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【職業】 2015「自宅警備員」 個人的な関心技能→医学、回避、天文学 母の手伝い、父の訓練、家族共通の楽しみ。 全部捨てたいが捨てきれないので、全部持って引きこもっている。 【趣味】 応急、精神分析→母の真似。 【人物】 「あたしが探偵？いやマジありえんが。ただのゲーマーです」 「死因探偵？ボケカスネーミングやめてもらっていいっすか」 口の悪いひきこもり。 部屋からできる限り出たくないので、相当なことがない限り部屋から出ない。 オンライン上に限り相談を聞いていたところ、持ち前の知識でなぜかいい感じに解決したのが始まりでちょこちょこと探偵業をしていたらいつのまにか超一流になっていた。本人は否定している。 孤高を気取っているが、なんやかんやで依頼を受けてしまうくらいにはお人好しではある。 彼女が解くのは「死因」。多少の推理を間違えたとしても、死因だけは間違えない。 もし間違うことがあるとすれば、それは語り手の問題であるのだ。 間違いには理由がある。その理由を紐解けば必然、犯人につながる。間違いから正解を紐解ける。死者を蘇らすがごとく、そして再度の死を見せるように、詳らかに謎を解く。故に、彼女は超一流であるのだ。 【人物2】 「あたし別に外出たくないんで。ここがあたしの世界でいいんで」 強い父と美しい母が誇りだった。 大きな手で人を守る父と美しい手で人を救う母は、彼女にとっての美しい思い出であった。 たとえ両親の死後に父が裏稼業の護衛(つまりは人殺し)で母が闇医者(つまりは人殺し)だと知っても、彼女は父と母が大好きだった。外に出れば思い出が汚いものだと指差す人間がいたから、 だから引きこもった。もちろん他にも理由はあるが。 母の形見の医学書と、父の形見のメリケンサックと、休日によく持って行った星座盤。 過去ばかり見ながらキラキラのゲームの主人公を眩しく思いつつ、そうして現在を暮らしている。 【人物3】 「───あたしは！ハッピーエンドが好きなんだよ！」 「こんな胸糞バドエン認めない！────ああクソ怖い！怖いけど！」 「あたししかできないから、だから──」 昔から、人の死にやけに聡かった。人の死をなんとなく予知して、人の死をみて、なんとなく蘇生ができそうな気がして、でも、それをするのが怖かった。 葬式の会場で父と母もなんとなく蘇生ができる気がしたが、怖くてできなかった。 漠然と、生きているのも死んでいるのも怖かった。父と母が死んで、死ぬほうが怖くなった。 本物の人間が死ぬのを見たくないから、死の予兆をリアルに感じたくないから。これが引きこもったの理由の一つである。オンラインや画面の向こうならフィクションでいられる。 でも、彼女はお人好しであった、どうしようもないお人好しであったが故に、「人がたくさん死ぬ気配を感じた」あの手紙に、部屋を出ざるをえなかった。 そして目の前で死ぬ命たちに、ゲームの主人公のようにきらきらとした超一流たちに目を灼かれた彼女は才能を使わざるをえなかったのである。 「──”コンティニュー”！やり直しに決まってる！」 「マジで一回きりだからな。……絶対、ハピエン見せろよ。約束」 【誕生日】 12/6 サンタの日。チャンスというプレゼントを探偵たちに。 【イメージカラー】 洋紅色　#DA003D 【名前の由来】 忘却(Oblivion)の元(Ex)、そこに彼女はいる。 【秘匿】 蛇使い座　ラストネーム「Ophiuchus/オフウィクス」 「蘇らせる」才能。 あなたは死者を復活させる才能を持つ。 動かない死者に蛇の毒で身体をもう一度動かす。 ただひとつの才能を持っているのだ。 しかし、復活は神の怒りを買うことも重々理解しているだろう。 あなたがこの才能を使用した時、天罰が下り、正気の世界からあなたはいなくなる。 あなたの存在は誰の目からも見失われて孤独の世界に置いて行かれるのだ。 正気の世界の者があなたを見ることは二度とない。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ──それでも、あなたは彼らを復活させた。 　　あなたは超一流の探偵として、敗北を甘んじて受ける気にならなかっただけだ。 　　彼らの生存こそがあなたの賭けだった。 ──あなたはただひとり、 　　この世界が記録という電子の世界であることを覚えている。

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