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チー 18歳　推定誕生日(現場発見日)7/30 一人称:私、チー 二人称:あんた　○○　○○さま(上司) 三人称:あんたたち tips! 怪我の絶えない瑞英の謎。記憶のないうら若き鉄砲玉。 自称天才自意識過剰系ガール！ 今日も記憶を取り戻す為に日夜奔走している。 特徴表 5-1　動物から好かれる 過去編 10年前、花洛城砦にて謎の爆発が発生。作業中の工場区域にて起こったそれは鉄骨の落下事故を誘発。多数の死者が出た。 唯一の生存者として、当時齢6歳だった少女が救出される。全身の複雑骨折、臓器破裂、大量出血など絶望的な状況下であったが、ある医師の施術により一命を取り留めた。その際片方の腎臓、子宮、腸の一部などを摘出することになる。 目覚めた彼女は果たして、事件前の記憶の一切を全て失っていた。また、彼女を保護した瑞英はその素性についても調べたが、彼女は身分どころかその存在も知れず、城砦のどこを探しても事件前の情報の一切が出てこなかった。捜査はやむを得ず打ち止めとなる。 それから10年。彼女は瑞英の保護下で育ち、構成員として活動する道を歩んだ。目的は、自らの記憶探しである。些細な動作や物事、証拠を見逃さないため、人の行動を観察・模倣する能力が育つ。 身体が小さく弱そうに見えるのがコンプレックスで、舐められないように態度だけはデカく育った。人を見下したり自分が上に立つ事そのものに快を見出す性質でもあるのだが、本人はそれを知らない。 【事故の真相】 一種の自爆テロ、無理心中のようなものである。 主犯は彼女の父母であり、彼らは貧民地区の出で太陽を拝んだこともないような生活だった。父親がカビを原因にした肺病を患いただでさえ苦しい家族の生活は低迷。 生活苦を理由にした自殺願望にとある密売組織が甘言を吹き込んだ為であった。 どうせ死ぬなら、命を賭けて苦しみの根源を絶とう、という思想の流布である。結果、組織の教唆通りに、家族は組織にとって邪魔な立ち位置にあった工場とその管理者らを巻き込んで死亡。娘が生き残ったのは、母親が最後の最後に本能的に娘を守ってしまったからである。

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