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--- 　 🦌 𝗻𝗮𝗺𝗲 　Peter Tolman　-　ピーター・トールマン　 --- 　🦌 𝗳𝗲𝗮𝘁𝘂𝗿𝗲 　《 眼鏡をかけている(D) 》 　あなたは常時眼鏡を必要とする視力だ。眼鏡を失えば、視覚に関連する技能は-20%となる。→40P取得 　《 マニア・コレクター 》 　コイン、本、昆虫、芸術、宝石、歴史的な遺物などを収集している。 　任意のコレクションを1つ決定すること。その筋では有名人であり、＜幸運＞ロールに成功すれば相手にも共感を得られて、感動を与えられるかもしれない。 --- 　🦌 𝗰𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 　「私などはもう、ただの老いぼれでございます」 　▮ 私 / 貴方 / ～様 　物腰柔らかな杖をついた老人。背が高く、質の良いスーツを着ている。 　レザーブランド「トールマン」家の現当主であり、普段は山中の工房に籠り黙々と仕事を熟している。 　トールマンの皮製品は生産数が限られている為一般的な流通は殆どしていないものの、マニアにとっては垂涎もので、オーダーは常に数年待ちのほか中古品でさえ数百～数千万で取引されている。 　しかし問題は、後継ぎがいないことである。本来は一家で技術を受け継いできたが、ピーターは最愛の妻と息子を若くに亡くして以来後継ぎを作ろうとせず、ファンの間でもトールマンはピーターの代で終わるだろうと噂されている。 --- 　🦌 𝗯𝗮𝗰𝗸𝗴𝗿𝗼𝘂𝗻𝗱 　小さい頃から両親に習い革製品を作っており、自身も動物に触れ彼らの皮を生活の一部とする行為が好きであった。 　そう、純粋に好きだったのだ。好きだったからこそ、お見合いで知り合った素敵な女性と可愛らしい幼い息子に囲まれ幸福の絶頂に至ったとき、どうしようもなく彼らを「作品」に残したくて、それを止めることが出来なかっただけだ。 　ピーター・トールマンは、動物に限らずありとあらゆる人間の皮を剥いで作品を作る、狂気の殺人鬼である。 　鞄や靴、手帳、財布、さまざまに加工した。自ら材料を調達しに行くこともあれば、プライベートオークションのような場所で珍しい人種の皮を調達することもあった。皮以外にも使えそうな部分は収集しており、裏社会の人間からは名の知れた人体収集コレクター。 　しかし老いて足も悪くし、昔ほど精力的に活動ができなくなった為に年々作品数は減ってきている。 　マニアの間では彼の死後に誰が残った作品を手にするのか、水面下で苛烈な争いと交渉が行われているらしい。 　U.N.オーエンとの文通はここ数年で一番の楽しみで、彼の多彩な趣味には少なからず刺激を受けている。 　 --- 　🦌 𝗼𝘁𝗵𝗲𝗿 　▮ 《芸術家（2015）》ベース　 　<天文学> → <薬学>へ変更 --- 　🦌 𝗺𝘂𝘀𝗶𝗰 　未定 　 --- 【Peter Tolman】 1963-1887 1957/1/14 イギリス、スコットランドを中心に行方不明者が続出した。 いずれの人物も足取りが掴めず、 一連の事件は幽霊が子供を誘拐した、ブギーマンの仕業だと取り留めもない噂が巷を賑わせた。 -- 1957/8/25 行方不明者は相次ぐ。 行方不明者数は老若男女問わず増え続けている。 家族構成や貧困層、富裕層問わず、 あまつさえ、国外から入国してきた旅行者まで行方不明者がでている。 そして警察関係者によれば、外飼いの犬猫等の行方不明も 増えているらしい。 -- 1957/12/30 皮膚の失われた遺体が立て続けに発見される。 遺体にはどれも打撲痕があることから、 犯行には鈍器が使用されたものと考えられている。 一部身元の確認が取れた遺体が、近頃巷を騒がせている 行方不明になった者だと判明した。 -- 1960/5/24 昨夜、とあるブラックマーケットに警察が立ち入り調査を決行した。 その中には数多のここには出せないような商品が流通しており、 尚且つそのマーケットに参加していた約34名がその場で逮捕されたとの事だ。 しかし、この立ち入り調査はそれだけでは終わらなかった。 ブラックマーケットからは数点人間の皮膚から作られたと思わしき 財布、手帳、鞄や靴が押収された。 丁寧に鞣されたその革は、一見人の皮膚には見えないほど艶やかで、 押収後にそれが人革だと発覚したとのことだ。 -- 1963/10/4 スコットランドの外れにある一軒家で、 ピーター・トールマン氏が遺体として発見された。 その遺体には足がなく、同自宅の作業用テーブルの上で発見された。 遺体や部屋の状況から、 自分の足を切り取っての失血死だったと思われる。 彼の自宅の棚からは、作り途中であったであろう人革でできたコインケースや 人の骨と皮、そして猫の顔で飾り付けられたチェア等も押収できた。 ピーター氏が行方不明者連続誘拐事件の犯人だったこと共に、 例のブラックマーケットの出品者だったという事が判明した。 ＝＝＝ 彼はいたってシンプルに皮を愛していた。 そして人としての暖かさも知っていた。 だからこそ、愛した人間を最初に「作品」として 永遠の最愛に残したのだろう。 ---

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