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クトゥルフ PC作成ツール
ブルスタめも
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ブルスタめも
タグ:
HIYAMA
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
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知識
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SAN
現在SAN値
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(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
■導入 貴方はここ一週間程同じ夢を見ている。 延々と水の中を沈む夢だ。 それ以上に特に何があるわけではないが、水深がどんどん深くなっていることと、昨日一昨日は何かの音が聞こえていたような気がしていた。 しかしそれは聞こえたと思うと目が覚めてしまうし聞き取ることは出来ていない。 そして今日も、貴方は水の中にいた。 またこの夢かと貴方は思うだろう。 背を向けている方が水底なのか、後方に向かってゆっくりと沈んでいく。 身体が潰されるような水圧、ゴボリと肺から空気が抜けていく感覚、体温よりはるかに冷たい水の温度。 そして不思議なことに、何故か指一つ動かすことが出来ない。 すぐにでも水面に上がらないといけないと思うのに、腕が上がらない。 貴方は沈んでいく。水の底へ。 そして音が聞こえる。 その音は今までにないぐらいはっきりと、近く聞こえた。 「一緒に行こう」 「私の、運命の人」 それは声だった。 自分に向けられた言葉を認識すると同時に、成す術なく落ちていく身体から、最後の空気が零れた。 貴方はハッと目を覚ます。 周囲を見回しても見慣れた汚い天井と壁に包まれた狭い安アパート部屋が広がっていただけだった。 決して水の中ではなく、ちゃんと肺で息をすることが出来て、腕も上がる。 それらはいつもと変わらない。 だがあの溺れる感覚はリアルであり、起きた今でも探索者の心臓は生命の危険を感じていたかのように早く動いている。 また夢で聞いた声は明らかに自分に向けられたものだという確信があったが、その声の主に思い当たる人物はいない。 思い出そうとしても聞き覚えのない声であり、執着にも似た感情がそこにはあり貴方はゾッとしたような、ある種の危機感を覚える。 生々しく奇妙な体験に SAN 値チェック(1/1d2) ようやく呼吸が落ち着いてきて貴方は時刻を確認するだろう。 今は午前五時前、日付は―― 今日は、貴方の誕生日である。 ※以下口頭で説明 さて、昨日の夜、貴方と KPC は喧嘩をした。 それは珍しいことだったかもしれないしよくあることだったかもしれないが、喧嘩が起きてしまった。 喧嘩の内容は探索者たちの関係に合わせて細かく決めても決めなくてもいい。ただ喧嘩そのものはどちらが一方的に悪いというよりかは『どっちもどっち』『どちらも平等に悪い』というものにすること。 探索者と KPC はどっちもどっちな喧嘩を行い、そのまま仲直りをせずに昨日は解散してしまった。 (というか六火が家を出てったまま帰ってこなかった) 時間を置いて反省した探索者は今日謝ろうと思っていたかもしれない。 今日は昨日に引き続き KPC と会う予定(あるいは連絡を取る予定)が本来あった日だ。 前日に喧嘩したとはいえ明確に約束が反故になったわけではなく、探索者は KPC との待ち合わせ場所で待つだろう。 (スタジオ予約とってたんかな?) 貴方は隣の空いた布団を見て、ふと昨夜の出来事を思い返すことだろう。 ※回想シーン。ここで思い思いの喧嘩RPを、しよう! 喧嘩ネタ例 ・リリース目前に演奏を変えたいと言い出した。確かに忙しくて収録前にちゃんと確認せずに自分なりに演奏して録ってしまったが…… ・六火の女に何故か貴方が詰められた。かなり変な女だったし手を焼いていたようだがもっと早く切れよ…… ・六火が家の鍵なくした。貴方に連絡が来ていたが予定を変えて飲んでいたことを伝えておらず外で待ちぼうけさせてしまった。連絡しなかったのは悪いけどそもそも鍵無くすなや…… ・フリースタイル 貴方はそんなことを思い返しながら、馴染みのスタジオ前に到着した。 しかし、待てど暮らせど六火は来ず、連絡も一切ない。 午前中の待ち合わせの予定だったが時刻は既に昼近い。 メールや Line を送っても返信はおろか既読もつかないし、勿論電話も出ない。 探索者が一体どうしたものかと考えていると、見知らぬ人が探索者に声をかけてくる。 「あの、雨田神鳴さん……ですよね?」 