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Lucien de Mortemart リュシアン・ド・モルトマール
ID:5518301
MD:415eee30fb358330807f7be18e1d57a3
Lucien de Mortemart リュシアン・ド・モルトマール
タグ:
ピリアズ
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
日本画専攻首席 日本人母とフランス人父のハーフ。 父が美術商をやっていたが、幼少期に経済暴落により破産。 夜逃げすべく荷物をまとめたあと父に声をかけに行くと自室で首つり自殺しているのを発見。 なすすべなくそのまま放置し母の実家の日本へ逃亡。 後日破産からの夜逃げ自殺かと報道される。 事件性はないとみなされ、世界から忘れられた。 ーーーーーーーーー 父は破産し、夜逃げし、自殺し、「事件性なし」で処理された。 世界はその死に意味を与えなかった。報道は一行。誰も悼まなかった。 幼いリュシアンが学んだことは 「人は簡単に、跡形もなく消える」 ではなく、もっと残酷に 「消えた人間は、最初からいなかったことになる」 だった。 ーーーーーーーーー 元々絵を描くのが好きで日本に来て改めて日本画に触れる。 母方の祖父母の援助で美術系の中学校に編入。 そこで初めての親友と出会う。 最初は競争相手だった。 次に親友だった。 その次に何だったかは、リュシアン自身もわからないまま終わった。 恋だったかもしれない。 でも恋と呼ぶには、彼はあまりにも遠かった。 手が届く距離にいたのに、触れていい存在だと思ったことが一度もなかった。 ーーーーーーーーー 彼はクラスでも飛び抜けて絵が上手く、クラスメイトはみんな彼は藝大にいくんだと噂していた。 元々競争心が強く、また潜在的に父という存在の補完を求めていたリュシアンにとって彼は親友であり初恋だったかもしれない。とにかく執着していた。 彼にとってリュシアンがどうだったかは未だにわからない。 ーーーーーーーーー 彼は寡黙だった。 話しかけても一言二言しか返ってこない。 それでもリュシアンはずっと横にいた。 彼がひたすら絵を描いている時の横顔が、ずっと好きだった。 何かに祈っているような顔をしていた。 何に祈っているのか、聞けなかった。聞いたら壊れる気がした。 好きだったのか、崇めていたのか。 たぶん最初は好きだった。 でも彼の絵を見るたびに、少しずつ変わっていった。 ーーーーーーーーー 彼の絵には、理由がなかった。 上手いとか才能があるとかそういう話ではなく、 彼が線を引くと、そこに世界の続きが生まれた。 リュシアンの絵には動機があった。彼の横に並ぶための、武器としての絵。 彼の絵には動機がなかった。ただそこに在った。 その差を理解した瞬間から、 リュシアンの中で彼は人間ではなくなっていった。 ーーーーーーーーー そのまま同じ予備校に入学し、同じ日本画専攻を目指した。 リュシアンにとっての日本画は彼とのコミュニケーションツールにすぎなく、寡黙な彼の隣で競える唯一の武器だった。 神を愛することはできない。 近づくことも、並ぶことも、本質的にはできない。 それでも神殿の前に立ち続けることはできる。 2位であり続けることは、そういうことだったのかもしれない。 彼はずっと1位だった。僕はずっと2位。栄光の2位。 だって彼の横に並べるのは僕しかいないんだから。 「忘れられない2位」は、「忘れられる1位」より価値があると信じていた。 今思えばそれは信仰の形だった。神の隣に座るための、唯一の資格。 ーーーーーーーーー 予備校の学費はとても高く、リュシアンの家族にはとても払える額ではなかった。 そのため母は水商売に手をつけ、日々狂っていった。 客を家に連れ込んだり、水商売を辞めるようにいう両親に暴力を振るう等が過激化し、遂に追い出された。 その頃にはリュシアンも母の異常性が増していることを察しており、親友の家に入り浸っていた。 彼の家には小さなアトリエがあり、街でも有名な地主だった。 … 「帰るところがないなら、ここに帰ってきなよ」 「だって、リュシアンがぼくを見る目、変わってる。いつか絵にしたいよ」 「リュシアンの周りも変、だね。ぼくら似てるよ」 「きっと前世は双子だったのかも、ね。」 彼はリュシアンの目を見ていた。 神が人の目を見る時、そこに何を探しているのか。 リュシアンにはわからなかった。 わからないまま、その言葉を一生分の言葉として受け取った。 僕たちは今もへその緒で繋がってるんだ。 ーーーーーーーーー 雀の声で目が覚める。 彼のアトリエ、彼の爪先が見える。 彼のアトリエ、彼が浮いてる。 ああ、きっと彼はーーになったんだ。 神は死なない。 だから彼が死んだのではなく、 彼はただ、別の場所へ還ったのだと思うことにした。 思うことにした、というより、そう処理しなければ リュシアンの中の何かが、完全に壊れる気がした。 ここで意識は途絶えた。 リュシアン・ド・モルトマールの人生のエンドロールが流れる。 