タグ： seekers. 華月咲夜

☆振り直しメモ ・SIZ3回 ・特徴表 　1-1君は風を引かない、1-3素早い、○3-7俊敏、○4-9暗黒の祖先、5-3失敗は発明の母 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ おれ/あなた、〜さん/彼、彼女、あのひと 「とうってしながらパーンしてくるくるどーんで花丸なんです」 (訳:高い所から飛び降りつつ威嚇射撃、左右と背後の敵にも回転蹴りを入れ綺麗に着地出来たら花丸満点 「えっへんポカポカする人はぐさりの前にガシャンするのがえーんをぽいする最適解です」 (訳:威張り散らしてハラスメントする人は恨まれていつか刺されるのでその前にちゃんと捕まえて反省させれば泣く人も恨む人も罪を犯す人も居なくなる 「へちょりの時はぺっとりぎゅーが良いんですよ。ふにゃらするのでどうぞ！」 (訳:気分が落ち込んでる時は人肌に包まれると安心出来るのでどうぞこの胸を使って下さい 記憶力も理解力も判断力もあるのに致命的に語彙が足りないというか擬音で表現する為にアホの子にしか見えない中型仔犬系男児(成人)。 忍耐力もあるが体力と行動力もあるので差し引き0。 苦手科目は勿論国語。 報告書は毎回書き直しを命じられるが、最近では5回目くらいで妥協されている。 直属の上司と同僚の読解力が上がっただけかもしれないが。 旧き神を信仰するらしい団体に生まれた。 しかしその大半は、信仰の名の元に享楽の為の残虐な犯罪行為を(本人達の中では)正当化する犯罪者集団だった。 物心つく頃には両親の姿は無く、子供達は『生贄』として番号で管理され、毎日のように扉の向こうの『音』を聞きながら人数を減らしては新しい幼子が増える環境で育てられていた。 優秀で忠実な手駒を増やし、そうでない者は『生贄』のまま使われる。 その環境から抜け出す唯一の方法は『価値を示す』こと。 彼等が認めるような優秀さを示せば『生贄』から『信者』へ上がれる。惨たらしく殺されるのを怯えて待つ日々は終わる。 彼等から与えられる教育は幸か不幸か、一般教養以上の(少々偏った)知識、戦闘技能、一部の専門技術など、高度なものだった。 その中でどれか一つでも規定値に達したと示す事が出来れば『信者』となって『生贄』の部屋から出される。 『生贄』の寿命は長くて10年。それまでに価値を示せなければ、或いは規定値を下回った時点で『儀式』行きだ。 逆らえば、或いは彼等の機嫌が悪いだけでも『罰』と称して気分の悪くなる注射を打たれたり殴られたりは当たり前。 体調を崩した『生贄』の子供に『薬』を飲ませたと思えば、その子は次の日目覚めることはなかった。 『信者』となった殆どは洗脳にも似た教育によって彼等の望むモノとなって出て行ったが、稀に『生贄』達の環境改善の為や『外』へ助けを求める為に彼等の望む『信者』の姿を装って出た者もいた。 扉の向こうへ行った子供達のその後は知らない。 けれど、彼等の残虐性からして本来『信者』となる規定値は実際に示されたものより高いのだろう。 示された規定値に届いても実際の規定値には届かなかった者は『生贄』として弄ばれたのだと、希望を見せてから絶望に叩き落としたのだと見てもいないのにそう確信するのは。 扉の向こうから聞こえる『音』に、聞き慣れた『声』が混じっていたから。 くぐもってなお絶望を知らせるそれは、毎回ではなく規定値ギリギリか少し上だった者達の末路。 それを理解出来てしまうだけの知能と、それでも耐えられるだけの精神力があったから。 いくつかの規定値を超えながらもそれを隠し、他の『生贄』の子供達が一人でも多く生き残れるようにと教え導いた。 『信者』となった子供達のその後が分からなくても、それ以外に扉の向こうで生きられる可能性を上げる方法なんて知らなかったから。 そうして10歳まで残り一週間となった春。 犯罪者集団は壊滅した。 大元となる信仰団体のトップにはトカゲの尻尾切り宜しく逃げられたが、少なくとも信仰の名の元に犯罪行為を繰り返していた集団は捕まったのだ。 しかし彼等の最後の悪足掻きという名の爆破によって建物の一部は崩壊、『生贄』収監施設へは毒ガスが散布され。 『生贄』の子供達で生き残ったのは一人だけだった。 運が良かった訳では無い。 