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特徴表GL(72) ＞ 4-12　【好意を寄せられている】 キャンペーンに登場する誰かが、探索者に好意を持っている。KPの裁量で誰が、なぜ、どれほど好意を寄せているのか決定する。 特徴表GL(87) ＞ 5-7　【サイコメトリー】 ある物体に触れる際(別な選択としてある場所を訪問した際でもよい)＜POW＞×1をロールし成功すれば探索者はその物体/場所の過去を心的に一瞥する事が出来る。この力の正確さはKPの裁量による。 この試み毎に1d6のMPをコストとして支払う。 幻視によっては正気度を喪失する事もあるだろう(現実の減少量の1/10程度)。 【概要】 フランス生まれのイギリス育ち。 アリアは10歳の時にアダムスハウスへやってきた。 シェフの父とお菓子職人の母が居た。 アリアが5歳の頃。 両親は、客船の料理人として招集がかかり、遠くまで仕事へ行ってしまう。 最後の食卓では、寂しがるアリアがひとりぼっちでも幸運で健やかであるように、と願いの込められたキャラメルでアレンジした甘くてほろ苦いクロックムッシュを食べた。 そんなアリアが預けられたのがイギリス出身の母の祖母の家。とても大切に育てられていて幸運で健やかだった。アリアはいつか帰って来る両親を祝うためにあの日のキャラメルのクロックムッシュを練習していた。 アリアが10歳の冬の頃。 元々独り身だった祖母がアリアを置いて病死する。祖母が手配したアダムスハウスへ行く準備を整えて、ひとりぼっちのアリアは最後にキャラメルのクロックムッシュを食べた。あんなに甘かったそれは、ただただ、ほろ苦く、しょっぱかった。 そこから4年、アリアは未だ帰らぬ両親のために料理とお菓子作りをしている。将来、両親と共にキッチンへ並んで立てるように。

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