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黒澤冬璃(くろさわ・とうり) コードネーム：“” 年齢：16(12/12) 性別：男 身長：174cm 体重：68kg 髪の色：黒 目の色：水色 肌の色：黄 「俺は黒澤冬璃。……よろしく」 「俺には構わない方がいい。お互いのためだ」 　今年面影島に引っ越してきた男子高校生。面影高校2年。人を避けるきらいがありクールな一匹狼だが、根っこは優しいしちゃんと話せば案外会話してくれる。趣味は釣り、料理、読書。引っ越してからは祖母と共に家事をやるようになり、多少ゲームもするようになった。特技は家事全般。UGNに登録されてはいるものの実際に任務に協力した経験はない。とはいえ多少の訓練は積んでいる。戦闘時には、彼の意の通りの形となったストライクチップを、超高速で射出し敵を貫く。 　とある街の病院で生まれた。六白傷無とは同年代で、両親も仲が良く幼馴染としての関係を築いた。覚醒以前の彼は明るく、いわゆる陽キャで目立ちたがり屋だった。足が速く、体育の成績は常に上位でスポーツ万能だった。その彼に転機が訪れたのは10年前のこと。とあるジャームに襲われ次に目を覚ました時には傷無の姿はなかった。病死したと聞いたが、あの日のことを思い返すと、何となく罪悪感がぬぐえなかった。両親と共にこの世界の裏側について聞いた。両親は一応理解してくれたようだった。彼も理解はしたが、生活に多くの縛りがつくことに納得はしていなかった。その後なんとか学校に復帰したものの、以前のように上手く笑えなくなっていることに気づいた。以前とは大きく変わってしまった日常に戸惑いを隠せなかった。ある日のこと、とある同級生から理不尽な物言いをされ、喧嘩になった。そこで加減を誤ってしまい、その同級生に大けがをさせてしまった。この一件で父はオーヴァードと暮らすことに危機感を覚え母と喧嘩し、最終的に二人は離婚した。このまま学校にいるわけにもいかず、母と二人で引っ越すことにした。これらの数か月の出来事によって彼は、自分が人と関わるとその人を不幸にしてしまうように思うようになった。その後彼は極力人と関わることを避け、なるべく一人で行動するようになった。母親を手伝うために料理を覚え、家事をするようになった。趣味も祖父と昔やった釣りや、個人的に元々好きな読書をするようになった。このままひっそりと生きていこうと思っていた矢先、母親の仕事の都合で転校した先で、彼はまさかの再会を果たす。

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