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「ええと、またUGNからの依頼だそうで……」 『やれやれ。面妖じゃのう』 幼いながらにして聖騎士の称号を得た少女、オリビア・リュミエール。 旧フランス軍十二勇士の一人であり、冷静で的確な判断力を持った知将である。 それでいて少女ながら獅子奮迅が如き武勇も持ち合わせ、数多くの戦いで戦果を挙げている。 しかし彼女も完璧というわけではなく、スペイン軍との戦いで相手の将校と相打ちになて死亡した。 そんな彼女が現代に再び生を受けたのはつい最近のことである。 面影島事件。全世界のレネゲイドビーイングが一挙に進化・覚醒し、各地で活動を始めたトリガーだ。 オリビアもその例外ではなく、フランス伝説を起源とするレネゲイドビーイングと化した、が…… 生憎彼女は実態を持てなかった。800年ほど前に息を引き取り、その身は既に朽ち果ててしまっている。 残っているのは、戦乱の時代を駆け巡った“記憶”だけ。 それは具象的な物とは言い難く、放置すればまたもや雲散霧消してしまう抽象的存在に過ぎない。 この状況下で存在を保ち続けるには、誰かを“憑代”として彼女の記憶と人格を植え付ける方法があった。 具象的な一人間の記憶としてしまえば、それは憑りついた相手が死亡するまでは存在し続ける。 かくして、ふわふわと空気を漂い続ける彼女の記憶は、偶然フランス旅行に訪れていた１人の男性を憑代とすることに成功するが――― 戦乱を駆け抜けたとはいえ、オリビアも女性であった。 そのまま男性の身体に憑りついた瞬間、とてつもない違和感を覚えてしまう。 少し思案した結果、彼女の能力をちょっと悪用して、その身体を女性のものへと作り変えてしまった。 以降、立花遥はUGNの存在も知るようになり、大学生活を送りつつもイリーガルとして協力関係を保っている。 しかし、遥自身に能力を制御することはほとんど出来ない為、オーヴァードとして力を使う必要性があれば体内のオリビアの意識が表となる。 彼女達（現状）は決して不仲ではないが、遥にとってのオリビアはUGNからの面倒事を持ち込むと同時にプライベートに著しく干渉する存在なことは確かな模様。 めんどくさいことに、中のオリビアが喋ると口が動くのは遥の方。これが災いして大学の中ではちょっと引かれている。 せっさんに勝った（自称） 舌がちぎれそう 触手責め時は意識を切ってくれるオリビア様 人格飼いすぎ スク水しかない不具合←今ここ

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