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早乙女ちゃん(現パロ) 早乙女郁 18歳。 地元を離れて都会の高校に通う女子高生。 学校では大人しめだがそれなりに優等生として通っていたふつうの女子高生だった。 一年前、とある“嫌なこと”があってからはすっかり性格が変わり、しばらくは自宅にもろくに帰らず知り合ったばかりの人間の部屋に泊まるような半ば自暴自棄の生活を送っていた。 当然そんな生活も長くは続かず厄介事に巻き込まれた日、偶然出会ったとある年上の男(本人曰く彼氏ではない)のもとに入り浸るようになる。 学校の友達は少ない。以前は仲の良かった友人もいたが、“嫌なこと”のあとは距離ができてしまった。 夜の街で明らかに年上の男性と会っているところを見られた一部のクラスメイトには援交をしていると噂されている。 海を見るのがすき。 何かあると海を見ている。何もなくても海を見ている。 「はぁ…こんなつもりじゃなかった。なかったのに…」 「そんなに構うなら私を買ってよ。そしたら言うこと聞いてやる」 「だったらアンタが身元引受人にでもなってよ。他人の立場から勝手な事言ってないでさ」 「バイク欲しいんだ。一人で遠くにいけるから」 「うっさいな！嫉妬して悪いかよ！」 「…私の動画、勝手に上げてないでしょうね」 「…それって、お金貰える？だったらやってもいいよ」 危険な男に絡まれる →とっさに停めてあったバイクに乗って逃げる →あれ、バイクって気持ちいいかも →どうしよ…返さなきゃだけど返しに行くって自分が盗んだって認めるようなものじゃん… →黙って元の場所に置いとけばバレないかな… →「おい」「あっ…ども…すいません…」

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