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先代君主ヴァレリー＝ベランジェの一人娘。愛称はリーナ。 最近君主に就任したばかり。まだ一年も経っていないレベル。 性格は溌剌とした明るい少女。心身ともにまだ未成熟。 頑張って君主っぽく振舞おうとしているがかなりの頻度でぼろが出る。 きっとまだ背も伸びるし、頭もよくなる。せーちょーきってことだね！ 君主のお仕事に関しても頑張って勉強中。周りの大人に先生になってください、と頼んでなんでも教わろうとする様子が見られるかもしれない。 大人には精いっぱいの敬意(敬語)を、自分より年下(周りにあまりいないが)には年上ぶろうとする。 誕生と同時に体の弱かった母は他界してしまったため、母親の顔を知らない。 豪快な父(ヴァレリー)と村の皆を親代わりにして育った。 父は特別だが、周囲の人間のことも家族同然に思っている。 小さい頃から、父を継げたらいいな、お手伝いできたらいいなと考えて鍛錬と勉強に励んでいた。 彼女自身の自覚は薄いが所有欲が猛烈に強い。 簡単に言うと本当に”欲しい”と思ったものは我慢できない。 ほとんど表に出ることはないので領民や他国関係者が見ることはないが、 近しい者なら、狂気を感じる瞳で鼻歌を歌いながら欲しい物をどうやって手に入れようか考える彼女を見たことがあるかもしれない。 彼女にとって君主とは、自分と村の皆の欲しいものを手に入れ、配ってあげる存在である。 ヴァレリー＝ベランジェ 34歳男性。元セイバーの君主。 戦斧を振り回す豪快な戦士として有名だった。 本来はレオノーラが成長するまで、もう３年くらい現役を続けるつもりだったが先の戦で深手を負い、引退せざるを得なくなった。 現在は兵士の指導や木こりを手伝ったりして余生を過ごしている。 エドキア様との関係は不明。妻はいたがレオノーラを産んだ際に他界している。 基本的に娘のことは溺愛している。 邪魔にならないよう心掛けているが、大きい体を柱に隠して様子を見に来ている様子がなかなかの頻度で見られる。 しかし、時折とんでもない眼を自分(自分の物？)にも向けてくる娘のことがちょっと怖い。 どこで育て方を間違えたか……気が気ではない。この先娘がちゃんとやっていけるかパパ心配。

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