タグ： レプ葬 HO2

名前 百篝 ももかがり ...「もも(苗字)、かがり(名前)」ではなく、「ももかがり(名前)」です。 稲妻の意。 本名 白鳥 浬 しらとり かいり 贋作師。 はつらつとした女性。奔放な様も垣間見える。 モモ、或いはモモちゃんと呼ばれると喜ぶ。 アジトの個室で寝泊まりしている。 ...車の免許証に記載できる住所がないと困るので、もしかしたら家と呼べるところは一応あるのかもしれない？ でもその家に帰ることは基本的にないです。帰らないのは気持ちの問題かもしれないし、物理的に難しいのかもしれない。詳細はセッションが始まったら考えます。 好きなものは｢刺激的なもの｣。 HO怪盗との活動は毎回刺激的で楽しいので好き。 食べ物はパチパチするキャンディと辛いものが好き。 自身の本来描きたいものが描けないフラストレーションから、無意識に刺激を求めているようだ。 苦手なものは音のない環境。音がないと少しそわそわする。 取得技能について補足 ・回避/小型ナイフ ...護身のために身につけたもの。その割りに殺意が高い。筋力があまりないので積極的に急所を狙う。 ...武器はベンチメイド製 ミニ・アディラ。アウトドア用の折りたたみ式ナイフで、刃渡り81.5mm。 ・隠す ...ナイフを隠し持つなど。 ・聞き耳 ...趣味は音楽を鳴らしながらのドライブ。アップテンポのEDMが好み。 愛車はムーヴキャンバス(イエロー/中古で購入)。 ・目星 ...絵を描く/精巧な贋作を作る上で必須の技能。 ・芸術（イカサマ） ...家族団欒の時間に、テーブルゲームで遊んでもらうことが多かった。特に頻度が高かったのは花札。子ども相手に油断も隙も見せない両親を打ち負かすため、イカサマを覚えたようだ。 以下 通過中変わるかもな自分用メモ 浬は生来、引っ込み思案で泣き虫だった。描いた絵を両親に見てもらうことで、上手く言い表せない心の内を理解してもらえることが喜びだった。気の合う友だちも数人いたが、両親こそ浬の世界の中心だった。 だから、床板の隙を母の血液が伝った時に思った。｢両親亡くしては、自身は生きていけないはずだ｣と。 母は死んでしまった。 父もどこかにいってしまったが、もし亡くなったのなら、このまま眠れば自分もやがて二人のもとへ逝けるはずだ。そうでないなら、父が迎えに来てくれるはずだ。そう思って母の亡骸のそばで眠った。 どちらでもなかった。 自身は死にはしなかったし、迎えに来たのは知らないお巡りさんだった。そして父も死んだと聞かされた。 おかしい、そんなはずはない。両親がいなければ、自身は生きていけないのだ。この足で立つことすらもままならなくなって、やがて朽ちることすら望んだのに。どうしてそうならないのだろうか？不思議に思いながら、自らの足で児童養護施設の門を潜った。 施設では凪のように過ごした。オリジナルの絵を描く力を失い、感情を吐き出す術を失ったせいで、そもそもの感情の起伏が起こらなくなってしまった。その水面下では、「父が亡くなったのは嘘で、近く迎えに来てくれるのではないか」という淡い期待が渦を巻いていた。 遂に迎えは来ないまま、大人になってしまった。 贋作師として生きていくことを決意した浬は、同時に自身を変えた。独りでも明るく強く生きられる自分へ生まれ変わった、ことにした。自身によく似た、自身の贋作を生み出したのだ。 ──本物でも贋作でも、美しければそれは立派な美術品だ。贋作師である以上、自身も画家として贋作である。 本物が正解で、贋作は不正解だろうか？そうではないと思う。偽で良いのだ。なぜなら、贋作も必要とされているから。 強かに生きる姿を見守っていて欲しい。そして必ず敵を討つ。その先のことは、今は考えたくない。

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