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＜会得呪文＞ ≪復活≫MP3と正気度1d10の喪失。一度唱えれば死した人を『本質的な塩と化合物(塩)』に変えることが出来、『塩』に対して更にもう一度唱えることで死者を『復活』させることが出来る。一度分解さえすれば腐った死体からでも『復活』が可能だが、元々の死体が不完全(直接土葬されていて一部が存在しない等)であれば『復活』後、足りない部分の皺寄せで皮膚が消えるなどする。 この呪文で『復活』した人は逆に≪復活≫の呪文を唱えられると『塩』に戻ってしまう為、厳密に言えば生前の姿と記憶を持つ怪物である。また、飢えも渇きもするものの餓死することはない身体になる。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＜会得AF＞ ＊鈍く輝く指輪 POW+3 ＊天秤のバッジ 天秤のかかれたバッジ。銀色で二センチほどの小さなもの。身に付けている場合、一度だけHPオーバーのダメージを食らったときにMP1d8＋2を消費してオーバー分のダメージを軽減できる。簡単にいうとオーバーキルされてもヒットポイントが1だけ残る。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 上記の≪復活≫の呪文にて『復活』済。餓死することはない。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ぎょうてん じゅうざ。 略してぎょうざ。 盲信的な程に愛している女性(英 佳澄)がいる。自分の命は勿論優先するが、その女性第一。公私の弁えはしている(筈)。 基本的には紳士。ヤンデレの気と変態の気が入っているのはご愛嬌。 昔に左腕を足長蜂に刺された事があり、その時に治療を担当してくれた医師に興味を持ち、何やかんやあり(後述)惚れる。ありとあらゆる手段を使い、機会を窺い続けた後に知り合うことに成功。虫はトラウマレベルで苦手になった。 出来るだけ肌の露出は避けた上に、日焼けには気を遣っている。 アルビノ故の弱視を眼鏡で補っている。が、弱視は弱視。元目星初期値探偵の出来上がりである。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ アルビノであることが原因だったのか、将又別の理由でか。幼い頃から気味悪がられたり避けられたりと、酷い時には虐めを受けることもあった。 故に両親が過保護になり、その愛情は歪んだ方向へと向かう。彼を守る為にと監視から始まり下手な暗躍まで…余計に孤立を極めた彼は愛情の何たるか、本来在るべき姿を取り違えた儘現在に至る。 彼にとって愛情とは“可哀想な境遇に在るもの”を慈しむ気持ちである。愛情表現とはそれ即ち、世間一般的にはSTKとされる行動なのである。 成人し両親の呪縛も緩んだある日、不運なことに彼は足長蜂に刺されてしまう。向かった病院の医師は容姿を原因に避けるなどはせず、きちんと仕事を熟した。 極々当たり前のことではあるが、彼にとってはそれすら驚愕に値するものであったのだ。その医師へと興味を持ち、それから其処を掛かり付けの病院とした彼は成人男性として日々を過ごす内、容姿など関係なく接してくれる人が居ることを知る。 己の世界を広げる切っ掛けをくれた医師への感謝の念は日に日に増していく。 そんな或る日、ふとした理由から病院へと向かうと其処に彼女の姿はなかった。話を聞くには顔の半分に大火傷を負ったのだという。それも他人からの悪意ある行為が原因で。 憤る反面、彼は歓喜すら覚えた。 彼女を愛することが出来る、彼女は正に今“可哀想な境遇に在るもの”ではないか。込み上がる興奮を抑え切れぬ儘、彼は思案する。 愛しい彼女を護る為に何が出来るだろうか。それは勿論…愛することだろう、と。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 彼は飽くまで可哀想なものに対する同情…愛を持っているだけである。 人並み(以上)の独占欲を覚えることがあれど、相手が持つ“愛”の向く先に嫉妬することがあれど、本質的な所では彼女からの愛の見返りを求めてなどはいない。 人は愛には貪欲であり此れの見返りに対して厳格である。反面、同情には寛容であり見返りを求めることなど少ないのだ。

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