他の子供達がその小さな身体を盾にして、積み重なって壁となり、足りない空気を口移しで与えてまでただ一人を守り、救助が来るまで生かしたのだ。 自分意外誰一人助からなかったと知った時、怒りと憎悪で可笑しくなりそうだった。 それなのに復讐相手は殆ど既に檻の中か地獄行き列車に乗った後。 逃げた者達を追う権利は警察の中でも一握りの優秀な者にしか認められないと言う。 それ程の犯罪組織だったから、と。 だから警察官になることにした。 一握り以外駄目だと言うのなら、自分がその一握りになれば良い。 幸い犯罪加害者ではなく犯罪被害者のこの身は規定値さえ満たせば警察に入れる。 警官になって、一握りになって、残党を見付けて、そうしたら。 そうしたら、捕まえるのだ。 その両手に銀の輪を掛けて、笑顔で檻へと詰め込んでやろう。 殴りはしない。罵りもしない。 殺したりなんかしない。 彼等と同じところになんか堕ちてやるものか。 そんなことの為に自分は生かされたんじゃない。 だってあの子達は言ったのだ。 「あなたはわたしたちのヒーローだ」と。 助けられなかったのに。 それでも「生きて」と言われたのだ。 呪いにも似たその言葉は、けれど確かに祈りだった。 だから自分はヒーローであろう。 あの子達に誇れる自分である為に。 命を懸けてでも助けて良かったと笑って貰えるように。 生かしてくれてありがとうと笑って逝けるように。 この数年後、残党が全員捕まったと聞かされた時は少し虚しくなったが、まぁそれならそれで他の犯罪者を捕まえたり犯罪行為を防いだりすれば良い。 怒りも憎悪も無しで正しくヒーローをやれるのだと前向きに考えることにした。 元々は専用の児童養護施設に入る予定だったが、周りが思うよりずっと前向きで、施されていただろう洗脳すら跳ね除けていた精神力と本人の強い希望により、護衛監視経過観察諸々含めて担当警官(独身)の養子として引き取られた。 その際正式な名前が無いことが判明し、苺飴のような赤い瞳から『苺(いちご)』と名付けられる。 仕事の出来る養父は名付けのセンスが無かった。 女の子のような可愛らしい字面だが、本人は美味しいからと気に入っている。 因みに誕生花が苺の花だったのは完全な偶然。 養父が好きだったらしい昭和のヒーロー番組『月光仮面』の話を聞いて「これだ！」とリスペクトを始めたのは完全な余談である。 「憎むな、殺すな、赦しましょう。お月様は皆にキラキラピッカリなんですよ」 『生贄』時代、当たり前のように真面な食事は無かった所為か身長は警官規定値ギリギリ。ギリギリでも規定値なら十分。 大抵のものは『生贄』時代の食事より良いと思っているので余程のものでなければ美味しく食べられる。 11歳の誕生日に養父が作ってくれたカップケーキ(塩と砂糖を間違えた上表面丸焦げ中央半生)も美味しく頂きました。 因みに童顔なので身長も含めて未だに学生と間違えられるし夜中に外にいるとしょっちゅう補導されかけている。 「沢山もぐもぐにょーんしました。美味しいのいっぱいでやっほいです」 本を読むのは嫌いではないが、好きでもない。 好きな本のジャンルを聞かれて「辞典」と答えた結果、クリスマスプレゼントが広辞苑になった10歳の冬。養父も大概ズレた人。 物語など内容を楽しむような本を読むことが少ない所為か単語を多く知っていても語彙として活用出来ていない。 プレゼントの広辞苑が主に報告書の作成時に使われていると知った養父は「使えて偉い」と宣った。そうじゃねぇよと周りは突っ込みたかったとかなんとか。 因みに原文がある場合はそのまま丸暗記して話すので伝言や書類の読み上げには支障がない。要約させると擬音になるが。 「辞典はペラペラするとおおーってなるんです。だからうーんってした時にペラペラしてます」 見た目は美人で能力も高い為にモテるが、語彙力が残念な所為で付き合っても直ぐにフラれる。 本人は好意に好意を返しただけなのでフラれても特に気にしていない。そういうところだぞ。 恋をした事がないので告白される事は多いが自分から告白した事はない。恋になる前にフラれているとも言う。 男性に告白された事も付き合った事もあるが、見た目以外はちゃんと男な上に相手も外見に惹かれただけだったのでやっぱりフラれている。 当然性経験は無し。