タグ： 腕 海も枯れるまで

海上自衛官。 潜水艦のソナーマンだった。 —————————————————————————————————————- 以下長いので要約を先に記す —————————————————————————————————————- 海自の士官兵(中の人が詳しく無いので表記がおかしかったらごめんね) 潜水艦のクルーでソナーマンをつとめていた(めちゃ耳がいい) とある任務中に事故で潜水艦が止まってしまう もしもの時の訓練や対処はもちろん叩き込まれていたが、不運が続き長期間潜水艦に閉じ込められることとなる そんななか錯乱した同僚に暴行を受けそうになる。 運良く未遂に終わったが、艦内の特に狭い空間に閉じ込められ首を絞められながら襲われたため精神的なショックを受ける その後なんとか救助され生還することができた。 襲ってきた犯人は懲戒解雇されたし逮捕されたが、その時のショックで閉所恐怖症とパニック障害を発症 内地勤務を進められるが辞退し軍を辞めてしまう。 不仲な実家に帰る気にもならなかった。最愛の弟に連絡を取ると知らない女が出て自分が従軍している間に弟は死んでしまったと聞かされる。 生きる希望を無くし、死に場所を探し彼は彷徨う… —————————————————————————————————————- 幼い頃から美しい子供だった。ただあまり幸せではなかった。 普通の両親の間に生まれどちらにも似ていなかった。 あまりに似ていなかったため母は浮気を疑われ、DNA鑑定をした所100%2人の子供であった。 調べた結果父方の先祖に海外の血が入っており所謂先祖返りだった。 誤解は解けたがなんとなく両親はぎこちなく、3年後に弟が産まれてからは両親に似ている弟ばかりが可愛がられた。 仲が悪かったわけでは無いがあまり愛情をかけられることはなく育った。 美しい容姿が他人の目に触れられるようになってからは軽犯罪未遂の嵐だった。 痴漢や誘拐未遂は数知れず、早いうちから自分の容姿が人と違う事に気づき、自衛には余念がなかった。 防犯グッズを常備し、護身術に空手教室に通ったこともあったが勝手に痴情の絡れに巻き込まれてすぐやめた。が、そこで習った鍛錬の仕方を一人で続けて腕っ節はそこそこになった。 親や他人や人生に悲観していたが、決定的に嫌いになれなかったのは弟がとても慕ってくれていたからだった。 基本的に温厚な性格だが初めて他人にキレて人を殴ったのは小学六年生の頃に弟が同級生に「お前兄貴と違って不細工だな！」と揶揄われている場面に出くわした時だった。 弟の泣きそうな顔を見た瞬間に頭が真っ白になって弟の同級生をぼこぼこにしていた。 弟のもうやめて！という泣き声で我に帰った。 弟を泣かせたくなかったのに結局自分のせいで泣かせてしまって自分も信じられなくなった。 (その後多方面からかなり叱責されるがあまり覚えていない) その後は徹底的に顔を隠すようになった。 前髪を伸ばしマスクやメガネで顔を隠し、徹底的に気配を消して青春時代を過ごした。 そんな彼の唯一の好きなものは海だった。 日本海の海辺の街に生まれた彼はいつも人目を忍んで海を見ていた。 波の音が好きだった。どんなに嫌なことがあっても海の音を聴くと洗い流された。 そんな彼が海の仕事を選ぶのは必然だったのかもしれない。 今まで見た目で苦労をしていた彼にとって自衛隊は思いの外居心地が良かった。 入ってすぐ髪にバリカンを入れられ顔は露わになり注目を集めたが、訓練でボロボロの兵士たちにそんなことはあまり関係がなかった 同室の同期たちが気の良い奴らであったのも大きかったであろう。 そうでなかったら男世帯の隊内で何が起こるかは想像に難くなかった。 実際そのような事も無くはなかったが全て腕っ節で黙らせた。 苦楽を共にした同僚たちとの絆は確かで、思えば一番幸せな時期だったかもしれない。 従軍して数年、とある任務中に事故が発生する。 機械トラブルにて潜水艦が動かなくなり、長期間海中で閉じ込められる事となる。 潜水艦は国家機密の塊であり、もしもの時…という覚悟はもちろん教育されていた。 みなに緊張が走るがまんじりと何もせず死を待つつもりも無い。 助かるため、皆一丸となって対処にあたる。 だがそれも日が経つと徐々に揺れてくる。もし助からなかったら…そんな空気が漂ってきた頃事件は起きる とある同僚に艦内の奥に連れ込まれたのだ。 連日の緊張に咄嗟の判断ができず反撃ができなかった。 押し込められ、強い力で押さえつけられ、殴られ、首を絞められた。 逆光で暗い顔の中央で爛々と光る白目が恐ろしかった。 うわ言のようにどうせ死ぬなら、ずっとこうしたかった、お前が悪い、などと聞こえた気がするが酸素が回っていない脳では処理できない 意識が途切れる寸前に助けられ、治療された。 その後潜水艦は救出されたが、事件の後遺症で閉所恐怖症とパニック障害を発症。 内地への異動を勧められたが、辞退。軍を退くこととなる。 襲ってきた犯人は、入隊当初同室だった気の良い男だった。 除隊後、外界との唯一の接点であった弟に連絡を取るが、携帯は知らない女が出る。 彼女の声は怒りと叱責に染まっていた。話を聞くと自分が従軍している間に弟は死んだという。 その言葉を聞いた後の記憶は曖昧だ。 もう生きていく意味も無い。 ふらふらと、その足は死に場所を探して彷徨う… —————————————————————————————————————- なんの小説？ 推し漫画の推しの職業を選んでしまいました(笑) 弟の名前は江(こう) —————————————————————————————————————- ○海上自衛官（艦上勤務) 職業技能ポイント：[EDUx10+DEXx10]or[EDUx10+STRx10] 職業技能：応急手当、重機械操作、水泳、操縦（ボート）、ナビゲート、サバイバル (海）　 次の技能から２つ選択→機械修理、電気修理、任意の近接技能、任意の火器技能、砲 特記：幹部自衛官（士官）は軍事や作戦に関する[説得]に＋１０％のボーナス、その他の 自衛官(下士官、兵）はＳＴＲ＋１ or ＣＯＮ＋１ —————————————————————————————————————- ・成長チェックマークを職業技能のチェックに使っています ・選択技能はこぶしと機械修理を選択 ・下士官なのでSTR+1

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