「これを渡して欲しいって、通りすがりの人に頼まれて……」 そう言って見知らぬ人は封筒を探索者に渡す。 覚えのない封筒に探索者は受け取ろうとしないかもしれないが通りすがりの人も困ってしまうのでなんとかして受け取ってもらうこと。 ■連絡 探索者が受け取った封筒は無地の白いものだ。宛名はなく、糊付けされている。 開封するとそこには一枚のメッセージカードと黒色の髪の毛の束が入っている。 メッセージカード∶LineID として不規則な文字の羅列が書かれている。 どう見ても捨てアカウントのID だと思うだろう。 髪の毛∶少量の髪の束が紐で括られている。 《アイデア》や《目星》などで黒い毛束の中に発色の良い赤い毛が数本混じっていることがわかる。 ……随分見覚えのある配色の髪だ。 メッセージカードの ID を Line で検索すると該当 ID のアカウントを発見することが出来る。 フレンド申請などをするとすぐに許可が来て、間もなく通話がかかってくる。 無視するとしつこく何度もかかってくるので探索者が出るまで鳴らそう。 通話に応じるとビデオ通話だったようで、向こうの映像が画面に映し出された。 目深に被ったニット帽と鼻まで隠された布によって目元だけが見える状態のほぼ覆面の人物がそこにはいた。 背格好で男だろうことは察しが付くだろう。 また、男が画面に陣取っていて背景はほとんど見えない。 この時点では後ろに壁や天井が僅かに見える程度だ。 「ようやく連絡がついてよかったよ、雨田神鳴」 覆面の男は開口一番そう話す。 貴方がなんと返そうと話を勝手に続けてくる。 「我々は依頼されてこうして君に連絡を取っている」 「我々が何者かって? 残念だがそれは答えられないな。それにこうして会話するのに不都合もないだろう?」 「さて、とりあえずこれを見てほしい」 そう言って覆面の男が画面の端に動く。 急速に開けた映像の真ん中、床に座らされている六火の姿がそこにはあった。 すぐ隣に立つ別の覆面の男が六火の顔の前にナイフを向けている。 部屋全体を見回すならばそこは貴方には見覚えのない部屋だ。 六火と通話に出ていた男、それ以外に同様の姿をした覆面の男たちが五人ほどいる。 六火の様子を注視するならばカメラの方ではなく自分に向けられているナイフに注目しているのがわかるだろう。 また、腕は後ろに回されていて恐らく縛られているだろうことがわかる。 「君の友人の身柄をこうして預からせてもらった」 「無事に返してほしければ我々の指示に従え」 「なに、簡単な頼み事だ。しかし事情があって君にしか頼めない、それだけだ」 「君が大人しく依頼を受けてくれるなら友人は助かる。実に簡単な仕組みだろう?」 「君にはとある場所にいってとあるものを置いてきてほしい」 「場所と物は追って指示を出す。このアカウントからね」 大体そんなようなことを話す。 探索者が KPC と話がしたいと発言するか、ある程度喋り終わって覆面の男が満足したら 「そうだな……ほんの少しなら会話させてあげようじゃないか」 などと言い出す。 六火を画面の近くまで持ってくることはないがスピーカーフォンで通話が行われているので会話は可能だ。 基本無視するけど…… 「オイオイ折角お友達が心配してくれてるってのに冷たいんじゃねえか?」 「はあ……うるせえな。俺は今虫の居所が悪いんだよ」 「突然こんな意味わかんねえとこ連れてこられるしここ空気こもってるしずっと地べたに座ってるからケツ痛ぇし」 「てか、お前らが絡んできたせいであそこでネックレス落としたんだけど」 「お前ら誰か拾ってこいよ」 「図々しいなお前……」 「いいだろ別に、そんな遠くねえだろ多分。」 「あそこだよ。国道沿いの牛丼……」 六火が誘拐現場の場所を口にしかけたところで六火の顔の近くにあったナイフがはっきりと六火に向けられる。 が、六火はナイフを持ったその手にガブリ!と噛みついた。 そして縛られているのにも関わらず器用に立ち上がったかと思うと一番近くにいた男のみぞおちに蹴りをいれ、そのままほかの覆面の男たちにかかっていき大暴れを始める様が淡々と画面に映し出されていた。 「ギャー!! 噛まれた!!」 「噛むし蹴るぞコイツ!」 「兄貴助けてくださいー!!」 「待ってナイフ落とした危ないから気をつけろお前ら!」 「オイオイアイツ舌噛みちぎられかけてるって!!」 「そ……そこ潰すのは流石に駄目だろ……」(玉ヒュン顔) といった叫び声に兄貴と呼ばれていた通話に出ていた覆面の男が「人数いるんだからなんとかしろ!大人しくさせとけ!!」と指示を出している。 背後でドタバタと茶番が行われているのを隠すように覆面の男がカメラの前に陣取る。 「さっき言った通り友人を返してほしければ大人しくこちらの指示に従え」 「警察に連絡でもしてみろ、人質の命は無いと思え」 「それから人質が大人しくしていることを祈るんだな!」(KPC が後ろで大暴れしているのをチラ見して) 慌てたように覆面の男がそれらを貴方に伝えると通話が切れる。 