タグ： 猫と酒が好きな人の卓

【キャラクター紹介(自語り)】 はぁーい。ローズ・クリムゾンよ。気軽にローズって呼んでね。 見ての通り絶世の美女なんだけど実はあたし吸血鬼なのよねー。 見た目からよく20代前半に見えるって言われるけど、実際はもう300歳も生きてるの。 といってもどこで産まれて今まで何をしてきたかなんて、こう長生きしてたら曖昧でよく覚えてないんだけどね～。 でもね。今でも忘れない大切な思い出があるの。 あれは数百年前の事。 あたしは一人の女の子と恋に落ちたの。 マリー・テレジア。人間の女の子だけどあたしはすぐに彼女の事が好きになった。一目惚れってやつね。 彼女の優しさ、可愛らしさ、彼女の全てにすぐに夢中になった。 女性同士だとか、吸血鬼と人間だとかそんな事関係なかったわ。 ただ、あたしは彼女の全てを愛していて、彼女もあたしの事を愛してくれたわ。 二人は永遠を誓い合ったの。 このまま永遠に二人は愛し合う……なーんて。そんな夢物語のようにはいかなかったんだけどね。 マリーは死んだわ。彼女は殺されたの。 どうしてかって？それは今でもあたしが知りたいわ。 それが誰の手によるものか……あたしが人間と愛し合っていることに反対した同族によるものなのか、 それともあたしのような異形と付き合っている事に反対した人間によるものなのか。 調べたけど結局分からなかったわ。 あたしはマリーの亡骸を抱えながらずっと泣き続けた。涙が枯れて、目から血が出てきてもそれでもずっと泣き続けた。 それでマリーのお墓を誰にも見つからない場所に作った後に思ったの 私も死のうって。 でも、死ねなかったわ。 あたしは絶世の美女なだけじゃなくて力も強かったの。 何度も何度も死のうとしたけど死ねなくて、吸血鬼ハンターに殺してもらおうと思ってもあたしを殺せるやつは誰もいなかったわ。 悲しくて、苦しくて、これからあたしどうしたらいいのって思っていた時にふと思いついたの。 自ら死ねないにしても、もしかしたら吸血鬼のいえど栄養を取らなければ餓死出来るんじゃないかって。 そこから緩やかなあたしのスローライフ自殺の日々が始まったわ。 あたしはそれ以降一度も血を飲んでいない。 気がつけばあっという間に月日は流れもう20xx年とかになっちゃって。 人類って凄いのね。昔はそんなに人数がいなかったのに今ではあっという間に増えていったわ。 あたしは転々と色んな国や色んな職業をしながら緩やかな死を目指したわ。 そして、あたしは今日本って国でマンションで暮らしながらキャバ嬢をしてる。 別に何でもよかったんだけど一応生きていくためにはお金が必要で(死のうとしてるのに生きていかないといけないってなんだか矛盾してるわね)、 そのためにあたしのこの美貌が一番活かせるのは今の仕事だったってわけ。 全く酔いもしないお酒をたくさん飲んで、ちょっと笑ってあげればすぐに男はあたしに魅了される。 吸血鬼だからお酒を飲んでも全然酔いはしないんだけど、ただ雰囲気で酔った気分になれるからわりと好きなのよねお酒。 でも、だからといって楽しいわけじゃない。 いつもあたしは笑顔で笑い声をあげて、楽しそうにお喋りをするけれど、あたしの心はいつもずっと同じことを考えているわ。 あーあー、早く死んであの子の元に逝きたいなって。 【質問事項】 ★職業 キャバ嬢よ。これでもお店ではNo1なのよ。 お酒は吸血鬼だからいくら飲んでも酔わないから、男の前でニコニコしながらお酒を飲んでいればあっという間にNo1よ。 もちろんトークとかも欠かさないけどね！ あ、ちなみに源氏名はそのままローズよ。 ★かつての恋人 マリー・テレジアよ。ほんっっっっっとうに可愛らしい子だったの！ 一目惚れよ。あの子の笑顔にあたしは惚れたの。 あたしはあの子と永遠の愛を誓ったの。 あの子は先に逝っちゃったけど、でもあの子への愛を忘れた事は一度もないわ。 ★食事について もう最近はお酒しか口にしてないわね。 形あるものは殆ど口にしてないし、血液なんて全く取ってないわ。 ★にんにくとか十字架とか あー、なんか苦手っていうやつもいるみたいだけど、あたしからしたらサッパリね。 周りに十字架のアクセサリーつけている子とかいくらでもいるけどだから？って感じね。何も感じないわ。 ★日光 日光だけは流石にあたしも苦手なのよね。 といっても昔のあたしは日光に当たって死のうとしても、ヤケドをおっただけで結局は死ねなかったんだけどね。 今ずっと浴び続けてたらはどうか分からないけどもう少しで餓死できそうだし、今から試す気にもならないから分からないわね。 基本日の光は浴びたくないからアフターとかも断ってるわ。 【情報まとめ】 300年を生きる吸血鬼。現在は日本でキャバ嬢をしている。源氏名はそのままローズ。 わりと明るい性格ではあるが、それはそう見せかけているだけで内心はただただかつての恋人(マリー・テレジア)に会うために早く死にたいと思っている。 主食はお酒。餓死しようとしてるから別に何かを摂取する必要性もないので酔いもしないお酒ばっか飲んでいる。 マンション暮らし。貢いでもらったものではなく自分で買った。 一人称「わたし」他の人を呼ぶ時は「キミ」「アナタ」 マリー・テレジアの事は「マリー」と呼んでいた。 【通過シナリオ】 同じ空には昇れない

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