タグ： はながさき りんか

「あの…えっと…すみません…」 『皆サン、オハヨウゴザイマス！本日モ頑張リマショウ！』 身を縮こめてオドオドとし、長い髪を揺らすガスマスクの女性は、怪事庁メンバーの一人である。 ガスマスクから発せられる声は蚊のようにか細く、代わりに聞こえてくるのは、彼女の持っている人形だ。 お手製のものらしく、声が届きにくい彼女の代わりに喋ってくれているようだ。 身長が低く、服装も可愛らしいものを着ているせいか、怪しいお兄さんとおじさんに良く声を掛けられる。能力を使うわけにはいかないので、鈍足を少しでもカバーするために、昔流行ったローラーシューズを履いているので、それで一時的に逃れたりすることがある。 職質も受けるが、これは手帳で何とかなるのでそこまで困ってはいない。 18年前、当時4歳だった彼女は家族を殺した。周りが突然無色の世界になり混乱した彼女は勢いで自分の身を滅ぼそうとしたが、通りがかった女性によって阻止された。だが、阻止してくれた女性も自分の能力によって消えてしまった。独りになってしまった自分の元へ次に訪れたのは、縁四だった。 生活能力がまだない自分を能力制御施設へ保護してもらい、施設暮らし以外は一般の人と変わらない生活をさせてもらうことができた。だが、彼女の中で、人の命を突然奪いかねないことがトラウマとなり、学生生活で友達と呼べる人物は出来なかった。でも、彼女は施設の職員が優しくしてくれたおかげで、寂しさは感じなかった。暇さえあれば、職員の雑務を手伝ったりして過ごした。 そのあと、高校卒業で一人暮らしを始め、20歳で怪事庁に所属となり、今に至る。 〈開花〉 能力が発動した際、対象者の周りに色鮮やかで様々な花が舞う。 彼女にとって、色のある世界が一番の幸せだから。 コンピューター技術者ベース 特記：〈コンピューター〉に+10％のボーナス 経理→生物学(経理は流石に習ってないと思うので変更しました) 言いくるめ→機械修理(交渉技能持ってたら友達1人くらい出来てるだろうな…(泣)) 物理学→こぶし(自分の能力に必要なため変更) 一人称：私 二人称：○○さん 好きなもの：可愛いもの、甘いもの 苦手なもの：パーソナルスペースに踏み込んでくる人、虫全般

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