以降どれだけ通話をかけても応答はないが、あんまりにもしつこくかけるならチャットで『うるさい静かにしろ!』などと返してあげよう。 通話が切れてしばらくすると、 『これから指示する場所に玉を置いてこい』 『玉はお前の自宅前に紙袋に入れておいた』 『全部で三ヶ所、玉を一つずつだ』 『自然公園の沼、駅前の噴水、神社の池』 『全ての場所に玉を沈めてくること』 『三ヶ所全てに玉を置いてきたことを確認したらまた連絡する』 とチャットが飛んでくる。 指示される場所は全て探索者の知る所だが、あえて道がわからないなどと駄々をこねてみるならばわざわざ地図のスクショを送ってきてくれる。 探索者が自宅前を確認すると見知らぬ紙袋が確かに置いてあるのがわかる。 手提げタイプの紙袋で、袋自体もそれほど大きくはない。 中を覗くと手の平大ぐらいの大きさの布包みが三つ入っている。 布包みを取り出して開いて見るならば「透明な玉」が出てくる。 玉は全て同じであり区別はない。 透明な玉∶テニスボールより少し小さい程度の大きさの水晶玉のような玉。 適切と思われる技能で水晶でもガラスでもない謎の物質だということがわかる。 クリティカルが出た時だけ“一瞬中央に傷のよう な筋が見えた気がした。 まるで細いトゲのようにも見えたそれはしかし何度見直してももう見えることはなかった”と描写する。 また、電話の向こうで六火が口にしかけた『国道沿いの牛丼屋』について貴方は心当たりがある。 ■探索 『KPC 誘拐現場』『自然公園』『駅前』『神社』が主な探索場所になる。 順番は探索者の任意。 ▽玉を水の中に入れた時の描写(三ヶ所共通) 透明な玉を水の中に入れるとそれはゆっくりと沈んでいった。 貴方はそれを目で追っていたが、元々透明だった玉は水と同調してしまったかのように溶け込み、気づけば見えなくなってしまった。 玉を水中に入れても水も周辺も特に変化は訪れず、ただただついさっきまでと変わらない様子が続いている。 玉を入れただけでは何も起きないのでそれが伝わればいい。 適宜改変して描写をすること。 〇KPC 誘拐現場 六火が口にしかけた場所である。探索者もよく歩いている場所だ。 表通りはいつも通りの様子であり、多くも少なくもない人が行きかっている。 周囲を少し見まわしただけでは六火が落としたというものは見つからない。 「昨晩この辺りで喧嘩が行われていなかったか」というような聞き込みをするならば「詳しくは知らないがそういうのは大体裏路地の方ではないか」というような回答が得られる。 PL から裏路地やそれに類似するものの存在がないかどうかの確認があれば技能を使用することなく見つけられたことにしていい。 探索に行き詰っているならば《アイデア》成功で裏路地への入り口を思い出し、失敗で喧嘩が人目のつくところで行われているだろうか?と思う。 細い路地を入ると入り組んだ裏路地へと出る。 一般人ならばめったに使うことがないような路地だ。 治安のいい地域に探索者が住んでいたとしてもこの辺りは少し雰囲気の悪そうな気配を感じるだろう。 《目星》で室外機の近くにネックレス(六火が落としたもの)を見つける。 ネックレスを拾うと室外機の下に何か紙のようなものが落ちていることに気が付ける。 拾ってみるならばそれは『貴方の写真』だった。 貴方の写真…記憶にない写真。裏を見ると『貴方の名前/生年月日/住所/職場/日々の行動パターン (何時に家を出て帰宅するか等)』といった個人情報が書き込まれている。これらは全て見覚えのない丁寧な字で書かれている。 《アイデア》であの誘拐犯たちの印象とはだいぶ異なる文字だと思うだろう 少し探索をするとモヒカン頭の二人組が探索者に声をかけてくる。 顔も似ておりパッと見で兄弟かなと思える二人だ。 「おうおう兄ちゃん、俺たちの縄張りでなにしてんだぁ?」 「誰の許しでここで休憩してんだ? あぁん?」 モヒカン頭の二人組は貴方にガンを飛ばしながら難癖付けてくる。 貴方が反応を返さないならば裏路地から追い出そうとずっといちゃもんつけてくる。 が、彼らは根は非常に臆病であり、貴方が睨み返したりすると簡単に怯む。 戦闘技能を振ろうものなら成功失敗に関わらず勝手に怯えて即座に謝ってくるだろう。 「ガン飛ばしてすみませんでした……」 「俺らほんとはクソ弱くて小心者で……この格好してるのも絡まれないようにと思ってやってるだけで、ほんとは全然悪でも何でもないんです……」 「ここは近道でよく使ってるんですけど人がいると怖くて通りたくないんですよ……それでつい……」 「昨日もここで大喧嘩してるのを見て、怖くて怖くて……」 「え? 昨日の喧嘩? 一部始終見てましたけど……」 探索者が詳しく尋ねるなら昨日の喧嘩について聞ける。 モヒカン頭の二人組が目撃したのは以下の状況だ。 ・昨日の夜この道を使おうとしたら複数人の男たちが何か相談をしていた。 ・少しすると表通りの方から仲間らしい男が戻ってきて合流した。 ・男たちは「予定通りならば……」「標的が来たら……」という会話をしていた。 ・その後、もう一人男がやってきて、男たちと乱闘を始めた。 ・後から来た男が優勢に見えたが、男たちがスタンガンを使用。 動きが鈍ったところを背後から強く頭を殴って昏倒させた。 ・そして男たちは慌てたようにその男を連れてどこかに行ってしまった。 ちなみにモヒカン頭の二人組はチンピラ集団が移動する際に怖くて逃げだしてしまったので彼らがどこに向かったのかはわからない。 なお探索者が目星に失敗していて KPC の落し物を発見出来ていない場合はモヒカン頭の片割れに「あれって貴方の落し物ですか?」と言わせて見つけさせてあげる。 また、探索者が素直に現場から立ち去ろうとしたならば、目星に失敗しているならばモヒカン頭が「おいこれはテメーの落としもんじゃねーのか? あぁん?」と指を指して教えてくる。 そして立ち去る際に《聞き耳》を振ってもらい成功で「昨日の喧嘩と関係あるのかな……」「めっちゃ乱闘してたもんな…」「こえーよぉ…」と、失敗で「昨日の喧嘩……」「乱闘…」と聞こえてくる。 引き返して聞き出すかどうかは自由だ。 〇自然公園 この街で自然公園と言ったらここである、というぐらい有名な公園。 それなりに規模があり自然も多く、様々な人が訪れる公園だ。 探索者や KPC もここに来たことがあるだろうし、もしかしたら遊んだことがあるかもしれない。 指示されている沼は公園の少し奥になる。 貴方が沼まで歩いてくると来たことがあるならば見慣れた風景だ。 少し開けた水場がそこには広がっているだろう。 沼と称されてはいるが泥沼ではなく、澄んだ水にイネ科の植物やガマが生えている場所だ。 水辺まで近づこうとしたときに急に叫び声と「ひったくりだー!」と言う声が響く。 そちらを見るとひったくりをしたらしい男が探索者の方に向かって走ってきていた。 「そこをどけぇ!!」 ひったくり犯が叫ぶ。このままだとぶつかるだろう。 STR*5 か DEX*5 の高い方、あるいは KP が適切と判断した技能でひったくり犯を捕まえることが出来る。 失敗した場合ひったくり犯と正面衝突し、二人して地面に転がることになる。 ひったくり犯は近くにいた他の人が捕まえてくれるため確保は出来るが、探索者は痛い思いをするだろう。 HP を-1 する。 捕まえないという選択をするならば強制的にひったくり犯とぶつかる処理を行うこと。 ひったくり犯を確保したあるいはぶつかって転がっているとおばあさんが声をかけてくる。 どうやらひったくりにあった張本人のようで、大事そうに鞄を抱え直していた。 「本当にどうもありがとうございました、お陰様で無事荷物が帰ってきました」 「今日は午前中『オレオレ詐欺の対策講座』というものに行っていたんですけどねぇ」 「ひったくりにあわない方法も考えないといけませんねぇ」 「ふふ、若い方ですと詐欺の対策も必要ないかしらね」 「やっぱり本人たちしか知らない内容を質問するのがいいみたいですよ」 「昔のこととかそういう……最後に会った日の出来事とかでも大丈夫かしらね?」 「何を喋ったとか……でも私の方が忘れちゃいそうだわ」 「ここぞという時にちゃんと質問出来ればいいのだけれどね」 「あらごめんなさい、年寄りの話は長いわね」 「本当にありがとうね」 何度も頭を下げながらおばあさんは去っていく。 ここでは『本人しか知らない内容を質問する』という情報を提示したい。もし探索者がおばあさんの話を聞かなそうな性格ならば、おばあさんではなくおばさんにしてマシンガントークで一方的に話して聞かせてしまうなどすること。 〇駅前 指示された駅は乗り換えの出来るそこそこに大きな駅だ。 そのため利用者が多く、駅前も広場としてスペースが確保されている。 その駅前広場の真ん中に噴水はある。 定時になると自動でミニショー(一分ほど音が流れて特別な吹き出し方になる)が行われるようで、探索者にそれを見せてもいい。 《目星》で広場の掲示板に貼ってあるポスターが目につく。 《聞き耳》で女子高生たちの会話が耳に入る。 「占いセミナーだって」 「いや流石にセミナーは怪しいっしょ」 「あ、でもこの人最近雑誌とかで名前よく見るよね」 「マジで? なんて人?」 「えーっと天川薫、とかだった気がする」 そちらに目をやると女子高生たちは広場の掲示板を見て会話していたらしい。 掲示板に近づいてよく見ると『占いセミナー』の勧誘ポスターが貼ってある。 「天川薫」という名前の人物が講師をしているらしい。 天川の写真もそこに掲載されている。 《アイデア 1/2》でこの人物の顔になんとなく見覚えがあるような気がする。 が、よく思い出せない。 別に大したことではない気がする。 クリティカルが出た時のみ「一ヶ月程前に落とし物を拾ってあげた相手によく似ている気がする」と伝える。 