タグ： Runan-373 静かなるテロリスタ HO3美術家

静かなるテロリスタ　HO3美術家 ロナ・ルーベル Lona•Ruevel (個別前　17歳→) 本編　32歳 ＜作品について＞ 現実と空想世界が混ざり合った風景画を得意とする。 写真を撮ってどう映るかを考え、それを基に風景を描き、空想世界を加えていく。 空を取り入れる事が多いので、アクリル絵の具は青系と橙の消費が激しい。 海外で日本名の風景画を売っているだけでも目立つ事を知ってて日本名を付けている。 作品例「朝の報せ」（朝日が昇る都会の街並みを横切る龍が描かれている） ミラノ美術公募展：最優秀賞「晴天鳴りや」（白い鳥が入道雲がかかる下の街並みを飛び回り、青白い狼が木陰で寝ている） ＜探索者について＞ 生まれはイギリス。ルーベル家の次男坊。芸術分野に長けていて、最も好んでいるのは日本の細やかな芸術。その憧れから、高校は日本に留学していた。兄、姉、自分、弟、妹の5人兄弟で比較的責任もなく、自由に生きることを生き甲斐にしている。 イマジナリーフレンドを信じている。というか描いている。彼の作品内にいる、この世のものではない生き物は”彼のイマジナリーフレンド”らしい。彼らに特定の名前をつけることはなく、見た目が龍なら”龍”と呼び、狼なら”狼”と日本名で呼んでいる。家族はもちろん見えないので、作品として見せてもらい、熱弁する彼の世界として認めている。 初めの頃は大雑把な絵しか描けず、イメージが伝わらない、よく分からないと世間から批評されていた。 困窮した日々が続いたが、自分の世界を誰かに共有したい。認められたいという一心で、本場に行って学んだりプロの作品を見に行っていた。否定され続けたことにより、自分の作品を見せることを怖がるようになってしまった。 将来は著名な美術家になりたい。理由は、好きな美術品に囲まれて過ごせると思ってるから。自分の部屋をミュージアムみたいにすることが目標。 ———————————————————————————————————————————————— 個別導入後 イタリアの資産家の後継だというカミロに才能を見出され、カミロの故郷ミラノへと移住した。 初めこそ戸惑ったが、今ではカミロから貰った屋敷の庭と工房が彼のアトリエ。10年前の公募展をきっかけに有名な画家と名を馳せるようになった。 作品を認められるようになってからは不安感や抵抗感が減ったが、静かな性格はそのまま。人への興味が薄いので交流もあまり持たない。時折カメラを持って資料集めに旅行へ行き、美術館などにも足を運ぶが、それ以外はミラノの屋敷にいる。 １０年前のミラノ美術公募展後に連れられた研究所での出来事は、今でも忘れられない。当時は不気味さのある研究だと思ったが、カミロの夢を後々理解し、芸術品が永遠に残る理想に少し揺らいでいる。 それまでは親しくしていたカミロが突然現れなくなったのは、化け物へと変貌した国府レイ子を探し回っているんじゃないかと思う。 しかし彼らからの接触がない限り、ロナからは行動することはない。何せ彼には芸術しかない、止められる手段がないからだ。 彼の目標、夢であった芸術家になった。屋敷の中には彼の作品と著名作品の数々が飾られて、まるで小さな美術館のようだ。飾られていないだけで、部屋の一つには所狭しと作品があるのは15年前から変わらない。 彼の新たな夢は「沢山の作品を残し、この広い世界で後世に繋ぐ。」 形あるものいづれ壊れゆく。それでも世界中に広がるように、残せるように沢山描こう。人々の記憶に鮮明に残るように。 カミロの夢が悪いこととは思わないが、やり方が悪だと思う。別のアプローチで作品を残せないかと試行錯誤してる。 現在もロナはただ広い屋敷で、作品を描き続けている。 10年前にカミロが訪れていた頃の賑やかさはないが、彼の世界では彼の友達が側に寄り添っているのだろう。しかし彼の世界に気付く人物は現れない。 久々にカミロからの手紙を貰い、「純粋に褒めてくれた優しいカミロ」と「人の命を実験体とする悪なカミロ」。今はどちらなのだろうと不安になっている。可能ならば、昔のように一緒に美術館巡りがしたいものだ。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