ーーーーーーーーー その後、藝大に無事日本画科首席合格。 彼の隣にはもう何もいない。 首席など要らなかった。 隣に彼がいれば、2位でよかった。 誰もいない1位の景色を、リュシアンはまだ正面から見ていない。 ーーーーーーーーー 常にこれ以上傷つかない為、そして空席の椅子に誰も座らせない為に誰にでも優しい「印象に残らない人」を常に装っている。 これは恐怖からの逃避ではない。もっと能動的な支配だ。 忘れられるなら、自分から忘れられてやる。 誰かの記憶から消えるタイミングを、他人に決めさせない。 父は意図せず消えた。リュシアンは意図して薄まる。 これは悲劇の再演ではなく、悲劇の書き直しだ。コントロールを取り戻す、唯一の方法として。 ーーーーーーーーー HO2にやたら厳しいのは、相手が彼に似ているからではない。 似ていない。似ているはずがない。 ただ、一緒にいる時間が増えるほど、記憶の中の彼の輪郭が少しだけ滲む気がして、怖い。 自分がその人間を記憶しそうになるから、罵る。 例外を作りそうになる自分が怖い。ほぼ無意識で罵ってる。 最初は他人と考えていたが、一緒にいる時間が増えるほど脳が拒否反応を起こしてほぼ癇癪のように罵るようになってきている。 神は唯一だ。代替されてはいけない。上書きされてはいけない。 だから罵る。鎧を着る。近づけない。 ーーーーーーーーー 問題はその同僚が悪人でも不誠実でもないこと。 むしろ普通に良い人間だから余計に質が悪い。 「真実を実感させる虚偽である」みたいな言葉を、悪意なく自然に使う人間なのだ。思想として内側から出てくる言葉として。 紳士的に振る舞おうとするが、その一人に対してだけどうしても一枚余分に鎧を着てしまう。皮肉が滲む。論を折りたくなる。必要以上に正論をぶつけたくなる。 ーーーーーーーーー 贋作師として筆を持つ時、彼を思い出す。 これは喪失の反芻ではない。 還った神へ捧げる、定期的な祈りの時間だ。 贋作とは、本物の痕跡を残さずに本物の感動だけを流通させる行為だ。 リュシアン自身の生き方と、完全に同じ形をしている。 自分という人間の痕跡を残さず、それでも確かに誰かの感情を動かして、記憶されないまま次の場所へ消えていく。 贋作師であることは職業ではなく、存在様式の外部化かもしれない。 オーナーにも誰にも「彼」のことは話していない。 神の名前を、雑踏の中で呼ぶ気にはなれない。 ーーーーーーーーー 背中のタトゥーは彼が昔描いた鬼の絵を彫っている。 初めてリュシアンを思って描いたと言ったのを、一生忘れないため。 誰にも見せない。誰にも話さない。 神に触れた証明を、他人に検分させる気はない。 痕跡を残さない人間が、背中にだけ残した唯一の痕跡だ。 ーーーーーーーーー 恋は人間同士の話だ。 リュシアンが彼に抱いていたものに、正確な名前はない。 あえて言うなら、 生涯をかけた、たった一人への帰依。 そしてその神殿は、もう誰も住んでいない。 リュシアンはまだそこへ、毎日花を供えに行っている。 ーーーーーーーーー 自分の過去を語る時、固有名詞を出さない。 「父が」「友人が」。名前を与えない。 記憶の中でさえ、匿名のまま保存されている。 誰かに「あなたって結局何者なんですか」と聞かれた時、一瞬だけ本当に困る。 演技ではなく。 ーーーーーーーーー 一番好きな絵はゲルニカだ。 ゲルニカは「見たものをそのまま描いていない」。 爆撃の瞬間を、ピカソは現場にいなかった。 伝聞と想像と怒りで、あの絵は描かれている。 本物の感情を、本物の記録なしに描いた絵だ。 贋作師として、これ以上の肯定はない。 ーーーーーーーーー キュビズムは対象を同時に複数の視点から描く。 正面も側面も、一枚の絵の中に共存している。 親友として、競争相手として、恋として、神として。 ひとつの視点では捉えきれないものを、全部同時に画面に置く。 キュビズムはリュシアンが「彼」を見ていた方法の、絵画的な正解だった。 ーーーーーーーーー ゲルニカには固有名詞がない。 タイトルは地名だが、画面の中に「誰が」「誰を」殺したかは描かれていない。 叫んでいる人間に名前がない。 痕跡を残さない絵が、最も深く人を傷つけた。 ーーーーーーーーー ゲルニカは、いなくなったものへの慟哭を、 本人不在のまま永遠にした絵だ。 ーーーーーーーーー 人はあらゆる物や人に意味を見出そうとする。 これは我々の時代にはびこる病気だ。 ーーーーーーーーー 曲 It's Alright/藤井風 You/藤井風 毒/TOOBOE ーーーーーーーーー Lucien de Mortemart リュシアン・ド・モルトマール 「光」×「死の海」 ――光を持って生まれたのに、死の淵で働いている。 光は届く。でも光源は特定されない。 海は広い。でも水の粒は識別されない。 リュシアンという名前は、存在するが場所を持たないものの名前だった。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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