ネット等で天川薫について調べるなら ・最近界隈で人気の占い師 ・一通りの手段で占ってくれるが特に人気なのは夢占い ・占いだけでなくセミナーを開いて占いというものを広める活動をしている というような情報が出てくる。 〇神社 大きくも小さくもない神社。 人はほとんどおらず、静寂な空気が流れている。 鳥居をくぐると迷うことなく池を見つけられる。池の前には一組の男女カップルがいるだけだ。 《目星》で社務所の辺りに「水おみくじ」と書かれた張り紙があることがわかる。 どうやらこの神社オリジナルのおみくじをやっているらしい。 ▽おみくじ 水につけると文字が浮かび上がるおみくじ。 一回 200 円。 やるならば一枚紙を箱から選び出し、近くに専用の水場が用意されているのでそこで紙を水に浸すと文字が浮かび上がってくる。 1d100 を振ってもらい運勢を決めよう。 1~5 大吉 6~24 吉 25~43 中吉 44~61 小吉 62~79 末吉 80~95 凶 96~100 大凶 出た目に合わせた運勢が書かれている。 また、どの結果であれ『走人:帰るべし 直感を信じよ』『争事:避けられぬ 手段を講じよ』と書いてあるのが目につく。 《知識》で「走人(はしりびと)」とはいなくなった人や失踪した人という意味だとわかる。 知識に失敗したり、おみくじの意味がよくわからないようならば社務所にいる巫女や神主に聞けば教えてもらえる。 走人→帰ってくるだろう、直感を信じなさい。 争事→避けられない、手段を考えなさい。 池の前には看板が立っていてどうやらこの池にまつわる逸話が書いてあるようだ。 看板にある逸話 『昔とある男が盗みを働いた。 男は盗んだものを池に沈めて隠した。 ほとぼりが過ぎて男が回収しに池に来て長い棒で底をつつくも、どれだけつついても底に当たらない。 盗んだものが見つからず業を煮やした男は自ら潜ることにした。 しかしどれだけ潜れど底が見当たらない。 いつまでも男は潜り続け、そして遂に帰ってくることはなかった。 それ以来この池の底は別の世界に繋がっているとされ、隠したい物を沈める人が後を絶たなかったという。』 探索者が看板を読んでいると神主が声をかけてくる。 「こんにちは」 「物騒な逸話で驚かれましたかね?」 「勿論これは逸話なので実際は別世界に繋がっているということはありません」 「ちゃんと底がありますよ」 「とはいえこの池は実際大きさのわりには深いので、足を滑らせないように注意してくださいね」 「あぁ、よかったらおみくじをしていってください、新しい水を使ったおみくじを出していますので」 「ではごゆっくりどうぞ」 神主はそう注意を促し一礼して社務所の方に去っていくだろう。 探索者が神社から立ち去ろうとしたとき池の前で男女カップルが喧嘩している騒ぎが起こる。 女性の方が男性に向かって酷く怒っている様子である。 「誰なのよ、その女!」 「私が運命の相手だって言ったくせにっ」 「この嘘つき!!」 女性はまくしたてるように言って男性のことをドンと強く突き飛ばす。 体勢を崩した男性は足を滑らせ鈍い水音を立てて池に落ちてしまった。 怒り冷めやらない様子の女性は探索者の横を抜けて神社から出ていく。 騒ぎを聞きつけたらしい神主が慌てた様子で男性を助けているのが見える。 神主と男性に近づく(助ける等)→神主と男性の会話が聞こえる。 「大丈夫ですか?」 「な、なんとか……」 「別世界から帰って来れない、といった事態にならなくてよかった。タオルをお貸ししますので社 務所のほうへどうぞ」 神主と男性に近づかない場合→《聞き耳》に成功で上記の会話が聞こえる。 ■呼び出し 探索者が三ヶ所全てに玉を入れると、例のアカウントから電話がくる。 今度は普通の電話だ。 探索者が通話に応じない限りコールは鳴り続ける。 それでも無視を決め込むとチャットで『通話に応じろ』と話しかけてくる。 通話に応じるとビデオ通話で対応してくれた男と同じ声で「ご苦労」と聞こえてくる。 「大人しく指示に従ってくれて助かるよ」 「さて、これで最後だ」 「この通話が終了次第住所を送る。その場所に来い」 「そこで身代金と人質の交換を行う」 「勿論人質は無事だ。君が約束を守ってくれている限りはね」 「我々の目的は殺人ではないんだから当然だろう?」 「身代金の金額だが……そうだな、君が友人と交換するにふさわしい額を自分で考えて用意してくれ」 「安すぎて我々と友人をがっかりさせるようなことはしないでくれよ?」 「では、約束の場所で会おう」 そうして通話が切れ、すぐにチャットで住所と指定時間が送られてくる。 場所を調べるならば車で一時間ほどのところにある森の中のようだ。 指定された時間は十九時頃になっている。 《アイデア》これまでの指示の内容や、今更身代金を要求する上に金額指定がないことなど不自然なことが多い。 金銭が目的の犯行ではないのでは?と思う。 ■異変 貴方は一瞬妙な気配がして、地面が揺れたように感じた。 周囲の人たちも何人かが「今揺れた?」