タグ： ガーデンオーダー 感覚強化

"闇の中に暗く煌めく赤い瞳。その片眼に魅入られてはいけない。魔弾を避けられる者などありはしないのだから" コールサイン：イビルバラージ(Evil Barrage) 元のコールサイン：インパルス ギザ歯に下三白眼で、オッドアイ(右目の虹彩がスペックカラーの赤で、十字に裂けるような瞳孔をもつ。左目の虹彩は黒)。ロングの黒髪が妖しくふわっと広がる。 めっちゃ言葉遣い悪くてすぐ「ハ？ ブッ殺すぞ？」とか言っちゃう火薬庫みたいなガンスリンガーガール。 トリガーハッピーで血の気が多い。気に食わない輩には割とマジで発砲するので、ガーデンの問題児とされているとかいないとか。 神撃のバハムートのオーキスオルタ・ツヴァイがキャラデザ的にいい感じ。あとワートリの影浦も性差こそあれ外見、性格的に非常に近い感じ。 ・栞の過去など。 栞は後天的なオーダーであった。ごくありふれた活発な少女だった栞だが、13歳になる年の冬、学校の授業中に能力が発現し、圧倒的な感覚の波に押しつぶされ半ば廃人のようになった。また、能力の発現時に右目も変質し、その状況をクラスメート達に見られてしまったことから、栞の家は以降毎日『化物の娘の家』と誹謗中傷の目に晒された。当時相次いだネフィリム事件のためオーダーとネフィリムを混同するものも少なくなかったことがそれに拍車をかけていた。 さらにGARDENもそのネフィリム事件への対応で手一杯であり、栞のことを察知し保護するまでに2ヶ月ほどの時間を要してしまった。その間栞は常に締め切って暗所にした自室に篭り、鋭くなった感覚とそこに投げかけられる無数の悪意に必死に耐え続けていた。 さらに悪いことに、栞の両親もオーダーに対しての理解のない人間であった。栞の両親は能力が発現し部屋にこもり続ける栞を気味悪がり、最低限の食事を部屋に差し入れるのみであった。(栞にとっては感覚を刺激されない分まだよかったのかもしれないが) ーー後に栞は母校の卒業式へ乗り込み、唖然とする一同を前に壇上で語った。 この右目は、いつでも、いつまでもお前たちを見ている。ずっと、ずっと、地獄の底からお前たちを狙っているぞと。 GARDENに保護された栞は、以降現在までGARDEN施設内で生活することとなった。栞はそれまでの身辺の環境を一切失い、GARDENの中でオーダーの力を制御する訓練を受けて過ごした。ある程度自身の能力を制御できるようになった栞はある時、オーダーとしての戦闘の適正を見るため武器の扱いの訓練に参加した。栞が訓練の一環で手渡された銃の引き金を引いた瞬間、世界が弾けた。火薬の炸裂する衝撃と音、そして匂い。それらがすっと栞にまとわり続けていた感覚のノイズを全て吹き飛ばし、直後栞は一瞬、実に一瞬だけ、静寂を感じた。思わず栞は涙を流していた。そして2発、3発と噛みしめるように発砲した。訓練教官の静止も意に介さず、取り押さえられ銃を取り上げられるまで発砲し続けた。 栞は自身の扱う武器を銃に決めた。 そして現在、栞は乱射癖のある問題児とされながらも、GARDENのオーダーとして任務に就いている。 暗闇の中照準器を覗くその目が果たして見つめているものは何か。敵か、過去か、それとも。 ・コールサインが変わった話 インパルスちゃんはトリガーハッピーでラリってるので、「めっちゃ反射神経いいガンスリンガーっぽくない？？？かっこよくない？？？」ってインパルスを名乗り始めたけど、「インパルスって身体強化なの？」ってツッコまれてキレて暴れて以降、インパルス名乗るのやめました。 なので最初のうどんGMのセッションの時は確かにインパルスでした。やめました。もっとかっこいいのを日々考え中です。 インパルスをやめてからは、GARDEN内でも栞を嫌う人から蔑称として呼ばれている"イビルバラージ(乱射する悪魔) "をそのまま通り名として使っている。GARDEN職員のその蔑視や敵意を栞は非常に忌み嫌うが、その呼び名自体は満更でもなく気に入っているようで、他にいいコールサインを思いつくまではこれでいいや、と思っている。 ・雨宮 六花について オーダーの人権を無視した非道な実験を行なっていた研究所を、軍主導で制圧した際に知り合った。 栞はGARDENからの支援オーダーとして、立花の姉、八重とバディを組み、ともに軍の突入班の援護に当たっていた。八重はその研究所に立花が囚われていて、そこに軍が突入を行うと知ると、無理を押してGARDENより軍へのオーダー支援という形をもぎ取った。栞はそれに付き合わされる形になったが、派手に暴れられそうだったので乗った。この軍事任務は同時多発的に行われ、栞が突入したのとは別の拠点では、深雪の部隊が朱雀含む幾人かを奪還、施設を制圧している。 施設の防衛隊の激しい抵抗を退け、辛くも施設を制圧し、立花の奪還にも成功した。残るは撤退のみと安堵した瞬間、敵オーダーの不意打ちを受け八重は重傷を負った。八重は栞に立花を預け、栞は立花を連れて撤退。八重は囚われの身となり、最早生死もわからぬ状態となった。 姉を取り戻すことを誓う立花は、しかしオーダーではなかった。自分を助けてくれた姉を今度は自分が助けるのだと、涙を流し掌を血が滲むほど握りしめる立花を、悔しさか妬ましさか、栞は苦々しげに眺めていた。

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