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影忍衆に所属する、派手な服装の男性。 正々堂々の戦いを好み、邪魔立てされると機嫌を損ねる。できれば一対一だとなおよし。 自らの力を溢れさせるままに暴れまわるようなスタイルで戦うが、闇討ちや騙し討ち等の卑怯とされる戦法に強烈な嫌悪感を抱いているため、このスタンスはいくら暴走していても徹底される。 やり方や内容に内心文句があってもキッチリ仕事はする仕事人。影忍衆のひとりとして、日々依頼さえあればどこへでも向かう。 ただ、上述したとおり騙し討ちを嫌い、裏切りなどを要求されるような任務は基本的に即断る（衆長の命があればものすごくイヤイヤ出ていくこともあるが）。 基本的には、ただそこで戦う駒のひとつになることを好んでいる。 行き場のない、かといって強力な異能を操る力もない半妖たちが身を寄せ合った結果できたコミュニティ……とも呼べないくらいの、言ってしまえば吹き溜まりの環境で産まれた。 衆などとはもちろん比べものにならず、10人前後しかいない、小さな小さな集まり。 彼らに対する人々からの風当たりは当然厳しいものだったが、反面、身を寄せ合った仲間たちは弱々しいながらもあたたかい環境であった。 衆長でも腕でもなんでもないそこらの半妖にしては珍しく、名乗る姓がある。 これは、人間だったのにも関わらず生涯を妖たちとともに過ごし、その結果人に非ずと"断じられた"父のもの。 意思を継ぐなど大層なことは言わないが、彼なりの流儀というか義理を通すため、名乗る際は姓もセットにしている。 *** 全部遅かった。 みんな死んじまってからどうにかできる力なんぞ手に入れたって、どうしようもねえってのに。 裏切りやがったアイツを殺した時だけは、ちったぁ気が楽になったんだがな。 *** 彼のたまに取る傾いた言動も、軽薄な態度も、 すべては胸に空いた大きな穴とそれがもたらす空虚感から目を逸らすためだ。 心のうちに踏み込まれることを嫌い、悟られぬよう振舞っている。 決して埋まらぬ穴を埋めるため、それすらも忘れるため、日々戦いに身を投じている。 ✳︎ロイス相手について 復讐をさっさと終えた今仕事しかやることがない人なので、シナリオ中のものを除きあんまり取る気がないです。 が、不思議な縁を結んだ人がいれば取ります。 *黒川緋旺 賭博屋のガード…ガードとは？用心棒をたまにしており、呼ばれれば普通に行く。 彼から煙草なるものをもらって報酬にしている（吸ってる間は何も考えずにぼんやりできて好き）。 自分の力の扱い方に興味があるらしいことはわかっており、その上で自分の身などどうでもいいため、実験に協力しろと言われれば聞く気でいる。 使えるモンは好きに使ってくれというスタンス。 顔を合わせるたびに飯を食ったか聞かれることだけ、いまだになんでそんなこと聞くんだと理解していない。なお、定期的に飯を抜かしているため、きっと怒られている。

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