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2-7　珍しい技能　探索者は［INT×5］%の、日常生活では役に立たないが特定の人を感心させるような技能を1つ、キーパーと相談した上で持つことができる。例:〈製作(プラモデル)〉〈芸術(対戦格闘ゲーム)〉〈ほかの言語(インターネット･スラング)〉など。 →ギャンブル 1-8　幸運のお守り　幸運のお守り(どんなものかはキーパーと相談して決める)を持っている。身に着けているかぎりPOW+1。もし手放したり紛失すれば不運を招きPOW-1。POWの減少により〈幸運〉は変化するが、正気度ポイントは変化しない。 →ライター：大学時代、懇意にしていた心理学科の教授から譲り受けたアンティークもの。彼から教わってきたことが、今の自分を芽吹かせた。 ハンツ・ヴァール・ハマー 「こんにちは、可愛い人」 「素敵な手だね。指輪なんて似合うんじゃない？」 一人称:俺 二人称:君 サイフォンの前に陣取って豆を挽き、時折客に手を振る。そんな気ままなカフェのオーナー。 女性客を口説きがち(スタッフに怒られることもあるかも？)で、すぐサービスしてしまう。 珈琲は濃いめに淹れるため、好みが分かれることも。 以下秘匿バレ 「ギャンブルの面白いところはさ、賭けるのは金なんかじゃないってところだと俺は思ってる」 「そりゃ金銭もテーブルに乗るさ。でもそれだけじゃない。高級車も土地も、女だってチップに変わる世界だ」 「懐かしいなぁ、本当にあるんだよ。特に他人をどうこうできるってなると…お互いアツくなる」 「…どうしたかって？勝ったさ。せっかくだから籍も入れさせた」 「でもお互いすぐ飽きちゃったかな。…どうも向かないんだ、固定された人生ってもんにさ」 昔からだ。危ない橋を渡ることが楽しくて仕方なかった。 そして、目に見えた不可能を可能にする天賦の才が自分にはあった。 初めての賭けで当時の全財産を賭け、そして勝った。その瞬間の快楽を見出してからは、もう虜だった。 分析が趣味で、ギャンブルは生きがいだ。 ”趣味”で対戦相手やディーラー、支配人、カジノの空気感、その日の天気まで分析をしたなら、後はそこに自分の天運を賭け挑む。分析が当たれば気分が良い、イカサマが通れば無敗は積み上がる。 最初は”気狂い鯨”と揶揄された。勝利を積み重ねるうち、”悪魔”の名で通るようになった。 金自体に興味があったわけではない。大勝ちした後にシャワーのようにばらまいて、客に拾わせ楽しむこともしばしばだった。 賭場を潰してしまって持て余した余韻は、墨を入れて発散するようになった。 賭け金にされていた女を勝ち取り、結婚してみたこともあった。手癖の悪い美人で、気が合ったし互いに熱を上げていた。 ただタチが悪かった。娯楽に弱く、中毒をいくつも抱えているような女だった。 身体に不調を感じたのもその頃だ。妻に何か盛られたかと思ったが、そうでもなかったらしい。 原因不明の症状ゆえに、ギャンブルから手を引いた。隙を見せれば食われる世界だ、そんな滑稽な幕引きは御免だった。　 1年間、無為に金を浪費した。暇を持て余して、ヤク中の妻に無駄に金を持たせて泳がせてみるなんてこともした。知らない男と国外に逃げたので放っておいた。 さて。 ギャンブルから醒めてしまった脳で、考え得る限りの浪費を尽くした。 宇宙旅行でもできれば面白いが、元々は警察に睨まれている身。目立つようなことをすれば退屈な豚箱行きだ。 なればこそ、”趣味”を活かせる人生を模索した。 結果が現状である。一度落ち着いて過ごしてみるのも悪くはない、いくら失敗してもいいカフェ経営なんてお気楽なもんだ。 「…いつまで持つだろうね」 _________________________________________________ ギャンブラー 言いくるめ、隠す、聞き耳、芸術(ギャンブル)、経理、心理学、目星、拳銃 特記：ギャンブルの際、幸運に＋10%のボーナス。 芸術(演劇)→芸術(ギャンブル) 関心技能→拳銃 かつての通り名:悪魔(High Demon） 大金を賭けては対戦相手、ひいてはカジノを潰すことからついた名。英語での呼び名はHigh Roller（大金を賭ける顧客）から派生したもの。(ボイセで呼ぶ時悪魔呼びで大丈夫です◎) 日記：分析癖は抜けていない。気づいたことがあれば分析し、書き込む。おかげでスタッフの細かな癖までわかってきてしまった。 名前：wal=クジラ（ハイ・ローラーと同義） 余談:大きな賭けに勝つたびに体に刺青を入れていたら、もう入れるところが無くなってしまった。一応隠れるところ以外にはオシャレ程度しか入れていない。

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