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放浪者、世界中を旅している ロシアの隅の方、田舎町で生まれた少女。猟師の娘として１０年ほど平和に暮らしていたが怪しげな宗教を信仰していた反政府のゲリラ組織に襲われてしまう。 目の前で家族を殺され、殺した相手を倉庫にあったショットガンで射殺した。 燃える町から身一つで街を抜け出し、電車や貨物船に忍び込んで脱出する。SAN値が低いのはこういう理由から。 非常に頭脳明晰で世渡り上手、金で言いくるめたり容姿を生かしたり盗んだりして物は調達している。 そんな事情から言いくるめや聞き耳、人を疑う心理学が養われている。ここでいう頭脳明晰は学力というよりも勘の良さ、頭の回転速度とかである。 俗に言う天才。生き抜くためには勘や思考だけではなくある程度の知識も必要だったため行く先々の国の一般的な知識は覚えている。 多少浅くとも複数の国、広い知識を習得しているからこその頭脳明晰とも言える。 金銭面は持前の才能だった絵画を売って稼いでいる。顔なんかや素性は明かさずに『マイリティヴ・フォン＝ピースニャ』というPNで売っている。 その手の業界では「現代のゴッホ」などと言われるほどには上手く、紅と蒼の色を生かしたメリハリのついたその絵は評判が良い。 性格は基本的に無邪気、年相応の無垢な少女 しかし目の前で家族が殺されたことや、自身の手で人間を打ち抜いた事、町から逃げ出す際に空に見えてひどく冒涜的な物などから精神的なものに欠損、具体的には一部の事については半狂気状態になる。 『一部の事』は『燃える町や誰かの家族が死ぬ光景』狂気の内容としては『人、動物問わず殺害に興奮を覚える』『若干の殺害癖』『他人への依存』が状況により発症する。 『他人への依存』は他人を自身の家族と認識する。年上なら父か母、兄姉。年下なら弟か妹。 ちなみにショットガンは猟師であった父親の形見。何丁も持ってるわけではなく一丁しか持ってない。

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