襲われかけた事ならあるがちゃんと未遂。知識はあるが興味はあまり無い。 「好きがわちゃわちゃなのは知ってます。でも自分の好きと相手の好きはあんまりピタッてしません。むむむです」 ストーカーや誘拐、性被害(未遂)も多く経験した。 が、ストーカーには逆に住所・電話番号・SNSアカウント等を特定した上で普段の行動記録を細かく一ヶ月分書き上げ、(養父に添削して貰った後)ストーカー本人に手渡しして心を折ったり。 誘拐犯には敢えて攫われた上で油断したところを急所打ち(鳩尾に蹴り、胸に肘鉄、顎に掌底)して沈め、ロープとシーツでぐるぐる巻きにした後養父に連絡し捕まえたり。 手篭めにしようと襲って来た体育教師には服を破かれたところでその手を掴み逃げられなくしてから持ち前の肺活量で渾身の悲鳴を上げ、生徒教師事務員問わず巻き込んだ大事件にしてやったり。 養父以外の警官には呆れられたり叱られたりもしたが、本人的には正当防衛である。 因みに養父には犯罪者を捕まえたことを褒められた後に幾つかダメ出しをされ、より効果的・効率的な撃退方法を伝授して貰った。 「犯罪はポカンガシャンめってして、ごめんなさい出来たらよしよししてあげるのが警察のお仕事なんです」 よく食べるがよく動くので太らない。 効率的に動けるような鍛え方をしたので細く見える。 服によっては女性に見られるが、ちゃんと男の体付きはしているので薄着なら間違えられる事はあまり無い。 が、ユニセックスの服を好んで着る所為で出先でトイレに行く時は大体いつも二度見される。 ついでに体質的に日焼けはしないが赤くなって痛いのと室内は冷房で寒いので夏でも長袖。 因みに女装するなら化粧も仕草も完璧にやるタイプ。中途半端にするから恥ずかしいんだと思っている。 「ピタってしてるのはぎにゅーってなるのでゆるゆるだらーんが良いんです。でもダルダルはぷんってするのでぷいします」 『生贄』時代、自分より小さな子供達の面倒を見ていた経験からか子供好き。 語彙の所為でアホの子認定されがちだが他人の世話を焼くのも好きなので細かい気配りも得意。 気付いてお礼を言われるのは嬉しいが、気付かれないようにさり気なく手伝って相手の負担を減らすのが趣味。やり過ぎるとその人の能力を落とす事になるので加減は必要だが。 スキンシップも大好きなので他人との距離は近い。 「にっこりを見るとふにゃらってしますよね」 スマホを買った時、同期に勧められて放置系のソシャゲをダウンロードした。 ガチャで色々出るのが面白くて毎日ログインしてロクボ無料ガチャを回している。 勧めた同期が課金し過ぎて月の2/3がもやし生活と聞いて絶対に課金はしないと決めた。 イベントも参加するがランキングには興味が無く、当然寝不足になる程のめり込んではいない。 特定のキャラが好きとかは無いが、それはそれとして無料ガチャでSSレアが出ると喜ぶ。 因みにガラケーは養父に引き取られてから早々に渡されている。 本人は特に必要だと思っていなかったが、頻繁に事件の被害に遭う為、猫の鈴扱いで持たされていた。 スマホに変えてからそのガラケーは部屋で大事に飾られている。 「ツルツルは便利でやっほいです。でもポチポチぴゅーんとプルルだけならパカパカのが楽ですね」 元は右利きだが『生贄』時代に左も同程度まで使えるように訓練されている。 銃は右手のが得意だが、文字は左手のが綺麗に書けるので基本的にペンを左で持つ所為か左利きと思われがち。聞かれないと訂正しないけど。 右手でリズムゲームをしながら左手で文書作成するなんて無駄に器用な事も出来る。 「右はばーんぎゅってする手で左はちょこちょこの手なんです。でもくるってしても出来ます」 ◇好き嫌い ◽︎好き→養父、子供、月光仮面、美味しいもの、自分を生かしてくれたあの子達 基本的に好意には好意を返す。 悪意を向けられても犯罪に至る前なら善意で悪意を潰しに(心を折りに)行く。 本人的には100%善意。 ◽︎嫌い→注射(採血・点滴含む)、お薬 嫌いではあるが必要なら我慢出来る。 我慢は出来るがそれはそれ。嫌いなものは嫌い。 風邪をひいても熱を出しても栄養取って寝てれば治ると極力病院には行かない。 下手に注射を打つと気分が悪くなるのでPTSDかもしれないが我慢出来ない程でもないと黙っている。