と疑問を口にしているのが聞こえる。 しかし地震のような継続的な揺れはなく、気のせいだったのだろうかと貴方も周囲の人も思うだろう。 次の瞬間、貴方の周辺にいた人たちの何人かがその場に倒れ込んでしまう。 驚き駆け寄る人、倒れはしないが体調不良を訴える人、なにもない人と周囲は騒然となった。 《幸運》成功で 1d5、失敗で 1d10 の MP を探索者も消費する。 貴方は一瞬の立ち眩みがあり、まるで身体のエネルギーを一部持ってかれたかのような錯覚を覚える。 また追加で《アイデア》を振ってもらい成功した場合は「もしかして自分が玉を水に沈めたことに関係があるのでは?」と考えてしまうだろう。 奇怪な現象に SAN 値チェックを行う。 アイデア成功時(1d2/1d4)、失敗時(1/1d3)の減少。 ■救出 指示された森へ探索者がやってくると森の入り口あたりに覆面の男が一人立っていた。 「よく来たな。ついてこい」と探索者を森の奥へと案内する。 〇小屋 森の中を進んで行くと小さな湖が出てくる。 そしてその湖畔に別荘風の小屋のような建物があった。 それほど大きくないその小屋は外から見て二階建てだとわかる。 また、小屋のすぐ隣に車が一台止められていた。恐らくは誘拐犯たちが乗ってきたものだろう。 探索者はその小屋の一階に案内されることになる。 通されたのは小屋に対してかなり広い部屋だった。 恐らく一階はこの部屋のみかあるいはもう一部屋しかないだろうというぐらい、建物の大半を占める割合の部屋だ。 大人が複数人集まってもなおゆとりあるその空間には、探索者と誘拐犯のチンピラ集団が七人、それと六火の姿がある。 六火の様子をよく見るならば視線を下に向けていて目は合わないが無事であろうことは察せられるだろう。 チンピラ集団のうちの一人が一歩前に出て貴方に話しかける。 それは今まで通話してきた男だ。 ここまでくれば考えなくてもわかるだろう。 どうやらこの集団のリーダー格のようである。 「約束を守ってくれて結構」 「ところで一つ、君に言いたいことがある」 「君の友人はあまりに躾がなっていないんじゃないか!?」 必死な声で男はそう言った。 よく見るとリーダーの男を含め、後ろに控え六火を取り囲む男達は皆「ボロッ……」と効果音が尽きそうなほど疲れた様子を見せているし、六火の拘束もビデオ通話した時は腕だけだったのに猿轡と足まで縛られている。 KPC は随分と暴れたようで誘拐犯の疲労と恨みが探索者にも伝わってくるだろう。 「こちらの被害は君が想像するより大きい、とっとと引き取ってもらいたい」 「ちゃんと身代金は用意してきたんだろうな?」 探索者が身代金を見せる、または額を提示するとチンピラ集団は額に応じた反応を返す。 額の区分は KP の体感でいい。 かなりの大金→「えっマジ……?」「嘘だろ……?」(想像出来ない金額でざわつく) それなりの金額→「まぁいいだろう」 驚くほど安い/持ってきていない→「お前……」「可哀想に……」(KPC を見ながら) 「こちらが金を受け取る、そしたら後ろの仲間たちが人質を解放して部屋から出ていく」 「全員が出るまで動くな。最後の一人が部屋を出て、君たち二人だけになったならばそれで終わりだ」 「そうしたら人質の縄を切るなり帰るなり、好きにするといい」 リーダーの男はそう提案する。 探索者側から他の提案があるならば聞いてあげてもいいが、最終的にチンピラ集団全員が二階に上がれるようにすること。 リーダーの男が探索者から身代金を受け取ると六火を取り囲んでいた覆面の男たちが離れていく。 六火は拘束されているままなので動くことは出来ないが解放されたようだ。 そして覆面の男たちは宣言通り順番に部屋から出ていく。 最後に残ったリーダーの男は仲間が部屋を出たのを見届けてから探索者に向かって 「君が利口な人間でよかったよ。ではさようならだ」と告げて去っていく 部屋には貴方と六火の二人が残された。 ■解放 六火に近づくと顔を上げて貴方の方を見る。 猿轡のせいで話すことは出来ない。 提案があった場合のみ《心理学》∶恐怖しているように感じる。 だが誘拐されたことではなく別のものを心配しているように思う。 拘束を解いても貴方に何か言うことはなく視線は下を向いている。 怪我について問うならばほとんどないから大丈夫だと返す。そのことに対して PL が不自然に感じているようならば《アイデア》で「あんなに暴れまわっていた割には本当に怪我をしていないように見える」と提示していい。 問 何かされた? →「軽く殴られた程度。ほとんど放置されていた」 問 誘拐犯の目的は? →「わからない」 問 本当に KPC? →「何を言ってるんだ?」 六火に《目星》∶変わったところはなく、いつもの六火に見える。 誘拐されていたからか、表情がやや硬いようには思う。 部屋に《目星》∶特に見つかる物はない。 壁や天井からビデオ通話をしていたのはこの部屋だろうと思う。 