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表現できたぜ・・・おれの魂を！究極の怒りを！ 表現できたぜェ～ 万雷の拍手をおくれ　世の中のボケども 2人目の歌聖、検非違使佐として活動している。 威信を重視しており、自分より高い者は立て、低い者には強い姿勢を示す。 詩は直接的な表現を好み、力強い琵琶の演奏とともに高らかに歌う。握力が強い。 音石家はかつて没落した。 両親はどこかへ消え、手を差し伸べられることなく全てに見放された彼は怒りに呑まれた。 ある時、気まぐれに男からもらった力で以て全てを破壊する雷の災禍になりかけていたが、彼を救ったのはどこかから聞こえてきた歌だった。 「自分がしたいことは破壊じゃない。見返したいだけだ、俺という存在を刻み込みたいだけだ。」 我に返った彼はそれから地道に努力をした。 よく学び、よく働き、よく戦った。 自分を救ってくれた歌を自分でも作るようになり、働きが認められ検非違使佐にまでなった。 没落して弱さを知り、乗り越えて強さを知り、歌で人の心を知る彼は決して闇に堕ちず闇に堕ちた者を見放さない…？ 正義でも大義でもない。 これが自分の我儘でそうしたいだけだとよく判っている。 他者を守り、他者に守られる自分の生き方が検非違使としての誇りだと、彼は自分の道を進み続ける。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 平安京EP1～2 『天之川　夜風』 憎まれ口を叩いてはいるが、良き好敵手だと思っていて実力は認めている。 半妖京事件でだいぶ無理をしていたようだからゆっくり休めよな。と思っている 「一緒に戦うのも悪くなかったぜ、まぁ今度の和歌の会でより良い歌を詠うのは俺だけどな」 『莵道　兎角』 半妖京事件の時に一時的に部下に置いていた。 事件を切っ掛けとしてより頼りになる存在になったとは思いつつ、根っこにある愚直さや礼節の欠けてる部分が気がかり。 立場を得た時の為に礼節を叩き込むべきか？と考えている。 頼光を連れて飯食いに行くか、あいつの愚痴をちゃんと聞いてやろう。 「よくやったじゃねぇか、お前が頑張ったから頼光は帰ってきたんだぜ。誇りに思う」 『おじゃノ上はらう麻呂様』 地位が高い故に遜っている。 しかし周りへの気配りなどを見ており、人格面でも素直に尊敬している。 今回の事件では率いて貰い、馬次也の同行など要望も聞いてもらったりしたので何かあれば迷わずに力になる所存。 「この度は誠にお世話になりました。何か武力を要する際はお声がけください」 名無しの混ざり者　改め　『鳩蓮』 あまり主張しないが、仕事は淡々とこなしているため好ましいと感じている。 今回の件で恩義を感じており、いずれ返すつもりである。 半妖京事件を経て、人間らしいところや笑顔を垣間見た。 使命に取り組む姿勢はやはり評価に値するが、頭目に対して見られる甘えのようなものが本来のあいつなんだろう。 いずれは荒瀧を継いで上に立てる男になる。 何かあれば助けになるつもりだ。 「お前には借りばっかり作っちまったな。最後に道満をぶん殴った話を聞いた時はスカっとしたぜ、本当によく頑張った。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　余計な節介かもしれねぇが、頼れる相手は増やしておくといいぜ。」 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- EP2.5～3 『莵道　兎角』 鵺の試練を超えてさらに力をつけたみたいだな。 とは言え、お前の成長はこんなところで止まらねえだろう。 頼光と共にこれからも歩みを進めるんだな。 『天之川　雪凪』 アイツの妹らしい。 姉と違って黒い刃を何本も使う近接戦闘を中心だった。 実力は申し分ないが如何せんクソガキ過ぎる。 成長しだいではあるが、検非違使に欲しい人材かもしれねえな。 いや、人が多いに越したことはねえか。 『おじゃノ上はらう麻呂様』 今回もご助力いただいた。 法力が増しているのか、印を使った領域の生成を行っていた。 日々 成長、邁進なされる姿には憧れるところがある。 あの御方にも迷う時はあるのだろうか。 『鳩蓮』 相変わらず守ることに関してはこれ以上ない力を発揮していたが これに加えて味方への攻撃に合わせる器用さも身に着けているようだった。 一つの道を極め、さらに手を広げようという気概は頼もしいところがある。 これからも荒瀧の下で平安の世を守ってくれるのかもしれねえな。 『縫耀』 鳩蓮の弟らしい。 今回の件で荒瀧の左腕に昇格したみたいだが、精神的に未熟な部分があるように思える。 まぁ、少し硬い所がある鳩蓮と併せて一人前ってことなのかもしれねえが。 真っ直ぐな良い目はしていると思うぜ。 ただ分別や礼儀ってのは大切だからこれからの成長に期待だな。 兄貴の一助になれるよう頑張ってくれや。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 『雷神の閃光』 綱の雷を吸収する絡繰の力を利用して、俺本来の力を大きく超える雷を扱った。 力の大部分は抜けちまったが、一部俺の力になったみてぇだ。 『歌聖が雷神歌聖に進化』『フルオープン獲得』　『雷神降臨のレベル上昇』『雷の加護のレベル上昇』 【雷光に落ちる暗影】 ･･･今回の件で渡辺 綱　検非違使佐が危うく死亡するような事態になった。 半妖衆長の一人である京極 雷途の尽力で蘇生されたが、生命としての在り方が変わっちまったみてぇだ。 明言はしてなかったが、印が浮き出るってことはおそらく半妖になったんだろう。 これ以外にも、今回は俺の力不足が目立った。 そもそもの影石は俺の討ち漏らしの面がでけぇ。 【甘かったんじゃねぇのか？あの時、容赦なく殺しておくべきだったのか】 奴の憎悪の雷も、雷途も言っていたが本来俺に力があれば俺が受けきれたはずだ。 【俺の体が裂けようと俺が受けておくべきだったか？雷途が残っていれば、綱は死にかけることはなかったんじゃねえか？】 馬次也にもだいぶ無理をさせた、彼奴が捨て身になるのは…。 【俺に式神を一掃するだけの力があれば、捨て身にならなかったんじゃねえか？ 　　　　そもそも、信用がないから体を張らせる結果になってるんじゃねえか。】 全力は尽くした、死者は出なかった。 皆が帰路につけた。 全て解決した時の笑顔は嘘じゃねえ…。 ･･･あの日、頼光に言った言葉も嘘じゃねえ。 弱くたって良い、支え合って高め合っていく。これも嘘じゃねえ。 だが、俺に力があればと思っちまうのもまた俺の弱い本心だ。 【人間はちょっとしたことで揺らいじまう】 法に則って人を裁き、闇に呑まれる人々に手を差し伸べようと生きてきた。 無暗な殺生はしたかねえ、変わろうとしてる奴がいるなら手を貸してやりてぇ。これは弱さなのか？ 【俺に足りないのは残酷さか？】 【検非違使佐を続けるだけの…京を守り続けるだけの資格はあんのか…？】

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