タグ： 削磨の探索者

Marc Grazioso グラツィオーソ家の嫡子。 名前の由来はどちらも音楽記号(marc.→マルカート/はっきりと)(Grazioso/優美に)。 名門・グランツィオーソ家出身の男子。現在は、私立アーテイル学園に一生徒として所属、青薔薇の寮長を務める。平素から身だしなみに気を遣っている。ふうきだいじに。 謹厳実直な性格であるが、短気で癇癪を起こしやすいタイプ。誇りを傷つけられるとブチギレ、手段を選ばず報復を行いたくなる気性。しかし、自身の浅慮な行いによって家名に傷をつけることは決して許されないという思いから、ギリギリで思い留まるつよい精神力も持ち合わせている(まともな生育環境じゃなかったら犯罪者になっていたかもしれない)。そういった点で言えば、責任感は人一倍強い。冷静さを保つために、ストレスの発散方法をいくつか持っている。 彼の中に眠るイタリアの血が、パスタを折ることやパイナップルピザを決して許さない。怒りによって感情が昂り、脳の血管が切れる。場合によってはSANも減るし、ひょっとすると発狂もする(※フレーバー)。 寮長として誰にでも穏やかに物腰柔らかく接することを心掛けつつ、規律・規範については厳しく取り締まる。自分に厳しく、他人にもそれなり。いつも笑顔でいるように気を付けている。几帳面かつ完璧主義なきらいがあるため「ちょっとくらい」があまり許容できなかったりする。制服のタイが曲がっていると、自分の寮の生徒であるなしに関わらず、直しに声を掛けに行くほど。そんな彼の努力が認められてか、率いるものとして、教師からのおぼえめでたく信頼を得ている。 本来は、根っからの文官タイプ。しかし、戦いが苦手、あるいは忌避する者では、同級生や下級生からの信頼は得られないと思っている。早朝の鍛錬が日課であるが、ストレス発散の名目もあるため、なるだけ一人でやるようにしている(複数人でやると、かえってストレスがたまる可能性もあるため)。 4年前の事件については、処理のされ方が真実とは異なる点に、一被害者として少々思うことがある。何があったか覚えてはいないが、何故『生徒7人の同時失踪事件』として片づけたのかについては疑問に思っている。生徒たちにはほとんど情報が伝えられず、初期に行われた周囲への説明会などを最後に音沙汰は途絶えたままである点には、やや不信感さえ抱いている。何か深い事情があり、それが己の納得できるものであれば問題ないが、そうでない場合は明らかにした方が良いのではないかと考えている。 新任の美術教師「ノーチェス」については、個人的に少し警戒をしている。キッカケは、四年前の事件のことを訊いてきたことだ。その時は、のらりくらりと躱されたが、その瞳の奥にはなにか思惑が見えた。教師という立場である以上、基本的に生徒として従順な姿勢は見せるが、学園の平和を崩すようなことを考えているのであればその限りではない。 過去の事件について、一度片付いた事件を再び掘り返すつもりはなかった彼だが、この新任教師の不審な質問をキッカケに、当時何が起こったのかについては、改めて調査をする必要があるのではないか、と考えている。とはいえ、学園内ではいまだ禁句になっているこの件について、必要とならない限りは積極的に他者へ情報を伝えたりはしないだろう。 HO4を助けたことについては、恐らく必要だからそうしたのだろう、というふうに考えている。本当は全員助けたかったのかもしれないが、結果的に救えたのはHO4だけだったとか……なのかなぁ……(PL的感想) ◎マルク・グラツィオーソによる、ストレスを発散するための独自発散法(アンガー・マネジメント) ・早朝の鍛錬：パワートレーニングがメイン。剣の素振りや筋トレを行う。ストレスの度合いが高まると、砂を詰めた麻袋をいくつか使って高負荷の筋トレを行ったり、麻袋を仮想敵とした剣さばきの訓練をしている。残骸を片付けるまでが鍛錬。現在では、実益を兼ねた日課となりつつある。持久力トレーニングは、おざなりになっている。 ・6秒ルール：強烈な怒りの感情が湧き上がった際に、6秒間感情を抑えてから発言・行動をする。典型的なアンガー・マネジメント法。6秒経ってからならなんぼでも殴りかかってもいい、みたいなのでは決してない。 ・ナイト・ルーティーン：床に就く3時間前にホットミルクを飲み、30分前にストレッチを行う。何か寮内でトラブルがない限りは、だいたい日付変更前には就寝済。彼の理想的な睡眠時間は7時間(本人調べ)。健全な精神は健全な肉体に宿り、健全な肉体は健全な生活習慣によって形作られる。 ・プチ・ご褒美：実は、ジェラートが好物。特にレモン味が好き。幼少期に、アホほどジェラートを食べたせいで体調を崩したことは数知れず。ストレスがたまった際には、外出届なんか出して食べに出かけていたりするかもしれない。余談だが、彼は割とお一人様でどこにでも行けるタイプ。 「私はマルク・グラツィオーソ。青薔薇寮の寮長をやっているよ。よろしくね」 「君、ちょっといいかな。タイが曲がっているよ。騎士たるもの、身だしなみはきちんとね。気を付けるんだよ？」 「寮長として、生徒の手本になるように、私は日々心掛けている。自分の言葉に嘘がないように……ケチをつけられないようにな」 「(ボケカスがァ～～～ッ！！！ナマァ言ってんじゃねぇぞクソがッ！！！テメェの行い・立ち居振る舞いがドブだから言ってんだろうがッ！！！本来ならその躾のなっていない腐れ脳みそに、痛みでもってイチから教育をし直してやるところ！！！！だが！！！！でき↑ない……そんなことをしては、騎士道精神に反するし、家名にも傷がつくかもしれない……)」 ★特徴表 ・オシャレ[1,4] いつも身だしなみに気を使っている。APP+1

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