小屋を出ると確かに誘拐犯たちは外にいないようで、来た時と同じようにしんとした空気が流れている。 車もそのままだ。 ふと六火が足を止め、湖を指差した。 「……、何かが光った気がする」 「気になる。オイついてこい」 そう言うと貴方の腕を引いて湖の近くまで向かう。 湖の畔の草を六火がかき分けるとそこには探索者が今まで水の中に沈めてきた透明な玉があった。 よく見るとそれは探索者が渡された物より数回り程大きい。 六火はそれを拾って探索者の方を向き直ると真剣に見つめ、口を開く。 「なあ、……神鳴」 彼が何か言いかけた瞬間、小屋の二階の窓が勢いよく開かれる。 貴方がそちらを向くならばまさに窓から飛び降りようとしている瞬間の人影が見えるだろう。 その人影は受け身を取りながら地面に転がり落ち、そうしてすぐに身体を起こしたかと思うと貴方たち、正確には貴方の横にいる六火に向けて拳銃を構えた。 「雨田から離れろ」 聞きなれた声でそう言い放った人物は横にいるはずの六火と同じ顔をしていた。 その人物は誘拐犯たちと同じ黒い服を着ているが、顔だけは間違いなく探索者が知る火ノ村六火だ。 隣を確認してもしかし、同じように六火が立っている。 どれだけ見比べても服装以外の違いはない。 親しい人間が目の前に二人いることに探索者は SAN 値チェック(0/1) 銃から庇うように貴方と共にいた方の六火が貴方の前へと出る。 「……聞こえなかったか?そいつから離れろ」「でないと撃つ」 「この距離で撃ったらどっちに当たるかわからない、それでも撃つのか?」 「…………オイ雨田、何やってんだ。早いとこそのパチモン殴るなり蹴るなりして何とかしろ」 「雨田、離れるな」 二人の視線が貴方へと集まる。 その視線は貴方に「どちらを信じるのか決めろ」と言っているようだ。 探索者は一つ、あるいは二つ程度の会話を二人の KPC と行うことが出来る。 貴方が動かない、または動こうとした瞬間、貴方のすぐ隣にいた方の六火が急に貴方の腕を取って湖の中へと飛び込む。 貴方は強い力で引っ張られたと思った次の瞬間には水の中にいた。 ■夢の続き 水の中で貴方は既視感を覚える。 それは何度も夢で見たあの光景と同じだった。 身体が潰されるような水圧、ゴボリと肺から空気が抜けていく感覚、体温よりはるかに冷たい水の温度。 何もかもが夢と同じだ。 だが夢とは違い貴方はゾクリと背筋が凍るような気配を感じるだろう。 この水の奥深く、湖の底に何かがいる気配。 あるいは、この湖の底がどこか別のところと、相対してはいけない何かがいる世界へと繋がっているような気配。 奥深くまで沈めばもう戻って来られないようなそんな考えが貴方の脳裏によぎる。 今まで通りの夢であれば力なく沈んでいただろう。 しかし今は夢ではない。現実だ。 だから貴方は手を伸ばすはずだ。 ただ沈んでいくだけだった夢とは違い、現実で生きるために。 たった一人で沈む夢とは違って、貴方が伸ばした手を誰かがとった。 急に水中から引きあげられた貴方の肺を今度は空気が満たす。 地面に転がされた貴方が顔を上げると、同じように空気にむせながらも呼吸をする六火の姿があった。 黒い服や髪の毛、全身が探索者同様ずぶ濡れだ。 「えほっ!うぇっ……あークソ最悪……」 「何好きなようにされてんだよ。本当鈍臭ェ野郎だな」 貴方たちの会話は突如背後から聞こえる激しい水音によって中断されてしまう。 貴方たちが振り返れば水面から細長く、それでいてしっかりとした刺が突き出しもう一人の六火の姿を貫いているのが見える。 もう一人の六火を貫いた刺はそれを振りはらうようにブンと大きく動いた。 されるがまま、六火の身体は地面へと叩きつけられる。 「…………、うわぁ……」 そうして身軽になった刺は湖の中へと戻っていった。 突然現れた得体の知れない刺に SAN 値チェック (1/1d3) 地面に横たわる六火の姿をしていた何かはゆっくりと立ち上がり、貴方たちの方を向いた。 だが向けられた顔はもはや六火の顔ではなかった。 「あぁ、ぁ、なるべく、顔を合わせたくなかったのに、その方が上手くいく確率が高かったから……ぅ」 刺は胸元を貫いたらしく心臓や肺の辺りから血が流れており、本来ならば即死していてもおかしくないはずなのに“六火だった人物”は話す。 その声も初めは六火と同じ声だったはずなのに次第に別人のものに変わっていく。 貴方たちの目の前で“六火だった人物”はその皮膚を溶かし再度固め、どんどんと作り変えられるように姿を変え、やがてすっかり別人のものへと変わってしまった。 最後にそこに立っていたのは服装こそ六火のもののままだが、顔は全く違う人だった。 貴方が天川の顔を駅前で見ているのならばその人物が「占い師の天川薫」であることがすぐにわかるだろう。 死んでいるはずの大怪我を負った人間が動き、更にはありえない過程を経て変化したのを見て SAN 値チェック(1d3/1d6) 「こんなことになるなら殺しておけばよかったな」 「どうでもよかったから放っておいてあげたのに」 天川はつまらなそうに六火のほうを見てそう呟く。 