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▋ʀ.ɪ.ᴘ±³│HO1 緊縛師 ──────────────────── 「……とりあえず、一回殺されてから考えてくれ」 因習村育ちで世間知らずの色狂い殺人鬼。 作風は大胆かつ繊細で、『枯れゆく花』をテーマに人間を縛り上げて失血死させている。 だが、最近は『生と死』の両方を引き出す作品作りを始めており、死体から花を咲かせている。 間違って殺してしまった人間を除き、"花瓶"として殺しているのは女性のみ。 殺された女性からは血のように赤いソメイヨシノが花開くのだという。 年輪を刻む樹木も年齢を重ねる人間も同じようなものなのだろう。 死体と桜がずらりと並ぶ、真っ赤な桜並木をいずれ世に出したいと画策している。 ---------------------- 生まれつき体が弱く折檻されて育ってきたため、まともな常識も学もない。 祭事の縄で括られ縛り上げられ、檻に放置されながら冬を越すこともあった。 日々の折檻の苦痛を和らげるためにふけっていたのが自慰行為だ。 そのため、二十歳でなんとか村を出ても行く当てもなく自分の身しか売るものがなかった。 だが身売りに苦は感じず、そもそも悩むほどの知能もないため気持ちがいいことは何でもやってきた。 縄の解き方や縛り方は大人たちを見て覚えていたため、頼まれれば縛り上げられる技術はある。 むしろ妙な客がつくばかりで、それなりに楽しくやれていたのだ。 しかし、羽目を外した快楽に危険はつきものだ。 誤って客を殺めた、たったそれだけで人生が一変した。 逃げなければ捕まる、しかし逃がしてくれないなら殺さなければ。危うい生活は金と頭がなければ続かない。 そんな中出会ったのが【納棺師】だった。 現在のような芸術家として、人を殺め続けて満足に生活ができるのも彼のおかげである。 そうして落ち着いて生活できるようになってきた頃。 ふと故郷の村からかっぱらってきた物品を整理していたら、2粒ほど植物の種がくっついていたため育ててみた。 するとどうだろうか、新たな着想を与えてくれる素晴らしい宝となりえたのだ。 ▋作品の詳細 ──────────────────── 女性の体を内側から突き破る大胆な"幹"、長い髪を宙へ持ち上げる繊細な"枝"。 極めつけは輝くように真っ赤に染まったソメイヨシノの"花弁"。 そのどれもが一つの植物、一人の女性から生み出されている。 まさに生と死の共存を表したような作品。 桜として見れば大きなものではないが、死体として見るならあまりにも大きな存在感を放つ。 時間が経てば徐々に死体は腐敗して崩れ、いずれ桜の木の下に横たわるのだろう。 ▋【納棺師】/【調香師】に対して ──────────────────── 【納棺師】 └お世話になっているので兄のような気持ちで慕っている。 　それはそれとして調子に乗っているときにデコピンする程度にはラフな気構え。 　(夜の)遊びで誰となら遊んでいいのか、毎回律儀に確認しにいくため 　捕まるリスクなどは抑えられているものの、関係も筒抜けである。 【調香師】 └殺されてしまったのが悔しい。1回殺して対等になろうと思っている。 　なぜ納棺師とも親しいのだろうか、そう思う程には毛嫌いしている。 　色狂いの緊縛師からしても異質な存在であり、それ故にとても記憶に残る男。 　縛ると悦ぶのは客と同じなのかもしれない…？よくわからないが目につく。 ▋特徴表 ──────────────────── 【1-09：一族伝来の宝物】→地獄の種子 絵画、書物、武器、家具などの個人的な宝物で、探索者やCPにとって特別な価値を持つ品を所有している。 宝物は、魔術的な価値を持つAFかもしれない。 【5-10：受け身】 どんなときでも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑えることができる。 ショックロールの成功の範囲に+20%。 ▋その他 ──────────────────── ✦由来：糸遊（陽炎）→薄翅蜉蝣→梶井基次郎『櫻の樹の下には』 ✧趣味：作品づくり、花見 　LIKE：性交、拘束する/される、和菓子（特に団子） 　HATE：肥後ずいき、頭使う難しいこと ✦イメソン：PINK https://youtu.be/obsbr57gB6w?si=hxqVRePIfjxtWK39 ▋呪文 ──────────────────── ▋後遺症・不定の狂気など ──────────────────── ▋通過シナリオ ──────────────────── ・ -----------------以下【ʀ.ɪ.ᴘ±³ HO1】の秘匿----------------------- ▋HO1 │ 君は〈 花 〉を愛している ──────────────────── 「　命いっぱい、花いっぱい♪　」 ✧概要 君は『緊縛師(ｷﾝﾊﾞｸｼ)』と呼ばれる芸術家(ｻｲｺｷﾗｰ)だ。その犯罪行為(殺人など)の方法/思想は自由。 ---------------------- ✧芸術的革新 最近、君は人間を飼っている。いや『花瓶』にしている。 〈地獄の植物(別名:悪魔から生まれたつた)〉という謎の種を人体に植えると『花に似た粘着体』が咲く。 種の入手方法は自由に設定。 ---------------------- ✧AF 〈地獄の種子(2粒)〉…〈地獄の植物(別名:悪魔から生まれたつた)〉の種。 ▮ 移植┊コスト:なし 　必要ラウンド:1R 【皮膚接触(タッチ)】により人体に移植。 宿主は毎日1MPを消費、精密な手術による除去などを行わない限り効果は継続。 宿主は移植直後、〈アイデア〉成功で種子の発見可能。 気づかれにくくする場合、〈隠す〉に成功する必要がある (宿主は〈アイデア1/2〉成功で種子の発見可能) ▮ 発芽┊コスト:任意のMP 　必要ラウンド:即時  (ターン消費無し) 〈自身が消費したMP*10〉のダイスロール成功時、〈地獄の種子〉の宿主に1D6のダメージと【スタン状態】。 宿主は毎ラウンドSTR1を消費し、0になった場合は死亡 (宿主の五体満足の生還は基本的にない)。 〈地獄の植物(別名:悪魔から生まれたつた)〉が〈地獄の種子〉から発芽した場合、〈SANc(1/1D10)〉。 ※〈地獄の植物(別名:悪魔から生まれたつた)〉は【移植を行った主人の命令に従う性質】を持つ。 　このため『どのような形質(縛り方/咲かせる花)』となるかPCが自由に設定可能。 ※テーマカラー『赤』 ※ 秘匿情報に記載されているものは、全てPCがKPC(納棺師)に共有済み。 ※ 各項目に関する詳細は自由に設定する。自分好みのハッピー芸術家(ｻｲｺｷﾗｰ)ライフを送ろう。 ▋SHO2 │ 作品 ──────────────────── 「　壊されちゃったね、でもしかたがないんじゃない？　」 ✧概要 君は〈 𝗦𝗛𝗢𝟭作家 〉に殺された。つまりは死。その殺人方法/思惑は全て相手に委ねられる。 しかし君は〈 𝗦𝗛𝗢𝟭作家 〉の目の前で蘇った。五体満足、生前と何も変わらない状態で。 その直後の記憶は曖昧だ。かすんだ情景と酩酊感は覚えている。 どう帰路に着いたのだろう、気づけば自室といえる場所にいた。 それ以降、君たちはお互いの顔を合わせてはいない。 直接的な連絡もせず、全て【納棺師】を介していた。 ※〈 𝗦𝗛𝗢𝟭作家 〉とは相方PCのことを指す。 ※この出来事以来、君は(自殺などの)死の経験はしていない。 ※ 殺害された時の心情などは自由。いつかも好きに決めてもいい。 　それ以降、二人は会っていないことになる(この秘匿に関するお互いの情報共有/擦り合わせが可能) ※この秘匿の情報を【納棺師】が知っているかPCは不明。 　また3人揃っては『久しぶり(最低1ヶ月以上)の再会』となる。 　それまで【納棺師】と片方もしくはPC同士などの交流はあった。

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