タグ： ヤゼル

植物学者の青年。若くして優秀な研究結果を発表し、勤勉に植物と向き合う姿勢から仕事面での評価は高い。しかし付き合いの悪さと愛想のなさが仇となり、対人面ではしばしばコミュニケーション能力に難ありと評される。 オブラートに包まない物言いは幼少期から健在で、義務教育期間は浮いてしまいがちだった。幸い両親に疎まれることはなく、同年代とそりの合わぬ息子が気を休められるならと長期休みには母方の祖父母の家へ連れて行ってもらっていた。祖父母ともに伊吹を歓待してくれており、とりわけ祖母と山に入り植物について教えてもらう時間は伊吹が学者としての道を歩む契機となった。 当時は他人とうまく関係を築けないことにコンプレックスを抱いていた伊吹だが、祖母がくれた植物図鑑をクラスメートに隠されてしまった日から完全に人間に対して諦念を抱くようになる。どれだけ手塩にかけても芽吹かない植物があるように、自分には人間と関わる才能の種がなかったのだと考えるようになった。 義務教育を終えてから学者になるまで、研究を苦痛に感じたことのない伊吹だったが、とある人物との出会いにより現在は根を詰めすぎているきらいがある。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