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秋次クジラ(あきなみ ー) 【性格】 よく言えば穏やか、悪く言えば間抜け。それなりに好青年だが、マイペース過ぎる一面がある。 妹好き、延いては子ども好きが祟って常人には理解しづらい思考回路と行動原理を持つ。 裏表のない人物や、純真な人物からは好かれやすい反面、堅物な人物や、偏屈な人物からは嫌われやすい。 ポジティブかつ滅多に怒ることもないが、両親の死に様は相応に衝撃であり、身内の敵には一切容赦しない潜在的サイコパス。 【経歴】 5才の時、当時1才だった妹と両親の四人で出掛けた際、乗っていた乗用車が信号無視をした大型トラックと衝突。目の前で前方座席にいた母親と父親がハンバーグになる瞬間を目撃してしまう。 炎上し始める車内から、ベビーシートに座っていた妹を抱えて、千切れ飛んできた母親のイヤリングを片耳ごとポケットに仕舞い、脱出。居合わせた他の運転手たちに保護され病院へと搬送される。 「お父さんから貰ったって、お母さんが大切にしていたイヤリング。帰ってきたら返すんだ。」 一ヶ月病院でメンタルケアなどを受けた結果、軽度の偏執傾向アリと診断され、退院。 叔母に後見人となって貰うも、養育できる環境ではなく一度は妹と共に施設へ入る。 が、一件目の施設は劣悪な環境であり、妹を危険に曝されたことで激怒。 叔母の協力によってその施設は解体、二件目の施設である「瓜子瓜孤児院」には自分一人が入院。 その際、イヤリングの左耳用を自分が、右耳用を妹が持つように分けた。 徐々に施設に馴染むも、それに比例して妹への溺愛度が高くなり、現在孤児院の手伝いをしながら大学に通っている。 【技能】 殆どのものが孤児院で過ごす内に身に付いたものであり、鍵開けは一つ目の施設を解体するために、驚異的なスピードで習得したもの。 大学では生物学を専攻しており、精神分析はそこで学んだ部分と、入院経験から学んだ部分がある。 コンピューターは妹とテレビ電話したり、院で開催している人形劇のシアター部分を編集するために学んだもの。 【関係】 妹と叔母とはよく顔を合わせており、関係は良好。一月に一度は一緒に食事をしている。 院の人間とも分け隔てなく接しているので、院のお兄さんポジションは堅い。 大学では広く浅い付き合いの知人が多い。残念な教授に色々手伝わされている。 柴島とは院入りたての頃からお世話になっている用務員。 天野くんとは【最果てのレイル】以来、度々病院にお見舞いへ行っている。 もみじちゃんとは【最果てのレイル】以来、一度見かけたきり。

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