タグ： こたろーPC 密室のパスト(HO2)

　 ※注意※ 「密室のパスト」のネタバレを含みます！ ◆公開HO　HO2：泣き虫 　貴方達は恨まれる覚えなど無い善良な一般人だ。 　貴方はいつも震えている。能天気とは全く面識が無いが、監禁されてからは（彼/彼女）の事を常に気に掛けている。 　この異常な空間で発狂しないのは、能天気が一緒に居るおかげだ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‪┈┈┈ ◆プロフィール 　天迫 緒　あまさこ いお・28歳 　職業：料理人（レストラン社員・キッチン） 　◇家族構成 　　父： 　　姉： 　　弟： ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‪┈┈┈ ◆性格 　冷静、リーダーシップがある、女々しい、強欲 　友達付き合いが希薄で、仕事一辺倒の男だった。 　少年時代に人への依存性を自分で自覚してしまい、あまり人と関わらない方がいいと自分から避けてきた。 　自分以外の友達なんていらないでしょ？と束縛するような性質がある。 　人に興味を惹かれないよう、仕事にのめり込んでいたら上の立場にあがっていたタイプ。（21歳なのでバイトから正社員になった感じかも） 　職場の人間関係にはその性質は現れず、穏やかに過ごしていた頃、突然拉致された。 ❚現在 　HO1と2人っきりの空間で生活させられることに怖がっており、最初は他人行儀だった。 　長期間出られない世界で優しくされ、相手に依存するのは必然だった。 　ただ嫌われたくないという気持ちから、あまりベタベタとしないようにしており、クールな態度を取っている。 　相手にも医学系の知識がなさそうなのをいいことに、都合が悪いことは「頭の傷のせい」にすれば難を乗り越えられた。 　自分が怪物になった自覚があるため、外の世界に出て、元の環境が自分を受け入れてくれるか不安であり 　目の前のたったひとりとここで生活することを望んでいる。 ❚HO1に共有用 　最初の頃は他人行儀だったが、現在では軽口を叩く程度には同居人となった現状に慣れてしまった。 　基本的にクールな態度の男。 　HO1のことはなんやかんや好きで、接触などの交流は文句をつけて拒もうとするものの押されれば弱い。 　外に居た頃は料理をしていたこともあって、得られるもので出来る限り美味しいものを作る。 ◆詳細設定 ・好き得意：HO1 ・嫌い苦手：自分 ◇他PC・NPCとの関係性 ・安芸 法人（ｱｷ ﾉﾘﾋﾄ）28歳 / フリーター(芸人志望) / BD：月日【呼び方：あき】 　大胆、あざとい、怠け者、偽善者 　好きなもの「白菜の漬けもの」苦手なもの「狭いところ、抽象的表現」、趣味「特になし」 　法学部卒。大学卒業後はフリーターしながら芸人を目指している。ピンで活動してた。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‪┈┈┈ （職業）【料理人】コック、板前、パティシエ、ショコラティエ、ソムリエなど 　職業ポイント[EDU*10+DEX*10] 　職業技能：化学、芸術／製作（料理）、生物学、博物学、目星、他の言語、歴史 　　　　　　＋1つ選択：肉切り包丁、小型ナイフ、小さい棍棒 　特記：専門のサービスを提供し、かつ芸術／製作（料理）に成功すれば、＜信用＞＜説得＞などに+10％のボーナス。 　→現在の生活で取得できそうなもの：説得（見えないものの説明をする） （技能値） 　聞き耳：こんな生活をしているので嫌でも聴力が過敏になる 　回避：耳の発達により音に反応して避けられるようになった 　説得：目に見えないものの説明は全て口で伝えないといけないので上手になった 　隠す：暗いのでそこまで頑張る必要はないが、自身の秘密を守る技能 （特徴表） 　3-6：格闘センスの持ち主 　幼い時から道場で鍛えられてきた。素手の戦闘技能3つ(キック、組付き、頭突き)の基本成功率は50%である。 　6-1：奇妙な幸運 　クトゥルフ神話の神性や怪物がランダムに目標を攻撃する際、その対象からは除外される。 　ただし単独で攻撃される場合や範囲攻撃の中にいた場合は対象となる。 （その他設定） 　誕生日：7月7日 　一人称：僕 　カラーコード：# （名前の由来） 　天作之合（ﾃﾝｻｸ-ﾉｱｲ） 　意味：神が仲を取り持ったような良縁。天の引き合わせのような、似合いの男女の結婚。 　てん・さく→天迫（ｱﾏｻｺ） 　の・あい→祝・和→いお→緒（ｲｵ） ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‪┈┈┈ 2025/03/03「密室のパスト」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‪┈┈┈ ❚事前情報 　7年監禁されており、探索者は身なりを整えることが困難だ。