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 誕生日：3/31 血液型：B型 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ◆職業ベース ・警官、刑事(EDU×20orEDU×10+STR×10) 言いくるめ、聞き耳、心理学、説得、追跡、法律、目星 1つ：運転(自動車、二輪車)、信用、組みつき、武道(柔道)、日本刀、拳銃、杖 　→信用 特記：制服を着ているか、警察手帳を提示すれば〈信用〉に+20%のボーナス。ただし、何らかの理由で警察に敵意を抱いている者に対してはその限りではない。 ◇特徴表 ・3-7 俊敏 どんな時でも、鋭く素早く状況を把握出来る。〈回避〉の基本成功率は、通常の[DEX×2]ではなく[DEX×5]である。 ・4-9 暗黒の祖先(D)　1d6→6　暗黒度60 邪悪な一族、カルティスト、人肉捕食者、もしくは超自然のクリーチャーの子孫である。D100をロールし、結果が大きいほど、邪悪な存在となる。 ◆技能 ◽︎職業技能 ・聞き耳→声の聞き分けが一番得意。助けての声を聴き逃したくないんです。 ・追跡→絶対逃がさない強い意志。例え火の中水の中。 ・目星→違和感は問題の書かれたパズルのピースに似ている。小さな欠片も大事な一欠片として見逃さない。 ・信用→やたらと自信満々な姿は妙に疑う気持ちを損なわせる。目を見てハキハキ喋るのがコツ。 ・心理学→『生贄』時代、子供達の相手をしたり『信者』達を欺いたりするのに使っていた。今も仕事に使えてとっても便利。 ・法律→警察として必要な分をそれなりに。細かいところは必要なら詳しく調べられる程度。 ◽︎趣味技能 ・キック→犯人制圧用。銃を持つ為に手は空けておきたい。 ・拳銃→威嚇射撃と牽制用。だって月光仮面は二丁拳銃なんですよ。 ・精神分析→『音』に不安がる子供達を宥めるのによく使った。今も犯罪被害者や加害者に度々用いる。 ・跳躍→引き取られた後から訓練しているが危ないので高い所から飛び降りるのは禁止された。月光仮面はビルの上にも飛べるのに。 ・コンピューター→『生贄』時代に仕込まれたもの。ハッキングもクラッキングもデータ改竄も復元も出来る。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ◇名前 ◽︎日溜まり 日光が当たる場所の事を日向と呼び、特に日光がよく当たって暖かくなっている所を日溜まりと呼ぶ。 また、優しく穏やかで明るい性格の人を日溜まりのような人と例えたりもする。 ◽︎苺 バラ科オランダイチゴ属の多年草。 別名：以知古(いちご/[古名] 本草和名)、伊致寐姑(いちびこ/[古名] 日本書紀)、一比古(いちびこ/[古名] 新撰字鏡) 花言葉：尊重と愛情、幸福な家庭、先見の明、あなたは私を喜ばせる、無邪気、誘惑、清浄、完全なる善(西洋) 食用として供されている部分は花托(花床ともいう)であり果実ではない。 果実は一見して種子に見える一粒一粒であり、正確には痩果と言い、ビタミンCやアントシアニンが豊富。 甘みがあるため果物として位置づけられることが多いが、園芸学では木の実(木本性)を果物(果樹)、草の実(草本性)を野菜と分類する為、草本性である苺は野菜。 また農林水産省の作物の統計調査でも野菜に含まれている。 ただし実際は果物と同じように食べられていることから「果実的野菜」とも呼ばれる。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 記憶はビデオテープのようなものだと言う 思い返す度に擦り切れて 思い出さなくたって劣化する 声も顔も名前も分からなくなって 感情に上書きされていく 感傷に削り取られていく 優しさは毒に似ていて 哀しみは麻薬のようで 囚われるなと誰かは言った 忘れないでとあの子は言わなかった それでも、忘れてとは言われていないから 擦り切れてしまう前に 上書きするなら同じ形をなぞって 何度でも思い返そう 【毒を喰らいて薬と化せ】 記憶は細胞とおんなじで 祈りは愛情の成れの果て

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