しだけ手先が不器用なのが悩みらしい。 身だしなみも常に身綺麗に整えており、服にはいつも一片のほつれも皺も見当たらない。 反面、たまにどこかぼんやりとして、抜けている所もある。 【仕事に対して】 5歳の頃から子役として活動実績を重ねてきた。 両親も芸能界で俳優業をしており、いわゆるサラブレッドであることは彼の身の上のエピソードとしては有名な話である。 両親の事や整った顔立ちから、彼が話題や注目から外れることはなかったが、彼自身の演技が話題になることは基本的になかっただろう。 華はあるが、演技は無難で可もなく不可もなくというのが彼の役者としての基本的な評価である。 美しさだけが保証された彼の演技を、何人かの評論家は皮肉か称賛か、“花瓶のようだ”と評する。 役のアレウスに対しては、雑誌のインタビューにて「彼は自分とあまり似ていないように思うのですが憧れる所もある人物で、演じていて多くの学びがありました」と語っていた。 【家庭環境】 下に18歳の妹と15歳の弟がおり、5人家族。 妹は芸能界に居るが、弟は芸能ごとに興味がないらしい。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 一人称：俺 二人称：君、貴方 基本的に敬語を崩さないがどこか気さくで、軽くジョークも言う。たまに少しぼんやりしている。 「ノアと呼んでください、気軽に」「なんだか少し、猫みたいな名前ですよね。よく言われるんです」 「えっ、このジャケットこっちが裏なんですか」 「…ああすみません、考え事をしていて。どんなご用でしょう」 「そんな。ご一緒させて頂けるだけでも光栄ですよ」 「俺がやっておきますから、休んでいて下さい。平気ですよ。体力だけには自信があるんです」 「前から一度話してみたいと思っていて…思った通りの素敵な方でしたね」 「幸福なだけの物語がつまらないだなんて、誰が言い出したんだろう」 　　　▼▼▼　以下ネタバレあり　▼▼▼ 【本来の性格】 本来は気が弱く、穏やかと言うよりは臆病と形容するのが正しいと言える気性の人物。 華やかで輝かしい人生よりも、平凡で穏やかで静かな人生に憧れを抱いている。 自身の臆病さを誰よりも自分自身で自覚しており、心身共に他人に傷つけられることを何よりも恐れている。 自らの臆病で気弱で情けない性格を他人に気取られることで弱みを握られてしまうのではと、日々心の底から怯えながら生活しているが、外では穏やかで余裕のある振る舞いを心がけている。 それは、己のそんな側面を一度知られてしまえば周囲に失望され、酷く傷つく事になると考えているからだ。 そのため、他人の感情の機微に敏感であり周囲へよく気を配る。 全ての行動原理の底にあるのは保身である。 【幼少期、趣味嗜好】 少年時代、小説家になりたいと思った事もあったが、実力もなく既に積み上げてきた実績を捨てる勇気も、周囲の期待を裏切る勇気もなかった。 匿名で趣味の作品を公表することもあるが、特に大きく話題になったもことは無い、どこにでもある平凡な作品を作る平凡、もしくはそれ以下の無名な文筆家だ。 自らの実力の無さにはとうに見切りをつけており、今更夢を追う気もないが、たまにもし作家を目指していたならば、と夢想することがある。 ご都合主義でも平凡でも、幸福な物語が好き。好きな童話は眠り姫。 【役の「アレウス」について】 映画｢墓穴に納まる｣にて演じた夫のアレウス役の立場や性格、考え方に至るまで自分と正反対に感じており、全く共感出来るところはなかったが、要所に置いては「こんな風に出来たら」という憧れがあり、己の理想の姿を求めて演じ切った。 なぜ自分にこの役柄を貰えたのか不思議に思うところもあるが、ネームバリューが要因ではないかと納得している。 【HO1に対して】 彼女を一目見た時から抱いていたのは、その身が手折られた花のように頽れないよう、水で満たされた美しい花瓶へ差し入れてやることが出来たなら、という感情だった。 他人に対してこのような感情を抱くのはノアも初めての事で、初めのうちは恋や情愛の類かと思っていたのだが、それはどうにも違うらしいと「墓穴に納まる」での共演を経て思うこととなった。 それは、シャルロットへ恋心を抱き彼女をミイラへ変えてしまったアレウスを通し、恋情とはまさしくこのようなものだと思ったからに他ならない。 自らの望みのために愛しい一輪の花を手折り手中へ納めた彼のそれが恋情であれば、自らのこれは全く違うものに違いないと思ったのだ。 ベルベットの事を、自分と同じくらいかそれよりも更に大切に思い、傷つかず生きていて欲しいと思うようになっている自分がいる事に、ノアは気がついていた。 彼女の命を繋ぐ事が出来るのなら、自らの何もかもを投げ打ってしまってもいいとすら心のどこかで思っているが、自分自身もこの感情がどこから湧いて出ているものなのかはたと分からず不思議にすら思っている。 同時に、そんな自身の中の知らない一面やそれを引き出してしまう彼女をどこか恐れ始めている所もある。 感情の種類がどうであれ、ノアはベルベットから目が離せなくなっている。 【そのほか蛇足】 ・家族仲は特に悪くなく、両親も将来を強制したりしたことは特にない。ノアがとても気にしいなだけ。 ・妹は少し気が強く、弟はノアよりものんびりとしていてとてもマイペース。妹も演技の才能はまずまずだが、持ち前のバイタリティでがんばっている。 ・母親の方がちょっとだけ変わった宗教に足を突っ込んでいる。ノアは心配している。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【モチーフ、元ネタなど】 ・Noir：夜想、黒、夜、黒ずんだなどの意。 ・Seren：serenuが元。セレナーデ(小夜曲)の語源の「穏やかな」という意味合い(ラテン語)。セレナーデは音楽のジャンルの1つで、夜に恋人の為に窓下などで演奏される楽曲を指す。ギリシャ神話に登場するセレーネーともかけてある。 ・Florero：スペイン語で花瓶。家名として美しい花を生ける器のイメージ。HO1が生き続けるのに必要であれば身を捧げられるように、というメタイメージもある。

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