タグ： 亜月式NPC 振斗 道連れのドミノショー

特徴：素早い、方向音痴(増加P60) 職業：ストリート・ローグ 職業ポイント：EDU×10+DEX×10またはSTR×10 職業特記：地元の裏道や地元の裏のルールに精通している。 (年収：600万円　財産：3000万円) 円満堂 富乃(えんまんどう どみの) 18歳 高校三年生、性同一性障害傾向の(身体的)男子。"傾向"であるのは、生まれつき女の子らしい言動や趣味をしている一方、富乃自身も自分の心の性別を分かり切っておらず男性的な一面も持っているため。とはいえ基本的な言動はかなり女子、一人称はウチ。 勉強がかなり苦手な一方で運動神経はそこそこ良い。愛嬌もあり、親の都合で引っ越しが多い経歴だったがどこに行ってもすぐに打ち解けて地元の一員になっていた。友達の男女の割合は4:6。 振斗区に家族と共に定住してしばらく経った現在でも、「公園で出会って意気投合した」という園児みたいな理由で仲良くなった二万円美々図を筆頭に多くの友人がいるらしい。 富乃の家族は少し、いやかなり変だ、と富乃は思っている。事実として円満堂家は変である。 世間一般的な父親像とも母親像ともかけ離れている両親もそうだし、その血を濃く引き継いだ姉と兄らも変だ。両親は急な思いつきで何度も家族に引っ越しを強要させてきて大変だった。姉と兄は平気な顔でそれに着いていくばかりだった。そうやってノリだけで生きてる人達だから、幼い富乃が兄らのものではなく長女のお下がりを着たがったことも特に気にせず受け入れてくれているのだろうが、それでも変なものは変だった。 そして、例に漏れず富乃も変だった。面白いものや派手なものが大好きで、家族で身を寄せ合っておかしなことをするのが大好きだった。でもたくさんの友達と交流するうちに気付いてしまった。普通の人は笑っちゃいけない場面で笑わないし、普通の家は子供達の下世話な誕生秘話を両親が直接聞かせたりはしないのだ。この大好きな家族達は、自分が大好きな友達と会わせるのは憚られるようなとんでもない人達なのだ。 と分かってしまったため、富乃は現在絶賛反抗期である。と言っても根本が家族大好きで素直な性格なので、この反抗期はほとんど意味を成していない。家族に遊びに誘われれば最初はつっけんどんとした態度だが、皆が楽しそうにしていたら結局混ざってしまう。両親も姉兄もそのことを理解しているので、温かい目と言うにはちょっとイジりすぎている態度で見守っている。 なお、三男たる堂眞の女装癖は富乃の女の子らしい服を勝手に着たところから始まっている。やめてあげなよ。

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