タグ： しらたきさん DX

「この力で大切なものを守れるなら―――私は、どんなに歪な形になっても構わないから。」 ◆◆◆◆◆ ▼経歴 UGN日本支部に所属するオーヴァードのひとり。元は普通の学生で、その容姿や礼儀正しくかつ朗らかな性格から多くの人に慕われていた。 FHエージェントある樋浦彼方の起こしたレネゲイドテロ事件を切欠にしてオーヴァード能力に覚醒、その後自ら志願しUGNに所属する。 所属はS市支部→日本支部本部。元より備わった格闘センスや経験、意思の強さを見込まれ、当時の支部長推薦の下本部所属に昇進した。 現在では持ち前のフットワークの軽さや行動力を活かして各地へ赴き任務にあたる一方で、 日本支部のチルドレン内ではその実力や包容力から信頼を得て、ある種の保護者のような立場となっている。 家族構成は両親と、身体の弱い妹が一人。特に妹の事は目に入れても痛く無いほどに溺愛しており、以前まではメール等でやりとりをしていた。 非日常の世界の住人となった現在では、諸事情により家族と会う事は叶わなくなってしまったが、いつか成すべき事を成した後で会いに行く事を心待ちにしている。 ▼人物 青みがかった長い銀髪に碧眼と、一際目を引く容姿をしている。心優しく温厚な性格で、UGN内外問わず彼女を慕う人物は多い。 柔和で淑やかな人物かと思いきや、根は表裏が無く感情豊かで直情的。よく怒ってよく泣き、よく笑う。 可憐な外見の裏に秘められた並外れた戦闘能力も、彼女の特徴の一つといえるだろう。 幼少期から格闘術を習っており、オーヴァード能力を抜きにしても、並外れた膂力と卓越した格闘センスを誇る。 面倒見の良さや責任感の強さからリーダー向きの気質で、日本支部のチルドレンにとっては保護者のような存在。 幼い頃から身体の弱い妹の世話をしてきた経験からか、自分より小さい（と判断した）子供に対しては愛情と庇護欲を持って献身的に接しようとする。彼女の経験を聞くとこの行為は美談ではあるかもしれないが、本人は加減や遠慮を知らないという所が玉に瑕か・・・ ▼能力 キュマイラのピュアブリード。 元から培われてきた類稀なる格闘センスに加え、キュマイラのお家芸たる身体強化、更に完全獣化で得た頑強な竜鱗を併せた肉弾戦が得意。 特に1対1、正面きっての殴り合いではエースエージェントにも引けを取らない実力を発揮する。 全身を装甲で覆いつつ敵に突っ込んで行く様は、さながら重戦車を思わせる程───、最も、その強度は本物より数段上ではあるが。 ▼エフェクト 《完全獣化》《剛身獣化》《破壊の爪》《竜麟》 獣の姿になった際は、体に白銀の鱗が、側頭部からは流線型の角が生え、さながら龍を思わせる姿になる。 頑強な鱗は防御の役割を果たすと同時に、手足を覆えば肉弾戦の強力な武器になるだろう。 《神獣撃》 竜麟で覆った手足を駆使した肉弾戦による連撃。硬質な鱗を纏った四肢による連撃は尋常で無い威力を誇る。 止めの際には体を覆う鱗が砕け、一部獣化が解除される。 《獣王の献身》 彼女の最も得意とするのは攻撃ではなく、その頑強な鱗による守りの戦いにある。 上記の変貌は彼女の「誰かを守る」という意思が色濃く反映されており、如何なる苛烈な攻撃にすら耐えうる盾を生み出す。 行き過ぎた献身により齎されるその頑強さと精神力から、”不壊の銀麟”というコードネームを与えられた。 ▼衝動 彼女の抱える衝動は「自傷」。 格闘技で鍛え上げられたとはいえ華奢な女性の肉体である為か、オーヴァード化によって引き出される力に体がついて行かない事がある。 堅牢な鱗は攻撃を弾き返す鎧であると同時に、自らの体を傷付ける刃にすらなり得るのだ。 ▼Ｄロイス No.62.守護者（ガーディアン）。 行き過ぎた献身の極地。あらゆる攻撃を跳ね除ける竜の鱗と、誰も傷つけさせないという強い決意の表れ。 いかなる悪意も攻撃もただその身一つに引き受け、それを正面から打ち破る姿は、まさしく守護者の名を冠するに相応しい。

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