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　 　　虚校の餞 　　HO美術 丹波郡 小寺(たんばむら-しょうじ) 　●技能　 　シナリオ記載に準拠 　 　【中学生教師】とし、以下で職業技能を取得 　技能算出：【EDU*20】 　技能一覧：回避・聞き耳・心理学・図書館・目星・任意のほかの3つの技能 → 芸術(絵画)、信用、オカルト 　●特徴表 　＜2-8＞芸術的才能：稽古事を幼い頃に習っていたか、実用ブログなどで人気を博している。 　任意の芸術技能1つに＜INT*3＞を加える。PLは音楽、著述などの専門分野を指定すること。 → 芸術(彫刻)に追加 　＜3-9＞スポーツ万能：1つの技能に+20、3つの技能に+10、合計4つの運動系技能にボーナスを加える。 　 → 忍び歩きに+20、重機械操作、回避、跳躍に+10 　●設定 　元気でご機嫌、おおらかで気さくないわゆる「友達先生」と呼ばれる手の人間。 　毎日のように絵画っぽい服装をしているが、たまに細か過ぎて伝わらないモノマネになっている日がある。 　陽気でさっぱりとしており、後腐れがない。心の距離が近い。割に全員に対して敬語を使用するなどふんわりと弁えているちょっと変な人。基本丸い物言いだが、こと芸術関連になるとたまに鋭利な発言をする。 　世間的に見れば真っ当な大人ではあるものの童心を忘れておらず、ところどころ子供っぽいところがある。七不思議に興味津々だったり、化学準備室に忍び込んでみたり、勝手に冷蔵庫使ってみたりがいい例。と言っても基本的にいい人の区分の人間であり、度が過ぎたことはしない。割と善性由来の責任感が強く、また他者に誠実でいることに対して真面目。 　恵まれた体格、体質。運動が得意で体力もある。「彫刻とか絵画も大きな作品作るのには体力必要」「石膏運んでれば筋肉付きますよ」というのが本人の弁。実際小中学時代にはバスケ部に所属していた。現在も昼休みなどに生徒と校庭や体育館で遊んでいる。 　休日に山道など道なき道へ突き進みクロッキーをしに行くこともしばしば。 　体が大きい割にあまり目立たない。 　これは自動ドアに無視されたりいることに気付かれない系統のものではなく、良くも悪くもすごく普通でそんなに目立つところがないというもの。 　透明人間になれるということに気付いて以降、一度も悪用らしい悪用はしていない。やる時は生身で堂々やる(化学室の冷蔵庫の件など)。 　これは単純な「素朴な善性」以上の理由はなく、多分何してもバレないんだろうけど何してもバレないからこそなんだかなあ……という忌避感がある。色々考えてみたことはあるが、バレないということがほぼ確実な以上、罪悪感を抱えることになるのが嫌で行動にしたことはない。 　ぼんやり空を眺める時や校庭の端、土手で寝っ転がる時などに透明になり、その状態で絵を描くのが好き。 　専門は絵画、彫刻。一応メインは絵画だが同程度彫刻にも情熱を注いでいる。画材は基本キャンバスに油彩。彫刻は木彫が専門。 　芸術家としては活動していないが、放課後などは生徒の部活を見る傍ら個人的な作品作りに没頭している。勝手に美術準備室に泊まることもしばしば。作風は基本写実。自然主義的な絵画、中でもミレーやフェルメールといった画家に代表される風俗画的なものを強く好む傾向にある。 　透明になり、人間に限らず動物など、描き手を一切気にしていないモチーフの様子を描けることに大喜びしている。 　モチーフ、モデルに選ぶものとして生徒たちであったり市井の人々であったりが多いが、特定の誰かの絵を描くのはあんまり好きじゃない。あくまで人間がごく自然に生活している風景を描きたいのであって、特定個人を描きたいわけではない。なので自分の絵を描いてなど言われると嫌すね！になる。人好きだが、美しさという観点で人間にはあまり興味がない。 　彫刻も自然主義的なものが多く、美術準備室にはチェスの駒程度のサイズの動物の木彫がたくさん転がっている。でっかい木が必要な時に自分で動かせた方がいいので重機の免許を持っている。 　作品を売ったりすることは基本無いため(公務員)、絵画や彫刻に気に入ったのがあれば持っていっていいよ〜と生徒によく言っている。作りたいから作っており、手元に置いておくことにあまり意味は感じていない。 　名前はフェルメールの「ターバンを巻いた少女」から。 　一人称：私、たまに自分　生徒たちには先生　学生時代は俺 　二人称：〇〇先生、〇〇さん 「丹波郡です。美術の先生やってます！ これから一年、よろしくお願いしますね〜。早速ですが、みなさん好きな作品ってありますか？ 無い人は教科書開いて探してみてください。好きとかじゃなくて、なんとなく綺麗だな、いいな〜って思ったものでも平気すよ」 「お、バスケですか？ いーですよ〜」 「いやまあ、考えましたよ？ だって中学卒業直後の健全な男子高校生が透明人間になる力手に入れるって、お膳立てみたいなものじゃないですか。まあ今となってはやんなくてよかったってマジ思いますね。一生誰にも言えないこと生まれて、しかも内容それとか嫌過ぎじゃないすか」 「え？ 化学室冷蔵庫あんすか？ いいな〜！」 「人間とか動物メインはあんまり興味ないすね〜。いる風景描くのは好きすよ」 「ええ〜私ですか？ いやあ〜ほらあ、制作の時間とかもあるんでえ……」 　ちょこちょこ間延びする。 　テンション高過ぎず低過ぎず　でもご機嫌で感情豊か 　●カラーコード：FFC100 　

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