頭髪は伸び切り腰以上の長さを持つ。 　誘拐方法は、一人になった時に狙われて目隠しをされ、スモーク貼りのワゴン車に乗せられた。 　現時点で誘拐犯に関わる情報を掴む事はできていないし、誘拐された理由に全く心当たりはない。 ・泣き虫の怪我について 　監禁されたばかりの頃、泣き虫は後頭部を大怪我していた。 　幸い頭蓋骨は割れていなかったが、大きく裂けた頭皮は乱雑に縫われるだけの適当な手当てをされていた状態だった。 　能天気は献身的な手当てをしたが、まともな設備も医学的な知識も無い為に、泣き虫の後頭部には未だに醜く引き攣った傷跡が残っている。 　手当てをされたばかりの頃に剃り落とされた頭髪はすっかり伸びて、この醜い傷を隠している。 　能天気はこの事を負い目に感じており、時折泣き虫の後頭部を撫でては労っている。 　精神分析の心得があれば、もっと有効な対応が出来たかもしれないが、残念ながらお互いに医学面に関しては全くの素人だった。 ・生活について 　飲食物と必要最低限の日用雑貨の支給・ゴミの回収は毎月7日の23時に行われている。 　いつもは厚い板で塞がれている天窓が開き、そこから紐のついた籠を上げ下ろしして物資・ゴミのやり取りをする。 　暗闇の中でやり取りされる為、作業に当たっている人間の顔を下から覗く事は出来なかった。 　監禁された初期には罵倒も挑発も試みてみたが、一切意味がなかった。 　ただ天窓からの脱出を試みる為に冷蔵庫や洗濯機等の高さのある家具を動かそうとした際には催眠ガスが撒かれ、 　眠っている内に家具が元の場所に戻されていた。この為ある程度の監視がされていると分かった。 ・生活空間について 　貴方達が監禁されている部屋はクローゼット・キッチン・寝室・バストイレのみの簡素なものだ。 　しかしキッチンだけは名ばかりで、ガスコンロも無ければ電子レンジも調理器具さえも無い。 　あるのは紙製の皿やコップとプラスチックの小さなスプーン、食料品を仕舞う為の大きな棚、洗濯機と乾燥機だ。 　物置の様な塩梅だが、貴方達はここを便宜上キッチンと呼んでいる。 　配給される品は匂いの少ない塩茹でされた豆の水煮や味の付いていないものばかりで、肉や魚は一切無い。 　いずれも缶切りが要らないパウチタイプなので暗闇で怪我する可能性は低い。 　それと必要な栄養を補う為と推測されるいくつかのサプリメントが小分けの袋に日数分詰められている。 　部屋の高さは4メートル程。天井には天窓と通気孔が一つずつある。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‪┈┈┈ ※以下、後遺症・呪文・AFのネタバレあり ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‪┈┈┈ ◆遭遇した脅威 「密室のパスト」 　・ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‪┈┈┈ ◆不定の狂気 ◆後遺症 ◆AF ◆呪文 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‪┈┈┈ ※以下、秘匿内容ネタバレ有 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‪┈┈┈ ◆秘匿内容　HO2：泣き虫 　本当の貴方は、頭を殴られた時既に死んでいる。 　貴方は人間ではなく、死肉を被る悍ましい化け物だ。血液と内臓、魂を身体から抜き取って入り込んでいる怪物だ。 　自分から排出される液体の全てがこの暗闇の世界の中でもいっとう黒く見えるのが何よりの証拠だ。 　貴方自身に凶悪さや邪悪さは一切無いが、それでも人間の死肉を被る怪物であることには変わりない。 　助けてくれた心優しい能天気に恐れられてはいけないと、貴方は人間のフリをしている。 　幸い相手には医学の心得がない様で、今はまだなんとか誤魔化せている。 　息がうまく吸えないのも、缶詰の味がしないのも、上手く眠れないのも、指が冷たいのも全部全部この密室のストレスのせいにしている。 　自分の正体が原因なのではなくて、自分の生来の臆病さのせいにしている。 　何も知らない能天気は貴方の頭を撫で、髪を梳く。 　自分の正体に気が付かれた時、この心地良い時間は終わってしまうだろう。 　その終わりが来た時にこの真っ暗な密室から逃げ出せないとしたら、後の自分達はどうなってしまうのだろう。 　安寧を失って発狂した怪物が無力な人間に牙を剥かないと、どうして無責任に言い切れるだろうか。 　自分に医学や精神分析の心得があれば、こんな不安も少しは解消されたのだろうか。 　貴方は能天気を傷付けたくないし、自分の正体に気付かれたくもない。

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