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▼職業/特徴表▼ ▶職業 ・職業ベース：民間軍事会社メンバー(2015) ・職業技能：回避、隠れる、忍び歩き、水泳 or 登攀、任意の近接戦技能、任意の火器技能 ＋次の技能から２つ選択：応急手当、機械修理、ほかの言語 ・HO特記：銃火器・近接・格闘の戦闘技能1つずつに+50%、戦闘時必ず先制攻撃。 ・楔の記憶：『双子の妹』『父』『傭兵軍との送別会』 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ▼人物▼ ▶︎名前 本名：不明、自分ですらも知らない。 コードネーム：エニグマ/Enigma 偽名：イーサン・クロウリー/Ethan Crowley ▶過去 あの独裁者の隠し子である■■は第一次世界大戦時に知り合った女性との間にできた双子の兄であり、その存在を隠され続けていた。この時代では双子は忌子として扱われる上に、敵国の軍人の男児を産んだなどと知られれば命すらも危ういからだ。陰鬱とした地下牢獄であれど、生かすために最低限の世話をしてくれた母は心の底から優しい人だと思った。しかし、物心がついた頃に牢からすらも追い出され姓も失った。父がある政治事件を起こし投獄されたからだ。 路上に座り込んで、物乞いをする日々。どこまで切り詰めても消費が上回る毎日を変えなければならないと考えた■■は右目を売った金を元手にライフルを購入し、余った金で交渉上手なブローカーと狙撃兵を雇った。契約先はアメリカ軍お抱えの傭兵軍だ。条件は3つ。誰一人として彼と接触することはできない。代わりに給料は出来高で敵兵の両の目と交換する。装備の支給等はブローカーを通すこと、だ。 厳しい交渉が続いている間に■■は狙撃の訓練を受け、いざ初陣では■■の手によって5人の狙撃が傭兵間で確認され、1週間のうちに20人分の目玉が送りつけられてきたことに本部は謎の人物に畏怖し、同時に信用を得ることに成功した。短期間なのにも関わらず、ここまでの成長を遂げたのは生まれ持った戦闘センスとでも言うべきなのだろうか。誰も謎の人物の正体が齢10際の子供だとは思わなかっただろう。後に彼は“目取りのエニグマ“と呼ばれるようになる。 浮浪者生活からの脱却に成功してからは、貧しいながらも幸せな日々を送れていた。戦場から帰ってくるのはいつかも分からない。しかし、いつであっても妹は■■の帰りを待ち続けてくれていた。...それなのにも関わらず、現実は時に小説よりも悲惨な運命を辿らせる。妹が住んでいた地域へドイツ軍が侵攻したのだ。罪のない人々が死に追いやられ、多くの命が儚く散っていった。 エニグマは軍の命令で、知っていてもなお向かってやることができなかった。助けに行くことができなかったのだ。数ヶ月後にようやっと帰ってきた場所はガラクタのような廃墟ばかりで、骨の一片すら見つけてやることはできなかった。代わりと言ってちっぽけ過ぎたが、唯一の希望である2人の秘密基地に一言だけの遺書が残っていた。 「私はお兄ちゃんとずっと一緒にいるから大丈夫だよ」 そこに書かれていたただのアルファベットの羅列は、確かな意味を持ち彼を歪ませた。自分が死んでしまっては離れ離れになってしまう。だから、どんな手を使ってでも生きなくてはならないと。生への執着は恐ろしい。彼に銃口を向けた者は皆殺すばかりの勢いで、多くの死体を作っていく。頭を撃ち抜き2度,3度。心臓と下腹部にも1発ずつ。彼の戦績から負傷者は出さなくなった。これがどれほど恐ろしい意味を孕んでいるか、ここまで読んだ君なら理解できるだろう？ その輝かしい戦績をアメリカ軍に評価され、正式な軍人となるように士官学校への入学を推薦される。そこで初めて仲間たちと面会した。あまりの若さに驚かれたが、誰もが否定することなく酒を飲み交わし送り出してくれた。しかし、元々は浮浪者だ。卒業するには苦労したが、必死に勉学に励んだ甲斐あってか一端の軍人よりも遥かに高い学力を身につけた。そこで初めて父の為す行為がどのようなものなのかを理解した。既に彼は国のトップに就任してしまっていたのだが。 家族を引き離すキッカケとなった男、妹が死ぬキッカケとなった国。ただ生きていることを使命だと思っていた彼に、憎悪の火が目的を与えた。後方支援部隊への配属願いを破り捨て、一から三まで最前線の部隊を希望した。それから長年最前線に務め、生き残り続けた彼の元にデルタグリーンからの勧誘が届いた。一歩でもドイツに近付けるならばと快諾した。 第二次世界大戦の終わりが迫る1945年の春。父の死が世に知れ渡った。 ▶表の顔(他のPCたちが知っていてもよい情報) デルタグリーンに所属する戦闘要員。彼の素性を知る者は片手で数えられる程しかいない。穏やかで物腰柔らかな口調とは裏腹に、自分を害する者はその瞬間から敵と見做し息絶えるまでロックオンし続ける凶暴性を持ち合わせている。傭兵からの成り上がりでデルタグリーンに入ったらしいが、負傷者を出したことはないそうだ。殺した相手の目を持ち帰るのが習慣になっている。 ▶裏の顔(他のPCたちが知らない情報) ある独裁者の息子。双子の妹がいたがドイツ軍の侵攻により死亡している。ずっとそばに居るという遺言から、離れ離れにならないように生きなくてはならないという強迫観念に囚われた。父に対しては“血縁という自分たちを不幸に陥れる因縁を作った”ということに途轍もない憎悪を抱いている。赤の他人であれば悪逆の独裁者とだけ見れたのに、血縁のせいで全てを失ったからだ。 ▶小ネタ ・誕生日：3月2日 ・血液型：B型 ・好きな食べ物：アーモンド ・嫌いな食べ物：幼虫 ・趣味：武器の手入れ、格闘技 ・特技：早撃ち ・喫煙/飲酒：どちらもしない ・恋愛対象：いない ・癖：死体撃ち、目玉のお持ち帰り ・イメージカラー：黒 ・イメソン： ▶一人称/二人称 私/君/彼・彼女 ▶おおよその口調 「私はエニグマだよ。確かそう呼ばれている。名であればイーサンとでも呼んでね」 「君たちの話には興味があるな。私は一切を話せないけれど、良ければお茶でも？」 「今私のことを狙ったね？殺そうとしたでしょ？絶対に許さない許さない許さない」 「死んだフリでもしてるのかな？お寝坊さんにはおっきなアラームが必要だね？」 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ▼履歴(通過シナリオ) －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ◤家族構成 ◤知人

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