タグ： 企画提出用PC 裏路地六面体

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ■能力値の決定方法:ダイス ■職業:タレントを参考に ■特徴表:なし ■外見的特徴 明るい茶髪～クリーム色。光に透かせば一瞬だけ金色に見えるかもしれない。 肩に付かないぐらいの長さで、パーマと言うよりはウェーブのような癖がある。 蜂蜜色の瞳。ややツリ目＆タレ眉。 宣材写真ではアメリカ国旗柄の帽子を被っているが、同僚からは「DJを履き違えている」「ダサい」「鏡見た？」と散々な言われよう。 ■サンプルボイス 「さあ、今日もお便りが届いております。ラジオネーム『小渕ホイール』さんからのリクエスト」 「電波は、ラジオは、きっとペンより遠くまで届く」 「俺は……この事実を伝えるべきなのか……？」 ■その他 <簡単な紹介> ・名乗りは「DJ」だが、別に音楽に限定してる訳では無いので正式には「パーソナリティー」。 ・「顔を見せる職業じゃないし」という事で<変装(2)>だし、幸運にも世渡り中に悪意にぶつからなかった為<心理学(6)>。 ・他PCやNPCに警察関係者が居て、所持する無線機が生きていれば、世界が終りかけた時でも放送があるかもしれない。 ―――――――― <過去詳細> 小学校で不登校となり、その後フリースクールに通う。 一人っ子である自分がそんな調子なのを見て両親は心配していたが、当分引きこもり生活を送っていた。 そんな中、久々に両親が実家を訪れるというのに連れ出され、渋々外に出ていくと、到着した先は山深くの祖父の家だった。 祖父は孫の境遇を知ってか知らずか、はたまた久々に訪れた客人が嬉しかったのか、祖父が趣味としていたアマチュア無線の部屋を見せてくれた。 アンティークなラジオボックス、使い込まれて尚ピカピカの電鍵、窓から覗く鉄塔。 それが後のDJオボロを生んだ、最初の一日の話である。 ―――――――― 「放送部に入りたい」 これだけの理由で、彼は高校受験を決意する。 学力も勿論だが、人の目も怖かった。 しかし、彼にはラジオという手段があった。 祖父のアドバイスと本、それから様々なサイトの見よう見真似で作り上げた鉱石ラジオの出来は散々だったが、それでも初めて作った自分のラジオから人の声が聞こえて来た時の喜びは格別だった。 どうやら自分は回路を組み立てる才能に恵まれなかったらしく、お世辞にも品質が良いものは出来なかったが、その代わりに自分の声を届けたいと思った。世界の誰かが、こうして不出来なラジオで受信してくれるかもしれないと思った。 夢を見た。いつか誰かが、世界中の誰かが、気まぐれに自分の話を聞くのではないかと言う夢だった。 両親にお小遣いを前借して電気屋へ走り、FM送信機やマイクを買い込んだ。 ベッドと食卓の往復だった日常は、いつの間にか特製のスタジオになっていた。 きっと世界の誰かに、いつか届いてくれると信じて。 周波数を合わせ、息を吸う。 「こんにちは、僕は、DJ……DJ、オボロです。どこかにいる誰かが聞いてくれたら、嬉しいです」 ―――――――― 高校には放送部の他にロボット研究会があり、そこには以来親友となる相手が所属していた。 彼は根っからのメカニックで、青春の殆どをロボコンにつぎ込み、自分が引きこもり時代に作ったきりだったポンコツ鉱石ラジオを見事に修理した上で、「君がDJオボロ？」と聞いてくるものだから飛び上がって驚いた。 「微弱無線局の電波が届く範囲なんか知れてるでしょ」と宣う彼にもう一度ド肝を抜かれ、こんなに近くにリスナーが居たのだという喜びが追っかけて飲み込んだ。曰く、受験期間中の暇つぶしに組んだラジオが偶然自分の電波を拾い、それ以来勉強のお供に聞いていたらしい。「どこかの誰か」とは思ったものの、こんなに近くに居るとは。 かくして、そんな奇妙な縁で彼とはよく話す仲となる。 ラジオでしか話していない話を知っている彼との話は内緒話のようで心地良く、全く違うタイプながらもしょっちゅう構いに行っては馬鹿話をしていた。 ―――――――― その後、ラジオ局でのバイトで出来たコネでADとして入社。 人手が足らない＆経験者という事でパーソナリティーに抜擢され、見事夢を叶える形となる。 明るく軽快な彼の語り口は安心感があると、主婦やトラック運転手の層を中心としてじわじわ人気が出ている。 その結果都心の局に呼ばれる事もあり、本格的な移籍も視野に入れつつある。 最近は改めて原点であるアマチュア無線の資格を取ろうと、モールス記号を暗記中。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

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