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技能は<エンターテイナー>(基本p.48)から取っています。 言いくるめ、回避、聞き耳、芸術、信用、心理学、変装、+個人的あるいはその時代の特色的な技能としてさらに1つの技能 ◎変更する技能 ・個人的な技能→目星 ・信用→隠れる 〈回避〉は、言い寄ってくる奴らを回避して誘拐犯さんの元へ戻るためのもの。 【設定】 一人称：私 二人称：○○さん きゅる！としている。 自分の顔がかわいい自覚があるが、あざとい振る舞いをするわけではない(と本人は思っている。無自覚) 恋泥棒さんによく懐いている。 編み物が好き。家にいることが多いのでちまちまやっている。まだまだ下手の横好きだけど、できたものをよく誘拐犯さんに見せに行く。褒めてくれるかな。 【裏】 最初はこの顔が好きだった。 「かわいい」と言われるのが好きだった。 告白に応えられないのはちょっと苦しかったけれど…。 だって、恋人って特別な好きな人同士がなるものだから。 私は皆のこと好きだけど、それは特別じゃないもの。だから、そこだけはちゃんとしようと思って誠実に断り続けた。 おかしいな、と思ったのはもうちょっと後からだ。 いや。元々おかしかったのに私は気づかないふりをしていた。 私が普通だと思っていた皆の顔は、“特別にしたい”人に向けたものだ。皆からの特別が、私の普通だったんだ。 私は、全員から“特別”を向けられるのが、だんだんと恐ろしくなっていった。 でも私の事が好きだから皆仲良くしてくれてた。私が言えば喧嘩しなくなることもあった。 じゃあいつから、皆が私を敵みたいに見るようになったんだっけ。 いつから仲間外れにされるようになった？ いつから新しいお父さんの目が変わった？ いつからお母さんから邪魔そうな目で見られるようになった？ いつから。 なんで1人になった？ この顔で生まれたから1人になった。 この顔であることを恨んだ。 傷をつけてしまおうかとすら考えた。そうすれば皆、少しは親近感とか、持ってくれるかなって。 でもやりたくなかった。 だって私は、皆に愛されるこの顔が好きだった。皆が好きって言ってくれた顔を、何より私が好きな顔を傷つけたくなかった。 八方塞がり。もういっそ死んでしまおうか、なんて、馬鹿な考えが浮かんだ。馬鹿、って思ったところで誰も私を止めやしない。悲しいなあ。 そんな時に貴方が来てくれた。 私を連れ出してくれた。 私に恋を教えてくれた。 でも私、とても好かれやすいから。 貴方が皆と同じだったら悲しいよ。 私にとって貴方が“特別”であるように、貴方にとっても私が、他の誰とも違う“特別”だったらいいな。 ひとりぼっちより、ふたりぼっちの方が断然良い。 だから、どうか私をずっと愛していてね。 寄せ餌持ち

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