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「ボクはね、今日まで天使になるためだけに生きてきたんだよ」 「マーレ・ヴァレンティーノ。ボクのことは、『ティノ』って呼んでくれたら嬉しいな」 シルクのように美しい白髪とアメジストの瞳、白磁の美貌を持つ少年。 たどたどしい英語で誰にでも気さくに笑顔で話しかける人懐っこいタイプだが、制服の間から包帯が覗いていることや、大きく目立つ眼帯から、地元の人間たちから は不気味に思われていた。 眼帯をしているのもあるのかあまり目がよくなく、人と話すときとにかく距離が近い。 マーレの方が個人名だが、何故かそちらで呼ばれるのは嫌がり、ティノと呼ぶように強要してくる。 天使になることに異常なまでに執着しており、その話になると様子が一変することも。 ＜バックボーン＞ イタリアの片田舎に突然変異で生まれた不完全なアルビノで、生まれた時から片目だけ赤かった。 しかし不運にも地元にアルビノのことを知るものがなく、母親は不貞を疑われて発狂。 その後暫く母やその親族たちから暴力を振るわれるようになり、自分は要らないものだと考えるようになる。 性格は温厚で争うごとを好まず、自分を名前の如く「不幸を呼ぶもの」だと思い、人とは関わらないように書庫にこもって書物を読み漁りながら生きてきた。 ある時書庫から「サンタ・アンジェリ少年聖歌隊」のことを知り、いつか天使になることを自分の救いだと考えるようになる。 【特徴表】 【1-6】強固な意志 何事にも動じない、強靭な精神の持ち主だ。能力値POWおよびSANは変動しないが、現在正気度に＋5。ただし、増加する上限は、最大正気度ポイント（99-〈クトゥルフ神話〉）となる。 ＜名前の由来＞ Male=イタリア語で悪、不運、苦しみ、罪悪、不運など Valentino=イタリア語で勇敢な、強い。またラテン語では聖人ヴァレンティ—ノを由来にするとされる。 【AF: 聖歌隊のタイ】 貴方の瞳と同じ色をしている宝石がはめ込まれている、MP10 が貯蔵されているタイ。 取得呪文:精神力吸引 / 魂救済の歌 ( 基 P)】 　　　　　 :精神的従属 / 天使の子守唄(基 P)】 「ヴェルネの天使は死を歌う」通過後、卒業後はスラムに音楽学校を開くために奔走する。 その際には自分と同時期に卒業するウリエや、後から卒業するケイルに声をかけて協力を求めているかもしれない。 強迫的に天使になりたいと思っていたのは、「居場所が欲しい」「価値が欲しい」「誰かの役に立ちたい」と思っていたから。 在学中のやり取りでたくさんのことを"考え"、自分の”やりたいこと”を見つけた。

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