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◇特徴表 3-5「銃火器の達人」拳銃、サブマシンガン、ショットガン、マシンガン、ライフルの基本成功率が50%になる 3-7「俊敏」< 回避>の基本成功率がDEX*5 ◇基本情報 名前：黒烏　鏡真（こくう きょうま） 怪盗名：アルキバ（Alchiba） 一人称「私」、二人称は「キミ」「○○クン」、175cm（痩せ形）男 明るく自信に満ちたキザな性格。挨拶がわりに誰彼構わず手の甲にキスをしてくる様なヤツ。 エンターテイナーのような気質を持ち、普段からサプライズや手先の器用さを活かしたマジックを披露することが好き。 怪盗として活動している時も性格は差程変わらず、刑事や警察を前に長々と口上を垂れたり、依高刑事にわざわざ挨拶しにいったりなどは日常茶飯事。 予告状は毎回青いバラの花束とメッセージカードを一緒に届けるのが拘り。 ちなみに怪盗仕事の取り分の6割は相方の贋作師の鳥喰火夜（とりばみ かよ）に持ってかれているが、レディを優先すべきだと思ってるので自分としてはそこまで気にしていない。 昼間は花屋を営んでいるが人もほとんど来ず売上も殆ど無いため、趣味の延長のようなゆったりとした感じで店を経営している。（なんであの店って潰れないんだろう、って思われてる感じの店） 火夜が花屋に遊びに来るとお茶とお菓子を出して自分も一緒に奥に引っ込んでしまうので、全然花屋として売上とかは無い。 時折、季節の花を見繕ってはアジトに持って帰り、火夜のアトリエやリビングに飾ったりしている。 寝泊まりなどの生活の中心はアジトであり、手先の器用さなどが幸いし、食事当番なども担っている。テレビで見た話題のレストランの料理とかを見様見真似で作ったり等、トレンドには敏感。 「次に青薔薇が咲き、夜の帳が降りた時、再会しよう。さらばだ諸君！」 「君の瞳の色と同じ花を見繕ったんだ、受け取ってくれるかい？マイ・レディ」 「晩御飯ができたよ！頑張る君のためを思って作ったんだ、さぁ温かいうちに召し上がれ」 ◇秘匿情報 ▼あなたの目的 生きる絵画を追い、自分の正体を確かめる事。 ・左目が義眼である。目星初期値-5。 ・雨の日が嫌いだ ・一年以上前の記憶が無いため本名は分からない 一年前、雨の降る夜ゴミ捨て場で目覚めた時、全てが空っぽで自分には何もないことに気づきしばらく呆然としていた。自分が誰で何故ここにいて何をすべきなのか、何も分からなかった。ゴミ捨て場には散乱した生ゴミとそれをつついて居たのであろうカラスの羽が落ちていたのをよく覚えている。 それからしばらくは雨風を凌ぐ為、橋の下でホームレスのように暮らしていた。寒くて、とてもお腹が空いていて、このまま衰弱して死ぬのだろうと思っていた。 ただ、希望はなかったが失望もなかった。 だから、時折、唯一の持ち物であったスチレンボードについて聞きこみをしつつ、その日を生きるために食べ物を探す日々だった。 しばらくして「黄杜」という男が突然目の前に現れた。「金になる美術作品」を自分が集めることで「生きる絵画」の情報を集めてくれるという交換条件を持って。「盗む」という行為には少し気が引けたが、これ以上失うものもなく、何より何もない今が不安で何かに縋りたくて二つ返事で了承した。 自分が何者なのか、自分を知る人がいるのか、もし、家族がいるなら会いたいと、それだけが望みだった。 幸いにも脚が早く手先が器用であったので問題なく盗みの仕事を引き受けられそうだった。 だが、いざとなると何を準備すべきか分からなかった。 なので、とりあえず図書館に向かってみた。小説・雑誌・漫画、時には論文までもを読み漁りたどり着いた答えはクールでかっこいいキザな怪盗像だった。描かれる怪盗は生き生きとしていて空っぽな自分にはとても眩しく見えた、だからそれを真似してみようと思った。 ▶️HO贋作師：鳥喰 火夜(とりばみ かよ)　について 彼女の絵を見た時に得体の知れない感動を覚えた。空虚な自らの心が動かされたのは彼女の絵が初めてだったから。 自らが強く望んだことではなかったが、黄杜の手回しによって彼女が仕事を手伝ってくれることになったのは願ってもないことだった。まさか、アジトに共に住むことになるとまでは思わなかったが。 彼女は料理を作ると何故か一緒に食事を取りたがる。それが擬似的にでも家族ができたようで少し嬉しい。

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