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ベース：山姥切国広 神様の揺籠　TRUEEND 神様の揺籠シナリオ後、山科にある気持ちが芽生える。 長谷部に甘え続けてはいけない、と。このまま長谷部をダメにして仕舞う前に、自分が変わらなければ…と。 紆余曲折を経て、新人俳優として小さな芸能事務所に所属している。金髪碧眼のありのままの自分を見せるべく、特訓中。 男娼時代の妖艶なしぐさと普段の幼さのギャップのウケがいいので、たまにバラエティ番組に出たりもするようになってきている 両親の存在は置き去りにされた時に一緒に置いてあった写真でしか知らない、孤児。名前は写真に書いてあった。 母親が欧州人、父親が日本人らしい。生死不明。幼少時を児童養護施設で過ごす。 しかし、施設が経営難に陥り危機を迎えた際山科の見た目を気に入った借金取りが、施設の資金と引き換えに山科をほしいと取引を提案。 施設長は反対したが、自分が捨てられたのはこの見た目のせいだと思い込み、自棄になっていたのもあってか取引に応じてしまう。 施設はそれで立て直したが、引き換えに山科は男娼として働かされる事になる。 今の時代男娼は珍しいが、一部の成金にはまだ根強く支持されていて、世界各地に点在していて、日本に唯一ある娼館で体を売る生活を送っていた。そこで体をタチとしてもネコとしても開発され、娼館の売れっ子男娼になった。 体を汚されることが、むしろ自分の見た目に対するコンプレックスを隠せる安らぎになっていたため、いつ足抜けできるとも限らない生活に嫌気が指すことは無かった。 しかしある日、たまたまこの地域を訪れた巡回医の男の気まぐれによって外の世界を知る事となる。 好奇心が芽生えたものの、売れっ子男娼を手放す程主人も愚かではないし、脱走なんてしでかせば捕まった後に待つのは死、もしくは死よりも惨い仕置。施設の資金なんていつ完済できるのか等と考えたことも無かった。 外の世界へ憧れを募らせ始めて数年後、突如として娼館に警察の手が入り、廃業になってしまう。 体を売って稼いでいた紘国も逮捕され、投獄される。 身売りしか能がない紘国は何も知らない世界へ一人放り出された不安に押しつぶされそうになりながらも留置所で過ごしていたとき、保釈金の支払いにより釈放される事になる。 保釈金を支払ったのは、巡回医の男であった。彼は【長谷部】と名乗り、紘国に衣食住を与え、紘国に勉学、雑学の知識を与えた。 あまり物事を覚えるのは得意では無かったが、生きていく上での計算や常識などを身につけて、一人で外を歩ける程に世間を教えて貰った。 自分に出来ることは体を売っていた事なので体で支払う事しかない。不定期に帰ってくる彼を一人で待つのも寂しいので、心の強さや、持ち前の体力、男娼時代の経験を活かしてウリをしたり、日雇いのアルバイトでちょくちょく稼いだりして長谷部に返済するためのお金を稼いでいる。不要だと言われたら何か贈り物をするつもりではある。男女とも引き寄せるため、食いっぱぐれることはない。 基本的に長谷部に従順。でも、放置プレイに業を煮やしてピアスを開けたりして長谷部に怒られたりしている。今は両耳一箇所ずつと舌とヘソだけにしたが、一時期かなりの数を開けていた。右側鼠径部の所に黒い炎と鎖のようなモチーフのタトゥーを彫った時も怒られた。 寂しさの裏返しで自傷に近い行為を無意識にしてしまう。 性感帯はうなじ。キスの時などに撫でられるとすぐに力が抜けて立てなくなる。痛みも快感に結びついてしまう部分がある。 暴力プレイは苦手だけど無理やりシチュエーションプレイなどは好きな様子。なぜうなじが弱いかというと、以前男娼時代の常連とばったり街で出会ってしまい、その時タイミング悪く長谷部と歩いていた所だった。 嫉妬に駆られた相手に大きな剃刀で右耳の後ろからうなじにかけて切りつけられた傷跡が残っている。相手は長谷部を切りつけにいったが、山科が身を挺してかばった為に怪我をした。何故かばったのか、本当にとっさのことだったが、自分が傷ついて、汚れようとも、長谷部が気づかなければいいと、そう思っている。 しかし、長谷部には妻がいて家庭がある事を山科は知っている。でも、長谷部がどうして自分に衣食住を与えてくれているのか、外の世界を教えてくれたのか、真相には辿りついていない。 要するに長谷部の事に関しては長谷部という名前と家庭がある事以外は知らない。 好きなのは長谷部から香るタバコの香り。自分は吸わない。タバコを吸っている彼の姿がとても好き。銘柄を覚えて自宅にストックしている。長谷部がこない日が続くと灰皿の上にくゆらせたりして寂しさを紛らわせる 家事全般は娼館の下積み時代にみっちり仕込まれたのでできるが、機械類の操作は苦手。長谷部に与えられてようやくスマートフォンとパソコンの使い方に慣れてきた。 見た目はフード付きパーカーを愛用。元常連に襲われてから自分の目立つ見た目をカモフラージュするために髪の毛を黒染めし、黒のカラーコンタクトレンズを常につけている。髪を染めるのが面倒なのでよく逆プリン頭になっている。髪型はうなじの傷跡を隠すためにのばし気味。端から見ると不良のように見えるが、根は歪な素直さと純粋さを持つ。まだまだ世間知らず。営業スマイルはできるが基本人見知り。長谷部の前ではコンタクトを外す

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