それから嬉しそうに貴方のほうを見て話しかける。 「ようやく、ようやく出会えた」 「運命の人」 「私の運命の人」 繰り返すように天川は探索者を「運命の人」と呼ぶ。 探索者はその声が今日の夢で聞いた声と同じものだと気が付くだろう。 問 初対面では? →「そんなことない。でもそうであっても貴方が運命の人であることは変わりない」 問 貴方は誰? →「私は天川薫……占い師をしてるんだけど、貴方は知らないか」 問 運命の人とは? →「私にとっての運命の人」 問 KPC の誘拐を命じたのは貴方? →「いや? それはあいつらが勝手にやっただけ」 問 夢で会った? →「本当に? 本当に私を夢で見てくれたの? あぁやっぱり運命なんだ」 また、「何故自分が運命の人なのか?」と探索者が尋ねた場合、 「誕生日が、一緒だったから」 「今日だよね、貴方の、そして私の誕生日」 「二人の誕生日を、このまま二人の記念日にしよう」 などと返す。 ある程度会話をした時点で天川は探索者に向かって話しかける。 「一緒に行こう」 「儀式は終わった、あとは、一緒に行くだけだ」 「さっきの刺を見たよね? 今この湖は神様のいる場所に繋がってるんだ」 「運命の人、貴方が一緒に儀式をしてくれたからだよ」 「一緒に神様のところに行こう」 「そうすれば私たちは永遠に一緒になれる」 手を伸ばし、湖の方に視線を送りながら貴方を誘う。 この誘いを断ると天川は悲しそうな顔をする。 〇「その場に留まる」を選択していた場合 天川は悲しそうな表情を見せていたが不意に探索者の隣にいる六火のほうを睨みつける。 「君がいなかったらよかったのに」 「私を選んでくれたのに、君が邪魔をした」 「私は運命の人と一緒に行く、君は邪魔だ」 憎しみを込めているのが伝わる声音で天川は言うと、明確な殺意を持って六火のほうへ襲い掛かってきた。 以下戦闘処理へ。 〇「この場から離れる」を選択していた場合 天川は悲しそうな表情を見せていたが次第に貴方たちに対して怒りの視線を向け始める。 「そう、やっぱり占った通りだった」 「全部終わるまでに顔を合わせると成功率が下がるって、結果にはあった」 「でも諦めない」 「運命の人、私は貴方を諦めない」 「やっと見つけたんだ、だから」 「絶対に一緒に行こう」 決意を固めたように天川は言うと、探索者たちに襲い掛かってくる。 以下戦闘処理へ。 ■エンド A(天川を湖へ落とす) 貴方たちは襲い掛かる天川をいなし、その身体を湖へと突き落とす。 重たい水の音が周囲に響いた。 あの鋭い刺を受けていたからだろうか。 天川の動きは鈍く、重力に逆らう間もなく沈んでいくのが水面越しに見えるだろう。 天川の姿は浮かんでくることなくそのまま見えなくなっていった。 そうして一瞬、探索者たちの視界になにか奇妙なものが映る。 湖の奥深くに大きな何かの影を見た気がした。 だが月明かりだけではその全貌は到底図れず、それが生き物かどうかすらわからない。 ただ不穏な、不愉快な、そんな名状しがたい雰囲気が一瞬流れた。 あれはなんだろうと、探索者たちが思った時には既に影はない。 感じた雰囲気も消え去っていた。 ただただ、何の変哲もない湖がそこにはあるだけだった。 無意識に身体の力が抜け、ようやく貴方たちは全て終わったと悟ることが出来るだろう。 「……だぁ〜〜〜!!つっ………かれたぁ〜〜〜………」 六火は声をあげるとその場でどさりと腰をおろし大きく息を吐いた。 探索者は無事に KPC を助け出し帰ってくることが出来たのだ。 END SAN 値報酬 天川を湖へ落した 1d6 「この場から離れる」ことを選んだ 1d3 ■エンド B(天川の HP を 0 にする) 貴方たちの攻撃は天川に致命的なダメージを与えたらしい。 天川は力なくその場に膝をついた。 それでも天川は貴方に向かって手を伸ばそうとする。 ゆっくりと口を動かして何かを話そうとするがそれは音になることはない。 そのまま天川の身体は地面へと倒れ込み、動かなくなった。 貴方たちは奇妙な気配を感じた。それは湖の方だ。 視線を向けると湖の底に大きな何か影を見た気がした。 だがそれは瞬きをする間になくなってしまう。 すると探索者たちが感じた気配も消え、ただただ、何の変哲もない湖がそこにはあるだけだった。 無意識に身体の力が抜け、ようやく貴方たちは全て終わったと悟ることが出来るだろう。 「……だぁ〜〜〜!!つっ………かれたぁ〜〜〜………」 六火は声をあげるとその場でどさりと腰をおろし大きく息を吐いた。 探索者は無事に KPC を助け出し帰ってくることが出来たのだ。 END SAN 値報酬 天川を倒した 1d5 「この場から離れる」ことを選んだ 1d3 、
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